4月3日に33歳のお誕生日を迎える俳優の前田公輝さん。32歳の1年は、「転職の魔王様」(KTV)や「セクシー田中さん」(NTV)、「アイのない恋人たち」(ABC)といった連続ドラマをはじめ、Hulu「君と世界が終わる日に」やAmazon primeオリジナル「ナックルガール」。そして、ミュージカル「スリル・ミー」と大活躍。新たに前田公輝さんに興味を持った方も多いはず!
今回は、そんな前田公輝さんにインタビュー。この1年を振り返ってもらいつつ、開設から4周年を迎えたDMMオンラインサロンで運営しているofficialファンクラブ「fan-ily」への思いをじっくりとお聞きしました。
前田公輝(まえだ ごうき)
1991年4月3日生まれ。神奈川県出身。1997年、ホリプロ・インプルーブメント・アカデミーに第1期生として入所。2003年から2006年まで「天才てれびくんMAX」(NHK教育)に出演。2022年にNHK「連続テレビ小説 ちむどんどん」で注目を集める。24年1月には初ライブ「前田公輝×桑山哲也 the Band スペシャルLive『DÉFI』」を開催。24年4月からはドラマ「366日」(フジテレビ系)に出演。
新たな自分に気付けたのは32歳の自分のおかげ
――2023年は4月以降、各クールの連ドラに出演。しかも7月期と10月期は同時期に掛け持ちで2本と、かなり忙しい日々だったのではないでしょうか。
“走る”というのはこういうことなんだと体感させてもらった1年でしたね。新しい役の台本をいただいても、その前まで演じていた役を自分の中から抜くタイミングがないというか。でも、すごく充実した1年でもありました。これまでお仕事が振るわない時期もあったからこそ、現場に向かうのが素直に楽しかったですし。
32歳は、本当に最強の1年だったなと思いますね。
なんか面白いんですけど、出演させていただく作品が続いていると”産まなくていい自分”に出会ったりするんですよ。
――こんな一面があったんだ、という気付きみたいなものですか。
そうですね。プライベートの感情って芝居に向きあうためにめちゃくちゃ大事だと思うんですね。
プライベートでどれだけ新しい感情に出会えるか。自分がどういう気持ちになるのか想像できない場所に身を置いて立ち向かうことが、役者の表現につながる。その役に近い感情を持ったことがないと湧き出てこないというか。
でも、昨年は、今まで知らなかったそういう感情が役と向き合うなかで出てきたんですよね。しかも、そのときは分からなくて、あとから「あのとき、そういえば」って気付いたりして。僕は、意外とプライベートでは感情の起伏があまりない方なんですけど、それが表に出てくるようにもなったとも感じています。もしかしたら、そうなれたのは32歳の自分のおかげかもしれないですね。いろんなことを経験できたから、というのはあると思います。
――ドラマ出演が続く一方で、9月には2人芝居のミュージカル「スリル・ミー」にも出演。「スリル・ミー」での彼役は、前田さんにとっても新たな挑戦だったのではないでしょうか。
「スリル・ミー」の存在は、自分の中でかなり大きかったですね。めちゃくちゃ自分が変わった感覚があります。例えば、台本の読み方。今までは、言葉や感情を自分自身が納得するまで時間がかかるタイプだったんですけど、「スリル・ミー」をやってからセリフを覚えるのがめちゃくちゃ速くなったんですよ。今までだったら、撮影の1週間前から準備しながら組み立てていたけど、それが数日前でも問題なく組み立てられるようになった。逆に言うと、その分お休みできるようになったので、プライベートとの線引きができるようになった気もしています。
――「スリル・ミー」は100分間の一幕もの。逃げ場がない作品ですし、集中力がより高まったという感じですね。
そうですね。集中力のスイッチをうまく入れられるようになった感覚です。今だから言えますけど、実は「スリル・ミー」で1回、セリフがとんだことがあったんですよ。舞台上で、頭が真っ白になりました(笑)。後半、”彼”が独房に連れてこられたシーンだったと思うんですけど、手すりから見下ろしたところで頭の中が真っ白になっちゃって。
――想像しただけでも怖いですね。
でも、稽古を重ねていたからか意外と落ち着いていられたんですよね。16歳のときに初めて主演舞台をやらせていただいたときにもセリフがとんでしまったことがあったんですけど、そのときはもう舞台から降りようかなと思うくらいだったのに(笑)。
そういう”自分を信じる時間”は増えたような気がしますね。これまでは毎回、新人のような気持ちで立ち向かっていたけど、どこか知らないところで積み上げた経験が糧になっていたんだなということにも気付けた1年だったように思います。
初ライブ後にはファンクラブ会員限定のライブ写真も!
――そんな多忙な日々を送るなか、ファンクラブ「fan-ily」のイベントや単独ライブも開催。なかでも、前田さん初のライブとなった「前田公輝×桑山哲也 the Band スペシャルLive『DÉFI』」は、ファンの方からの反響も大きかったのでは?
