DMM会長亀山と大学教授楠木がビジネスについて語り合う
2016年9月、DMM会長の亀山敬司のオンラインサロン「かめっちラウンジ」では、オフラインイベントとして一橋大学教授の楠木建との対談が行われていた。
亀山と楠木はNewsPicksという経済ニュース共有サービスで、経営専門家として経済ニュースに独自の観点でコメントしている二人だ。日頃からNewsPicks上で亀山の投稿に、楠木が興味を持ちコメントをしていることから、今回の対談は実現した。
楠木は大学教授として経営学の観点から、DMMの事業がなぜ成長するのかを鋭く切り込む。 ニッチでもいいから一番をとること、利益出た分だけ次の事業に投資すること、スピード感を持って事業を立ち上げお客様からフィードバックを得ること。楠木の質問が亀山の経営哲学を浮き彫りにしていく。 亀山は笑いながらDMMの経営について答えていく。
亀山の親しみやすい人柄なのか、対談中でも亀山は本当に楽しそうによく笑う。 対談の最後には参加者から質問が行われ、亀山の経営哲学をさらに深掘りしていった。
[NewsPicks/亀っちの部屋]
ニッチでもいいから一番を取る
「ニッチでもいいから一番を取る」とは対談中の楠木からの経営戦略の質問に対する亀山の発言だ。DMMは1980年代に石川県加賀市で亀山がレンタルビデオ店からスタートし、加賀市でのレンタルビデオのシェアは一番を守り続けた。
1998年にアダルト動画のネット配信事業を開始し、その分野で市場を圧倒し続けて事業が成長していった。「利益出た分だけ、次に投資する」と亀山は言う。
アダルト動画で安定的な収益を上げられるようになった亀山は、そこに留まることなく次々と新しい事業に着手していった。 CMで話題になった英会話やFX、大ヒットゲーム「艦隊これくしょん−艦これ−」のDMM GAMES、最新のものづくりを行うDMM.makeなどなど、ジャンルにとらわれない様々な事業展開をしている。
楠木の「商売の醍醐味とは何か?」という問いに、亀山は「会社を続けていくこと」と答える。様々事業にチャレンジしながらも、堅実な経営をしている亀山の本質が伺える回答だった。
「事業への興味って結局、人への興味」というのは亀山の言葉。面白いことはどんどん人にやらせ、事業を通じて人間そのものを楽しんでいるようにも見える。 新しいアイデアをどんどん取り込んで形にしていく亀山の経営手腕が、ビジネス業界で注目を集めている。
かめっちラウンジの魅力は、オフラインでの対談
オンラインサロン「かめっちラウンジ」では月に一度、亀山と著名人との対談を行っている。
ビジネスの最前線にいる経営者・専門家とDMM会長のゆるくて中身の濃いオフラインでの対談が、「かめっちラウンジ」の最大の魅力だ。 めったに人前に姿を現すことがない亀山に直接会うことでき、亀山の口からビジネスの本質を学べる。
また対談からは、人と事業を心から楽しんでいる、亀山の人柄もうかがい知ることができる。 なお対談動画は「かめっちラウンジ」に入会すればいつでも見られるようになっている。
DMMのビジネスに興味がある人、自ら新しい事業を生み出したい人は、「かめっちラウンジ」に入って、オフライン対談に参加してみてはいかがだろうか?