少子高齢化が進む日本で、若い世代ほど結婚に消極的というニュースがたくさん流れています。しかしその中には、「結婚したいのにいい出会いがない」「気になる人とうまくいかない」と、婚活に失敗して結婚を諦めてしまう人も少なくありません。
そんな現状を変えたい!と、これまで何百組もの男女の結婚のサポート、何千件ものカウンセリングをしてきたムーさん、ミーさんがオンラインサロン【「結婚デキるにカエる」自分を変えてスピード婚活!楽楽ラクラク人生!」】をスタートさせます。
インタビューでは、最近の婚活に潜む問題点をうかがいつつ、その状況を突破するために2人がどのような活動をするのかを伺いました。
銀座で1億円プレイヤーとしてCHANEL、GUCCIグループ本店に勤務。LOUISVUITTONグループ全国店舗統括総責任者就任中、全店舗売上150%の売上拡大を実現。常に自ら現場を把握し、初対面の男女から気持ちよくYES!OK!をいただくクロージング方法を教育、伝授。両親の介護を経験し、結婚の重要性を痛感。その後当時のCEOと再婚する。2012年ラックヒルズ株式会社を立ち上げ、結婚相談室ゆかり縁を全国に運営。仲人歴12年。連続成婚率優秀賞、入会成長賞、IBJAWARD受賞仲人。
【著書】
モテる販売員になって銀座で1億円売っていました
婚活・ビジネス「選ばれる人」になる秘訣
【TV出演】
NHK WORLD (日本の婚活事情について)東京駅にて日本の仲人代表出演
TBSウェディングベル(結婚相手を探す番組)人気No.1男性とカップリング
大学在学中、漫才デビュー、その後テレビ番組の司会、リポーター、TV通販のMCなどタレント活動を経て、2011年、婚活業界に転職。大手結婚相談所3社で経験を積み、仲人歴50年の母親の『結婚ぐらい誰でも出来る!』の信念を継ぎ、二代目仲人 として2017年、パールリング恋婚室を開業。TMS成婚優秀賞、NNR成婚賞受賞。最近は赤い糸が見え始め、仲人は天職かも!中辛アドバイス『婚活ゼミ』 TikTok ライブ配信中!
結婚できない若者急増中?2人が婚活に情熱を注ぐ理由
――ムーさんとミーさんは、以前から婚活に関するご活動をしていたのですか?
ムーさん:
私たちはそれぞれ、結婚相談所の仲人として活動しているんです。ミーさんとは仲人同士が集まるイベントで知り合って以来、さまざまなイベントを開催してきました。
――仲人というと、結婚の仲立ちをしてくれる人ですよね。
ムーさん:
そうです。結婚相談所における仲人というのは、将来のパートナーを探している人が、お見合いや交際を重ねて結婚にいたるまでをサポートする存在を指します。いわば「婚活カウンセラー」的な存在です。
私もミーさんも、結婚相談業界に10年以上携わり、すでに何百組ものカップルを結婚に導いてきました。その中で幾多の”婚活の成功と失敗”、”結婚デキた人と結婚デキない人”を見てきました。
――まさに婚活のプロフェッショナル的存在なのですね! そんな2人はなぜ今回、一緒に婚活サロンを始めようと思ったのですか?
ムーさん:
若い世代の方々の婚活事情に、危機感を覚えたからです。今年2月、厚生労働省が2023年の出生数が過去最低の約76万人だったと発表しました。
私はもともと、「婚活✕ビジネス」という2つの軸でサロンを運営していました。でもこの数字を見て「なんとかしないと!」と思い、婚活に特化したオンラインサロンにリニューアルしようと思ったんです。
2023年出生数、過去最少75.8万人 人口は初の80万人超減 – 日本経済新聞
ミーさん:
結婚以前の問題で、Z世代の約半数が「一度も交際経験がない」なんて調査結果もあるくらいなんです。20代の約6割は「子どもを持つ必要はない」とも答えているくらい。調べれば調べるほど、日本の婚活事情は深刻だと思います。
Z世代の約半数が「一度も交際経験がない」…“人生に必ずしも必要ではない”恋愛・結婚観のホンネ
――確かに衝撃的な数字ですね……。ただ、こうした数字は「恋愛しなくてもいい」「結婚しなくてもいい」という価値観の変化なのではないでしょうか?
