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プロ作家うっぴー先生とわかつきひかる先生に聞く!「エンタメノベルラボ」でプロ作家になる方法は?

著者名さとう れいこ
プロ作家うっぴー先生とわかつきひかる先生に聞く!「エンタメノベルラボ」でプロ作家になる方法は?

メンバーが続々とプロ作家デビューを果たす「エンタメノベルラボ」!プロ作家から学べる講座や人気作の分析会など、さまざまなコンテンツが用意されています。

プロ作家になるために大切なことは?サロン運営者でライトノベル作家のうっぴー先生と、累計発行部数300万冊越えのプロ作家で、サロンでは講師として参加されているわかつきひかる先生にお話を伺いました。


なろう書籍化作家うっぴー(ライトベル作法研究所)

2004年から『ライトノベル作法研究所』を運営。ライトノベル関連書籍を5冊刊行。クリエイター専門学校「アミューズメントメディア総合学院」特別講師、「ノベルジム大賞」逆セカイ系ノベル賞最終選考委員と幅広く活躍している。DMMオンラインサロン「エンタメノベルラボ」を運営中。



わかつきひかる

2001年ナポレオン大賞受賞。2007年幻冬舎アウトロー大賞特別賞受賞。2011年宝島社日本官能文庫大賞・岩井志麻子賞受賞。

『ニートな彼とキュートな彼女』が2014年に「世にも奇妙な物語」にて映像化。メディアミックス多数。「Myシリーズ」は美少女文庫歴代一位の売り上げを記録し、現在もなお破られていない。ジュブナイルポルノの女王、小説家、ライター、専門学校講師、Vチューバーと多方面で活躍。


わかつきひかる先生の講義が受けられる!「エンタメノベルラボ」 

ーーまずは、オンラインサロンを立ち上げたきっかけを教えてください。

うっぴー先生:小説を書く場合、プロから意見やアドバイスをもらえる場所があれば、もっと早く成長できるのではないかと考え立ち上げたサロンです。

実際、オンラインサロンを始めて5年経ちますが、30名以上がデビューしていますので、効果はかなりあるのではないでしょうか。

 

ーー作家デビューするには、プロの方からアドバイスをいただけることが一番の近道なのでしょうか?

うっぴー先生:自分の作品のどこが悪かったのか、自分で気づくのは相当難しいことだと思います。また、ネット上には創作論がたくさん出ていますが、それを理解しているからといって実践できているかといえば、また違います。

このような状況で、経験豊富で実力のあるプロからアドバイスをいただくことで、自分の実力を早く向上させることができると考えています。

 

ーーちなみに、うっぴー先生が小説を書き始めたきっかけというのは何だったのでしょうか?

うっぴー先生:もとは小説の研究をしていて、自分では書いていませんでした。でも、サロンをするにあたって、自分で小説を書いて自分の理論が正しいことを証明しないと、説得力がないと思ったんです。すぐにデビューできたので、やはり自分の理論は正しいと確信しました。

 

ーーすごい!まさにうっぴー先生の理論が証明されたということですね。実際に、オンラインサロンではどのような活動をされているのでしょうか?

うっぴー先生:わかつき先生をはじめ、プロ作家による小説の書き方講座や、小説を分析して発表し合う会などをしています。

 

ーーわかつき先生の講座が受けられるなんて、すごく豪華ですよね!わかつき先生の講座の内容を教えてください。

わかつき先生:私の講座は基本的なところを丁寧にお伝えしていく内容です。講座中に文章を書いていただき、直接アドバイスをさせていただいています。

DMMオンラインサロンは、メンバーのみなさんとチャットで直接やりとりができるのが良いですね。自宅にいながらも学校で授業を受けるように、ダイレクトに学べる点は、現代ならではだと感じています。

 

ーーわかつき先生から直接アドバイスをいただけるなんて、本当にうらやましいです……!小説の分析会というのはどういった内容なのでしょうか?

うっぴー先生:人気作を読み、内容を分析して発表し合う会です。ノベラボでは、毎月メンバーの誰かが小説を商業出版していますので、実際にその小説を読んで、シーンの意図を考察します。

また、実際に作家に直接質問することで、分析の答え合わせをすることができます。この点がノベラボの強みだと思っています。

ライトノベルやweb小説は、こういった分析をすることで、確実にデビューできる力が身につきます。実際にデビューした作家に直接確認することで、再現性の高いやり方を学ぶことができます。

テクニックで作家デビューできる!

ーー実際にデビューした作品の分析が大事なんですね。小説って感性や文章力の世界だと思っていたのですが違うのでしょうか?

わかつき先生:小説はテクニックだと私は考えています。実際にエンタメノベルラボでは30名の方がデビューしているわけですから、テクニックの重要性を証明していますよね。

実際に私も授業をさせていただく中で、テクニックの大切さを痛感していますし、そのテクニックを体系的に学ぶ場所がエンタメノベルラボだと感じています。

 

ーー実際にどのようなテクニックが必要になるのでしょうか?

