2018年2月3日(土)、4日(日)と2日間に渡り、六本木の街中を1万人でジャックするホリエモン万博が開催されました。
ホリエモン万博とは、例えていうなら洗練された”大人の文化祭”! 堀江貴文と各界の著名人の対談を中心としてロケット展、ワインフェス、落語、音楽、映画などサブカルイベントを詰め込んだ圧倒的スケールでお送りする2日間の街中フェス!出典: ホリエモン万博
ベルサール六本木コンファレンスセンターをメイン会場に、街中で繰り広げられる大人の文化祭⁉ ということで、各会場をはしごし、どのような盛り上がりを見せたのかレポートします。
HIUメンバーで結成された実行委員会の運営
ホリエモン万博の運営をしているのはHIU(オンラインサロン 堀江貴文イノベーション大学校)のメンバーです。イベント業を生業にしている人は少なく、会社員や学生、主婦など様々なバックグラウンドのメンバーが自己実現や自分自身の可能性を広げるために参加しているとのこと。どこの会場を訪れても、和気あいあいとしていて運営メンバー自身も楽しみながら取り組んでいるのが印象的でした。
開催時期がちょうど節分ということもあり、全会場で節分お化けコスプレをしたスタッフや、豆まき、恵方巻の販売もありました。
超満員の対談。堀江貴文氏×各界の著名人
著書60冊以上や世界を飛び回るホリエモンが見た「ホリエモン世界地図」などの堀江氏の情報がたっぷりと詰まったホリエモン展。その中で開催された西野亮廣氏×箕輪厚介氏×堀江貴文氏の対談は開始30分前から多くの人が集まっていました。
赤鬼と青鬼を引き連れZOZOスーツを着た堀江氏が登場。対談の内容は事前に考えたものではなく、当日の雰囲気で決めるフリートーク。登場するやいなや西野氏も「今日何喋ればいいの?」と。堀江氏は「39時間生放送してるから3時間しか寝てない。ずっと飲んでる。」と、水ではなくハイボールを飲みながらトークがスタート。前日に堀江氏が挑戦したフエルサブルータやR1出場について、球団買収の話など多岐に渡りました。
各界の著名人を呼び37分間単位の怒涛のトークショーでは、2日間で合計14人のゲストと真っ向から話し合い。
ビジネス書ランキングで連続1位に輝いている「お金2.0」の著者でもあるメタップスの佐藤氏と堀江氏の対談では、「お金2.0」の構想は前々から佐藤氏の頭の中にあり、タイミングをみて1ヶ月半で書き上げた。結果として、絶妙なタイミングでの出版となったとのこと。
佐藤氏からの「また株式会社作らないんですか?」との問いに対して、
堀江氏は「給料を社員に払って大きい会社を作る怖さもある。今は逆にオンラインサロンのようなプラットホームがあるから、株式会社の仕組みが時代にそぐわなくなってきたと思う。…昔は個人でお金を集める方法がなかったけど、タイムバンクやバリューが出来て、個人の価値が顕在化されるようになった。オンラインサロンHIUには約2000人の会員がいるから大企業と同じだよね。HIUをきっかけに街や勢力を作りたい」と答えていたのが印象的でした。
ロケットにVRにワインまで多岐に渡る30のコンテンツ
堀江氏がファウンダーとなり、日本国内における民間宇宙開発を目指すために結成された組織「なつのロケット団」の軌跡がわかるロケット展。実機やパネル展示をしていて、ロケットを身近に感じました。宇宙はもう、特別な存在ではないと先陣きって証明するために、民間ロケットの打ち上げに挑戦し続けているそうです。
ゲームで争うe-sportsが日本でも話題になっていますが、ホリエモン万博内でもe-sports大会が開催されました。優勝賞品のレーシック手術無料券をかけて、実況中継も入り、熾烈な戦いが繰り広げられていました。
その隣にではVR/ARフェスを開催しており、VRゲームを楽しむ参加者の姿も。
今までVRゲームに挑戦したことがない筆者でしたが、スタッフさんに誘われて…アダルト向けのVRを試してみることに。視覚、聴覚、触覚とまるで目の前に女性がいるような臨場感に驚きました。これも大人の文化祭ならでは?
体験や展示だけでなくフードフェスも各会場で開催されていました。ビールに日本酒、アイスにスイーツと会場ごとに趣向を凝らした飲食物が並びます。ロケット展の横ではワインフェスが開催されており、会場にはワインの香りが漂っていました。インスタ映えするワインが30種類以上も並んでおり、ワイン片手に皆さん楽しそうに過ごしていました。
HIUに参加することで多動力が養われる
HIUは堀江氏が先生となり、手取り足取りなにかを教えるような受動的な学びの場ではありません。メインのFacebookグループに加え、約30個の分科会グループで構成され、その中でメンバーは自身のやりたい事をカタチにしていきます。今回レポートしたホリエモン万博もその一つ。ビジネスも遊びも、とにかく全力で望むやる気のある人たちが集い、交流し、新しい価値を生み出していく場となっています。
HIUを会社や家庭以外のサードプレイスとして活用し、多動力を身に着けるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。