ミーさん:
そういう側面もあるのは事実です。でも、実際にはZ世代のなかにもパートナーがほしい、子どもがほしいという人はたくさんいます。こうした人たちの多くは、交際経験がなく「私は将来結婚できないかもしれない」と諦めてしまっています。
意を決してマッチングアプリに登録しても、心に深い傷を負ってしまうことも少なくありません。体目的の男性に引っかかってつらい経験をする女性がいたり、女性に財布扱いされて大金を失ってしまう男性がいたり。
ムーさん:
実際に、こうした女性・男性からの相談は後を絶ちません。
――経験が浅いせいで、パートナーを見つけたいという想いを諦めてしまうのは、とても悲しいですね。
ミーさん:
マッチングアプリではなく、結婚相談所に相談に来る人もいますが、ここでも交際経験の浅さが裏目に出るシーンがたくさんあるんです。例えば結婚相談所では、マッチングした2人がお見合いをして、「この人ともう少し話してみたい」と思ったら、「仮交際」という期間を設けます。
仮交際では連絡を取ったり会ったりしながら、お互いのことを知っていきます。でも、仮とはいえ「交際」という関係性になったことが嬉しくて、1日に20〜30通と連絡を取ろうとしてしまう人がいるんです。
ムーさん:
相手との距離の縮め方が分からないんですよ。私たちは、そんな交際・結婚に悩んでいる人を手助けしていきたいんです。
話す“間(ま)”を変える。“髪型”を変える。それだけで婚活はうまくいく
――どのようなことをして、サロン会員さんをサポートしていくのですか?
ミーさん:
1カ月ごとにテーマを決めて、いろいろなことを伝えていきたいと思っています。コミュニケーション方法やいい習慣の作り方、性格の変え方……。自分がどう変われば結婚できるのかを、それぞれのテーマを通じて伝えていきたいです。
ムーさん:
例えばコミュニケーションでいうと、私が以前運営していたオンラインサロンで特に効果が高かったのは「話すときの“間(ま)”の変え方」でした。
――間(ま)の変え方?
ムーさん:
特に男性で多いのですが、ものすごくイケメンなのにパートナーができない人は、この“間(ま)”がものすごく悪いんです。特に頭のいい人や職人さんに多いのですが、女性から話しかけられても次に何を話せばいいか分からず、10秒以上沈黙してしまうんです。
他には、ピンポン玉のように会話を繰り返す人もいます。相手に質問を投げかけて、相手が答えたらまた別の質問を投げかけて……。本人は「たくさん相手のことがわかりました!」と喜ぶのですが、相手からすると「すごく話すのに疲れました」となっていることが多いです。
ミーさん:
男性に「会話をしなさい」と伝えると、そうなってしまう人が多いですよね。会話の基本は「話す3:聞く7」のバランスで、いっぱい女性の話を聞くことが大事だと。それを聞いた男性は、ビッチリと質問項目を考えてくるんです。
「得意料理はなんですか」「休日はどう過ごしますか」「どんなテレビ番組を見ますか」
こうやって質問攻めをしちゃうんですね。
――そういう会話を避けるために必要なのが“間(ま)”なのですね。
ムーさん:
例えば、ある板前さんには「あなたは次の話題について考える時間が長い。食べ物について詳しいのだから、“好きな食べ物”について相手をどんどん深堀りしていきなさい」と伝えました。
相手に次々と質問を投げかけるのではなく、食べ物というテーマでどんどん話を掘り下げていくんです。それだけで、女性と会話が弾むようになり、結婚相手も見つかりました。
女性にも同じことを伝えます。ある女性に、「あなたの好きなものについて話しなさい」と伝えたことがあります。その子は紅茶が好きで、福岡から東京でしか売っていないブランドの紅茶を買いに行くほどだったんです。
私も紅茶が好きで、彼女に聞いたお店へ足を運んだし、後日「あなたのおかげでおいしい紅茶に出会えたわ」と連絡しました。こうやって、なにか1つでいいから話題を見つけて深堀りしていくんです。