わかつき先生:一言ではまとめられないのですが、分析して書いて、フィードバックをもらう、という繰り返しでテクニックが身に付いていきます。

例えば、時代が変われば小説の書き方も変わります。昔は内面も客観も全て描写する神視点が一般的でしたが、今は登場人物の視点で描写する一元視点がメインです。

私の講座では、そういった分析も含め、書き方などのテクニック的なところを指導させていただいています。

うっぴー先生:もちろん、作家にセンスやアイデアも必要な部分です。でも、人気作の分析をしていると、かなり共通点があることがわかります。ライトノベルやweb小説はとくに顕著です。

例えば、小説の冒頭、中盤、ラストの流れ、ウケるキャラクター。これらの共通点を探しながら自分の作品に取り入れていくと、割と早く結果が出ます。

さらに、プラスアイディアがあるといいのですが、アイディアだけで勝負してデビューしてしまうと、その先がなかなか難しいんです。

やはり、再現性のあるテクニックが作家デビューには必要になると考えています。

 

ーー人気作には共通点があるんですね。そう考えると、分析がかなり重要だということがわかりますね。

うっぴー先生:ビジネスでもPDCAサイクルが大切ですよね。小説家も同じで、分析して取り入れ、さらにブラッシュアップしていくといったサイクルを回していかないと、プロでも結果が出なくなっていきます。

デビューしたからといって自分に才能があると思ってあぐらをかいてしまうと、その後結果はでなくなってしまいます。

デビュー後のフォロー体制も万全

ーーデビューしてからも、ずっと学び続けるということですね。

うっぴー先生:わかつき先生も先ほどおっしゃっていたように、時代が変われば流行りも変わっていきます。

新しいテクニックも生まれていきますから、常に勉強しておかないと読者が求める小説は書けません。昔の成功にしがみついていたら、置いていかれてしまいますね。

サロンでも、デビューした後に悩んでいるメンバーが多い印象です。デビューはテクニックがあればできますが、その後、続けていくことが大変ですから。

 

ーーデビュー後も大変なのですね…ちなみにわかつき先生はプロになられて27年の大ベテラン作家さんですが、このような苦しい時期もあったのでしょうか?

わかつき先生:もちろんです。当時、小説家のサークルに入っていたので、悩み事やトラブルの対処法は、先輩作家さんに相談していました。

私…もう言ってしまいますが、デビューするのは簡単です。ちゃんとやることをやっていれば、プロ作家としてデビューできます。

でも、デビューしてからが大変なんですよ。ですから、エンタメノベルラボのようなフォローしてもらえる場所があると安心ですよね。

小説家にとって大事なのは素直さ

ーーオンラインサロンのメンバーは、みなさんプロを目指しているのでしょうか?

うっぴー先生:趣味で小説を楽しんでいるメンバーもいらっしゃいますが、8割方はデビューを目指しているメンバーです。プロデビューしてからも「創作活動には欠かせない場所」といって、ずっと在籍してくれている方もいます。

 

ーー小説を書いたことのない初心者でも入会することはできるのでしょうか?

うっぴー先生:もちろんです。初心者向けの勉強会も開催しています。小説を書いたことがないという初心者には、まず短くてもいいから書いてもらうことが大事だと思っています。長編小説というのは短編小説の集合体のようなものですから、おもしろい短編小説が書けるのなら、おもしろい長編小説も書けるようになります。

 

ーー初心者でも大丈夫なのですね!在籍しているオンラインサロンメンバーはどのような方が多いのでしょうか?

うっぴー先生:実は主婦の方が多いんですよ。今は小説投稿サイトが増えていて、投げ銭や広告収入などで稼ぐことができますから、自宅で子育てをしながらできる物書きは、働き方としても良いと思っています。

トップクラスになると、小説投稿サイトで月に5万以上稼ぐメンバーもいますし、そこからさらに人気になると書籍化されたり、漫画になったりする場合もあります。

 

ーー夢が広がりますね!テクニックがあればデビューするのは簡単とのことですが、小説家にとって一番大切なことは何だとお考えでしょうか?

わかつき先生:素直さと自分の個性を貫く強さだと思います。小説は間違った努力をしても結果はでませんから、素直に他人の意見を聞くことも大切です。

一方で、自分が書きたいもの、それが自分の個性なんだという部分は貫いてほしいですね。私は講師として、個性を尊重しながら、より良い作品を創作するための指導をしていきたいと思っています。

うっぴー先生:私も素直さはかなり大事だと思っています。それに加え、「読者のために書く」という人じゃないと、プロ作家は厳しいかなと思っています。昔はどちらかというと芸術肌タイプの小説家に人気がありましたが、今はエンターテインメント性の高い小説で人を楽しませるのが好きな方が小説家に適していると感じています。

 

ーーなるほど。素直さは何を学ぶ上でも大切ですよね。オンラインサロンの今後の展望を教えてください。

うっぴー先生:ノベラボからデビューする人をもっと増やしたいですね。大ヒット作を出して、さらにノウハウを蓄積したいきたいと思っています。

わかつき先生:ノベラボはデビュー後のフォロー体制もしっかりしていて、すごくバランスの取れたサロンだと感じています。これからも外部講師として、メンバーのみなさんを支えていきたいと思っています。

 

 

「デビューは簡単!」とおっしゃるうっぴー先生とわかつき先生。アイデアや感性で小説を書く、というイメージを持っていた私には衝撃的でした。

素直に学ぶことが大事なのは、何事においても同じ。作家としての道も、基礎から学び、結果を出している作家の経験や知識を吸収することで成長していくのですね。

「エンタメノベルラボ」に入会して、一緒に切磋琢磨していきましょう!ご入会お待ちしています。

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