ゼネコンを辞め、なぜスピリチュアルの世界へ行ったのか
まずは先生の自己紹介からイベントがスタート。
暁玲華先生は、スピリチュアリスト・古神道研究家・象徴研究家・風水プロデューサーなど様々な肩書をもち、その経験から多数メディアに出演・執筆をしている方。神主の資格をもち、神社を中心に日本全国のパワースポット情報を広めている先生です。
大学では建築学科で学び、その後ゼネコンで都市計画の仕事をしていたという異色の経歴の持ち主である暁先生。果たしてどのようなきっかけでスピリチュアルの道に進むことになったのでしょうか。
暁玲華(以下、暁)「もともと学生の頃から、何百年も何千年も残るような遺跡に対してとても興味がありました。その建築物が、なぜそこに建っていて、どうしてそれだけ長く存在し続けているのか、そういった謎を解明したいと思っていました。
学生のときにピラミッド等の宗教建築に興味を持ち、特にピラミッドに対しては、社会人になってからもずっと心惹かれていました。ただ、エジプトにしょっちゅう行く時間もお金もありません。ピラミッドくらい自分の魂を揺さぶるものを、どこかもっと近いところで見つけたいと思っていたのですね。
そんな最中のことです。ある日、夢の中にピラミッドが現れ、その前で巫女さんが3人舞っていたのです。そして「剣山に行け」という言葉が聞こえてきました。そのときの直感ではありますが、翌週実際に剣山に行ってみたのです。」
暁「その剣山に訪れたのをきっかけに神社巡りが始まりました。正直それまではあまり神社に対しての興味はなかったのですが、実際に行ってみると鳥居を見るだけでもゾクゾクする瞬間があり、次第にこの魂の奥底から感動する秘密を知りたいと思うようになってきたのですね。
それがちょうど27歳のときです。先に結論を言ってしまうと、このゾクゾク感の理由は神社のパワーの源でもある“魂の神社”の秘密によるものでした。」
ひと本来の力を引き出す“魂の神社”
今回のテーマである“魂の神社”、これはどういう神社なのでしょうか。
暁「魂の神社とは、人は生まれて1歳までの間に4つの神社の魂がつく、という古神道の思想に基づくものです。魂は中心の魂である直霊の他に、荒御魂、幸御魂、和御魂、奇御魂の4種類があり、この魂が開かれて輝くことで直霊をサポートし、その人本来の力が発揮されます。
ただし、この魂が全て開かれて活用している、つまり持っている力の限界まで利用していきている人はほとんどいません。そこで、自分についている魂の神社に行き、魂を揺り動かして活性化させるのです。これにより力が目覚め、エネルギーが充電されるような現象が起きます。」
でも、どうしたら自分の魂の神社を知ることができるのでしょうか。
暁「自分の魂の神社を知るために必要なのは、とにかく気を感じてみることです。神社に訪れたときの自分の感覚で判断しましょう。」
ちなみに魂の種類によって、神社へ訪れた時の感じ方が変わってくるそうですので、4種類の魂の特徴を並べておきます。神社へ行く時には、自分の魂を意識して感じてみましょう。
【魂の種類と特徴】
荒御魂(あらみたま):勇気を出す力。力強さを感じるところ。体の感覚としては、手や腕のエネルギーと感応する。
幸御霊(さきみたま):幸せになろうとする力(結婚など)。あたたかくて華やかな気持ちになるところ。心のエネルギーと感応する。
和御魂(にぎみたま):他人と仲良くする力。懐かしいなあと和む気持ちになるところ。丹田のエネルギーと感応する。
奇御魂(くしみたま):奇跡をおこす力。インスピレーションが起こるところ。知恵や霊感など頭のエネルギーと感応する。
でも、そういう気配に鈍感なひともいますよね。そんなひとに向けて先生が「魂の神社の可能性が高い条件」を教えてくれました。
・初めて訪れたのに、初めてではない感覚がある
・先祖が関係している
・訪れたときに木が不自然に揺れ、鳥が集まってくるなど超常現象がある
・感動して涙が出てくる
・案内されていないのに、奥宮や摂社の位置がわかり、観光客がいかない大事な場所に行くことができた
…など。
先生曰く、その神社が好きだと感じたら、何度も通い続けなさいとのこと。直感が鋭くなっていくそうですよ。そして、魂の神社での確かめ方にも作法があります。先生にみせていただくことに。
本殿または最も力を感じる場所に行き、神様に背を向けて、手をあげ、背中に気をいれてみます。その後頭が冴えたりやる気が出てきたりするなどの現象がおこれば、魂の神社である可能性は70%以上なのだとか。
魂の神社を教えてもらえるのは、オフ会だけの体験!
最後は、先生に直接魂の神社をひとつ見てもらえることに。それまで先生のお話に真剣に耳を傾けていた参加者の方々も「待ってました!」と言わんばかりの表情。一人ずつ先生の前に座って、名前と生年月日、出生地を書いて見てもらいます。
じっと名前が書かれた紙を見て、一人ずつ魂の神社を伝える先生。紙を見る先生の目がしきりに激しく動いていたのが、人の動きとして初めて見る光景だったので少しびっくり…。
魂の神社を伝えられた参加者の方々は「そこ、弟が住んでいます」や「ちょうどツアーに行こうと思っていたんです」など、関連のある神社を言い当てていました。
春のおでかけにおすすめ!パワースポット3選
今回は特別に、オススメのパワースポットについても教えてもらっちゃいました。
ちなみに春の時期は芽が伸びてきて新緑に勢いのある時期。運気は自然の生命力と連動しているので、普段の時期よりも運気アップの伸び率が3倍以上だそう。新緑の中で爽快な気分を楽しみ、運気も伸ばしちゃいましょう!
長崎県 壱岐島
神社発祥の地として知られていて、島内に神社が100ヶ所以上もあります。古墳、遺跡も数多く残され、亀の甲羅で占う太占など巫術の跡も見ることができます。神社の歴史を知る上でも参考になること間違いなしです。
韓国 済州島
日本の島にはないスケールの火山島で、巨大な岩や大自然を体験することができます。ホテルも充実しているのでリゾートに最適です。直接海に落ちる滝(正房瀑布)や8キロ続く世界遺産の洞窟(万丈窟)など、パワースポット満載の島です。世界遺産の巨大岩山の城山日出峰の頂上から見る日の出は最高に元気になるパワーをいただけます。
日光 鬼怒川温泉巡り
日光の鬼怒川を巡るだけで、鬼怒川温泉、日光湯元、川俣温泉、湯西川温泉、川治温泉、と異なる種の温泉を巡ることができます。関東から近く行きやすいところもおすすめ。滝や神社などのパワースポットもたくさんあって充実しています。仕事の疲れをとりたい人に勧めたいパワースポットです。
いずれも、パワーをもらえそうですね!春の行楽シーズンにでかけてみてはいかがでしょうか。
今回のオフ会参加者の中には、過去、暁先生のセミナーに参加したリピーターの方もいました。凛としながらも、優しく丁寧に説明してくれる先生をみていると、確かにファンになっちゃう気持ちもわかります。
今回のレポートで“魂の神社”に興味をお持ちになった方は、オンラインサロンに入って先生とコミュニケーションを取ってみるのも楽しいですよ!