
2024年6月から9月にかけて、対象の期間に対象のオンラインサロンへご入会いただいた方の中から抽選で総勢60名様にDMMポイント5,000ptをプレゼントするという「サマーポイントキャンペーン」。絵を通じて人にストーリーを伝える楽しさを体験できる「VST酒場」は、このキャンペーンを利用してサロン入会者数の増加に成功しました。
▼「VST酒場」を知りたい人はこちらの記事をご覧ください!
サロンオーナーの砂糖ふくろうさんに、キャンペーンを利用したきっかけや入会者を増やすために意識したこと、キャンペーンを実施しての感想を伺いました。
※キャンペーンは終了しています
「VST酒場」を知ってもらう起爆剤として活用
ーーサマーポイントキャンペーンを活用しようと思ったきっかけを教えてください。
「VST酒場」は設立当初から、オンラインサロンのコンテンツを知ってもらうためにSNS投稿などでさまざまな投稿をしていました。一方、サロンのコンテンツが充実するにつれて、私たちの発信だけではサロンのすべてを知ってもらうことは難しいと思ったんです。
徐々にサロンの入会数も落ち着き始めた頃、オンラインサロンの運営メンバーと「何か新しい企画をしたいね」と話していたんです。そこで出されたアイディアが、「『VST酒場』のコンテンツを期間限定で30日間無料疑似体験ができるキャンペーンをしたい」というものでした。
どのタイミングで始めようかを考えていたとき、DMMオンラインサロンのサマーポイントキャンペーンのことを知って。これを活用しよう!ということになったんです。
ーー集客の「起爆剤」にしようと2つのキャンペーンを掛け合わせたのですね。
それと、サマーポイントキャンペーンによる集客効果が、自分たちの発信活動に比べてどれくらい違うのかを知りたかったというのも、理由のひとつでした。
「VST酒場」は基本的にX(旧Twitter)で一般の方向けのセミナーなどを告知しています。Xでのインプレッションに対して、何%のユーザーがセミナーに参加してくれたのか、毎回数字でチェックしています。
今回、サマーポイントキャンペーンでも同じ流入経路で募集をかけることで、セミナーの申し込み数にどれくらい効果があるかが分かると思ったんです。
ーーなるほど。実際にXでセミナーの告知や募集をするとき、どのような点を意識しましたか?
たくさんの人に来てもらいたいという気持ちはある反面、参加者さんと「VST酒場」とのマッチングがおかしくならないことを一番大切にしました。
「VST酒場」が大切にしているのは、ジェスチャードローイングとVST(ビジュアルストーリーテリング)という2つの手法で「伝わる絵を描く」ことです。単純に「絵を描く人はみんな大歓迎です!」とすると、無料体験やセミナーに来ても「思ったものと違う」という結果になってしまいます。
実際に告知をするときは、できる限りこうしたマッチングのミスが起きないようなバナーや文言を意識しました。
「またやってほしい」新規会員・既存会員両方に大好評だった告知と企画
ーーキャンペーンの間、どのような告知をしたりコンテンツを提供したりしていましたか?
次のような企画を開催しました。
- 無料キャンペーンサイトの立ち上げ
- 6/18〜27まで、砂糖ふくろうさんのXアカウントにて毎日イラストを投稿
- 毎週月曜日のXスペースにてキャンペーンの告知
- 期間中、サロンメンバー限定のオフ会や強化合宿を企画
- サロンメンバーが特別割引されるワークショップを開催
- 新規入会者のためのオリエンテーション開催
- オンラインサロン内ライブの実施と無料キャンペーンの告知
例えば、ジェスチャードローイングを体験するワークショップや強化合宿では、筋トレ的に絵を描く練習をしました。オンラインサロン内ライブでは、私や運営メンバーがさまざまなテーマで話したり、参加者さんがコメントしてくれたことに返答したりしました。
ここに挙げた以外の、サロンのメインコンテンツもいろいろと提供しています。例えば終末医療などの経験を持つ運営スタッフが、絵を描く以前の物事の捉え方や考え方など、メンタルを整理できるラジオを月1回配信しています。また、オンライン会議ツールのzoomで出入り自由な「自習室」という部屋では、絵のアイディアやちょっとした悩み事を相談できます。
コンテンツは週2〜3回の頻度で配信・開催していたので、サロンの空気を十分に感じてもらえたと思います。
ーー結果として、参加者さんはキャンペーン期間中、10個以上のコンテンツに触れることができたのですね。
「VST酒場」は少ない時間でもコツコツ継続することで、絵でストーリーを伝える楽しみを伝えていきたいと考えています。そのため、なるべく多くのコンテンツに触れてほしいと思い、30日間の無料体験キャンペーンはサマーポイントキャンペーンよりも期間を少し長めに設定しました。
ーーキャンペーン実施中、参加者さんやサロン会員さんからはどのような声がありましたか?
「いい意味で想像していたのとまったく違った」など、体験できてよかったという声をたくさんいただきました。無料体験キャンペーン後に退会した人も「自分にとってこのサロンはとても大切な場所なので、今やっていることがひと区切りしたら必ず再入会します」と言ってもらえたりして。
既存の会員さんも、「ようこそ『VST酒場』へ!」など、積極的に新しい会員さんに声をかけてくれていたのが印象的でした。なかには「『VST酒場』はできることが多くて、新しい会員さんは何をすればいいかわからないだろうから」と言って、入会後のロードマップイラストを作成してくれた人もいたんです。
会員さんからは、「『VST酒場』を誰かに薦めたいと思っても、有料だし何をしているか外からは分からないから、誘いづらかったんです。無料体験キャンペーンがあるとすごく誘いやすくなるので、またやってください!」と言ってもらえました。
ーー無料体験キャンペーンの活用は、会員さんにも大好評だったのですね。
大事なのは入念な事前準備!
ーー実際にサマーポイントキャンペーンを利用した感想を聞かせてください。
先ほども話したように、新しく入った会員さんや既存会員さんからたくさんのポジティブな感想をいただきました。
それと、数字の面でも大きな成果が得られました。今回私たちが集計していたのは入会者数ではなく入会アンケートなんですが、今回のキャンペーン期間中に入会した方のうち約150名がアンケートに回答してくれたんです。そのうち73名はキャンペーン経由での入会でした。
↓アンケート内容
昨年の、キャンペーンを実施していない4月中旬から5月の入会数は18名程度だったので、キャンペーンの成果を感じました。
ーーものすごい集客効果を発揮したのですね。
それと、キャンペーン実施では事前準備が何より大事だと思いました。キャンペーン期間中、Xを中心にさまざまな告知を行ったり、目玉となる企画を用意したりと地道な準備を薦めました。
今年の年末年始にもDMMの年末年始ポイント大還元祭と合わせて30日間の無料体験キャンペーンをやったのですが、告知や企画があまりできなかったんです。結果、思うような集客にはつながりませんでした。
それ以外にも、過去のキャンペーンと比較すると面白い結果が得られました。私たちはこれまで、無料体験キャンペーン以外にも有料セミナーの割引キャンペーンなど無料・有料のキャンペーンを両方実施しています 。すると、結果として入会者の割合はほぼ変わらなかったんです。
ーー入会無料よりも、オンラインサロンの魅力をしっかり伝えられるかどうかが大切なのですね。
もしも今後、入会者を増やすためのキャンペーンを実施したいサロンオーナーさんがいれば、DMMのキャンペーンと合わせて告知や企画をしっかり練ることをおすすめします。私たちも今回の反省を活かして、多くの人に「VST酒場」を知ってもらう企画づくりに力を入れて、キャンペーンを展開しようと思います!