皆さんこんにちは、ユーリャブリンチクです。
ロシアのウラジオストクから来ました。今は日本でデザイナー・イラストレーターをしています。
Profile
2007年 ウラジオストク国立経済サービス大学 環境デザイン科卒業。
同年よりロシア、ウラジオストクにてイラストレーター、デザイナーとしての活動を開始。
オリジナル製品を日本、アメリカ、ロシアの三ヶ国に向けて販売。
現在は活動の拠点を日本に置き、ライセンスエージェントIP4株式会社サポートの元、ライセンスビジネスの展開中。
ロシア伝統文化【グジェリ】を用いたイラストは、美しく深味のある群青色をベースとしている。
またイラストレーターとしての活動のみに留まらず、Youtubeチャンネルやオンラインサロン運営の他、スプートニク国際放送専属ブロガーとして日露交流を深める活動も行う。
公式サイト:http://www.blinchik.jp/
もうすぐクリスマスですね・・・! 今日はロシア人である私から、皆さんにロシアのことをもっと知って頂けたらということで、「日本とロシアのクリスマス比較」をお届けしたいと思います!
日本のクリスマス
日本ではクリスマスは12月24日と25日ですね。この日は基本的に恋人達の日というイメージがあります。カップルでどこかに出かけたり、レストランで食事をしたりプレゼントを交換したりしますね。
そして街中に綺麗なイルミネーションが飾り付けられ、人々をロマンティックな気分にさせてくれます。
私は日本に来た際、このような点にすごく驚きました。
ロシアとは全く異なる文化です。日本のクリスマスという日が持つ雰囲気に圧倒されました。日本中どの場所もキラキラと輝いているイメージがあり、クリスマスという日に心が踊るような感覚を覚えました。
街に出かけ、イルミネーションを眺め、ショッピングをして美味しい食事を楽しむという日本人にとっては当たり前の経験が、以前の私にはありませんでした。
日本で過ごすクリスマスは、私にとってとても印象深いものとなりました。
ロシアのクリスマス
知っていましたか? ロシアのクリスマスは1月7日です。日本から約二週間遅れのクリスマスですね。こちらではロシア正教で使われているユリウス暦が採用されているため、このようになります。
またロシアでは、クリスマスに恋人達の日というイメージはありません。家族で小さな食事会をするくらいですね。
飾られるロシアのクリスマスツリー、ヨールカ(小さなモミの木)は形状こそ日本と似ていますが、実際は新年を祝うツリーであって、クリスマスを祝うものではありません。
なので、そこには「メリークリスマス」ではなく、「新年おめでとう」の文字が書かれています。
その代わり、12月31日の大晦日にジェトマロース(厳寒のおじいさん)というサンタクロースがスネグラーチカ(雪娘)という少女を連れてやってきます。
彼らはトナカイに乗るのではなく、白馬と共にやってきます。そして子供たちに素敵なプレゼントをしてくれます。このあたりは日本と似ていますね。
ロシアでは子供たちにとって、この日が特別な日なのです。
もちろん大晦日も家族で過ごすのが一般的です。ロシア人にとってのクリスマスは特別なものではありませんが、代わりに年末年始に日本と同様のイベントが存在しています。
いかがでしたでしょうか?
日本とロシア、双方異なるクリスマスの過ごし方をご説明させていただきました。私のオンラインサロンでは、皆さんにもっともっとロシアを知っていただくために、皆さんとコミュニケーションが取れる場を用意しています。
最後に、私のオリジナルイラストでお別れしましょう!
少しでも興味を持ってくれた方は、是非私のオンラインサロンに遊びに来てくださいね♡