会話の本質や面白さに気づいた彼女は、その後、お見合いをしても必ずOKの返事をいただくようになり、交際も長く続くようになり、着実に良い流れに変化しています。結婚まで、あと何が足りなくて何が必要か?アドバイスも一人ひとり違います。大変重要である(クロージングトーク)も伝授したいと思っています。
――そこまでガラリと変わるのは面白いです。
ミーさん:
ほんの少し変わるだけで、どんな人も「結婚できる」に変わるんです。例えば、「中学生から前髪を下ろしたことがない」と話していたアラフォーの女性がいました。でも、私は絶対前髪を下げたほうがその子は魅力的になると思ったんです。
たったそれだけの変化で、若返ったように見た目が変わりました。彼女も「私ってかわいいのかも」と思えるようになって、あっという間に交際相手を見つけました。
ムーさん:
私がサポートしていたアラフォー男性は、性格はとても素敵だけれどあまり清潔感がなくて。髪型と服装を清潔にしたらとても素敵になったんですが、なぜかうまくいきませんでした。
どうしてだろう?と考えて、「香り」の力を借りてみようと思ったんですよね。彼の男性的な魅力が上がるようなアロマオイルを使うようにしたら、8歳年下の素敵な女性と結婚していきました。
婚活は一種の修行。個性は大切だけどありのままではダメ。
――どのエピソードも、本当にちょっとした変化で結婚できたことがわかります。
ミーさん:
私たちが大切にしているのは、その人の個性です。就職活動のように、全員に同じ服装・髪型をさせるわけではありません。ただし、個性を大切にはする一方で「ありのままではダメ」と結婚相談所に来た人には伝えています。
ムーさん:
髪がボサボサだったり、ヨレヨレの服を着ていたり、コミュニケーションができなかったり。そういう状態を放置しているから、結婚できないというのは事実ですから。
私たちは一見、結婚に必要なテクニックを教えているように思うかもしれません。ですが、身なりの整え方や円滑なコミュニケーションの方法は、「結婚の継続」にも深く関係しています。
ミーさん:
離婚になる原因のほとんどは、会話がなくなったときです。一番よくないのは、普段から4D(でも、だって、どうせ、だから)などの否定的な言葉を頻繁につかうこと。こんな言葉を毎日聞かされたら、パートナーはとてもつらいでしょう?
だから私は、否定ではなく肯定から話すように口癖を変えなさい、それができるように習慣も変えていきましょうと伝えます。
私たちのオンラインサロンに限らず、婚活ってちょっと修行的な部分があるんですよね(笑)。自分中心に「私を幸せにして!」ではなく、お互いのことを分かり合うことや仲良くなること、喧嘩しても仲直りできるようになる方法を学ぶわけですから。
最初のうちは大変かもしれないけれど、こういう勉強をしたカップルは絶対に離婚しないと私は思います。そういう結婚ができたら、結婚はとても楽しいものなのよということを、オンラインサロンで伝えていきたいです。
――最後に、このオンラインサロンでどのようなことをしていきたいかを教えてください。
ムーさん:
最近、婚活の方向性や自分の気持ちを見失ってしまう「婚活迷子」が増えています。婚活でいい人に巡り会えなかったり、嫌なことを経験したりして精神的に参ってしまう、婚活疲れや婚活鬱になってしまう人も少なくありません。そんな人たちを、1人でも多く救いたいです。
これから、「ムーさんとミーさんのオンラインサロンのおかげで結婚できました!」という人を、たくさん増やしていきたいですね。
「身なりや内面をしっかり磨いて、パートナーと素敵な関係を築ける自分になりましょう」
「そのうえで、結婚相談所やマッチングアプリを通じて素敵な相手を見つけましょう」
【「結婚デキるにカエる」自分を変えてスピード婚活!楽楽ラクラク人生!」】は、この2つを大きな軸に人々の婚活を支えるオンラインサロンなのだと知りました。
結婚したいという思いがあるけれど、諦めかけてしまっている方。
婚活を意識し始めたけれど、何をすればいいかわからない方。
ムーさん・ミーさんというプロフェッショナルの力を借りて、素敵なパートナーを見つける準備をしませんか?