そうですね。僕自身、すごく楽しかったですし、ファンの方からもうれしい感想をたくさんいただきました。でも、正直不安もありました。いつものイベントでは皆さんに座っていただいて、トークの時間やゲームの時間があるという形式ですけど、ライブはスタンディング。
しかも、ハッピーな雰囲気でMCをやったあと、急にバラード曲を歌うというのもなんだか不自然じゃないですか。その空間作りはやっぱり大変でしたし、自ら出演しつつ演出もしているような新たな感覚がありました。そんななか、すごく盛り上がってくれた「fan-ily」のみんなには、感謝しかないですね。
――ライブのあとには、「fan-ily」限定でライブ写真の販売もありました。
「fan-ily」では、いろいろなコンテンツを用意していますけど、やっぱり新しいこともやっていきたいなと。その一環でライブ写真を限定販売したんです。常に進化していきたい気持ちもあるので、それを「fan-ily」の皆さんが受け入れてくれたのはうれしいことですね。
――ライブは、今後も続けていきたいという気持ちもありますか。
もちろん!基本的に、年に1回は必ずファンの方と会える時間を作りたいと思っているんですね。僕自身、「fan-ily」の皆さんに助けてもらっているというか。「fan-ily」の皆さんと話すことで、役から離れた自分を取り戻せているところがあるので、サロン内でのコメントのやり取りはもちろんですけど、リアルで会うことで、より感謝を伝えたいなと。連絡を取り合っていても、家族や友だちとはやっぱり直接会いたいじゃないですか。そういう気持ちが大きいですね。
特にこの1年は、メディアに出させていただく機会が多かった半面、もしかしたら、ちょっと遠い存在に感じてくれた方もいるかもしれないので、そんな不安を取り除きたいなと。本当はもっとたくさんイベントをやりたいんですよ。
――4月21日には「フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート2024」への出演も控えていますし、役者としての活動に加えて、今後は音楽活動にも期待が高まりますね。
そうですね。今回、ライブをするにあたってボイトレとか、いろいろ準備したんですけど、役者として役と向き合う時間とわりと近いなと思ったんですね。実は今回、歌詞を紐解きながら1曲ごとに役作りしていたんです。
当日もセットリストの横に、「まっすぐな感じ」とか「誠実」とか、その曲、その役の芯になるようなことを書いていたんですけど、せっかくライブをやるんだから自分がこれまでのお仕事で積み上げてきたものが少しでも出せればいいなと。
実を言うと、役者での経験って歌ではあまり活用できないと思っていたんです。もちろんミュージカルは別ですけど。J-POPとかを歌うときの表現につながるとは思っていなかったので、余計に俳優らしいライブをやりたいなと。もし、次、機会があればそういった表現をさらに突き詰めてやってみたいですね。
オンラインサロン「fan-ily」は33歳の前田公輝を一緒に育てる場!?
――33歳の1年も走り続ける1年になりそうですね。
走り続けることは変わらないと思いますけど、走り方はちょっと変わるのかな。タイミングやご縁もありますし。自分の人生は自分で設計できるけど、具体的にこんな役と出会いたいというのは、めぐり合わせ。
でも、最近すごく思うんですけど、やっぱり言霊ってあるんですよね。
去年「fan-ily」の中で「誰か1人のために生死を問うような役ができたらいいな」と漠然と言っていたんですけど、「セカオワ(君と世界が終わる日に)」と「ナックルガール」でまさにそういう役をいただいて。自分の引き寄せる力、自分の信念みたいなものも信じてやっていきたいなと思いますね。
ライブをやったときに、そういえば昔「天テレ(天才てれびくんMAX)」のときに、歌って、踊ってみたいなことに挑戦させていただいていたなと思いだしたんですよね。たしかに、あのときめちゃくちゃ楽しかったなって。
もしかしたら30代って初心に返るというか、原点回帰みたいなことを思うようになる年齢なのかな。20代までは経験や知らないことを吸収するばかりだったけど、30代はそれを楽しめる時期になりそうですね。それが30代の面白さだとも感じますし。
昔の自分の感情を取り戻しつつ、それをこれまでの経験と重ねて新たな表現ができたらいいな、という気持ちが強いかもしれないですね。
――今後「fan-ily」でやりたいことはありますか。
「fan-ily」は、めちゃくちゃ治安がいいんですよ。自分で言うのもなんですけど(笑)。だからこそ、感謝の思いも強いんですけど。設立して今年で4年目。もう5周年が目前なので、アニバーサリーを前に次のフェーズに行けるような新しいことをやりたい気持ちはありますね。
僕は結構、素を出すのが苦手なんですよね。こうやってインタビューでお話しするのは好きですけど、例えば家のソファで横になってリラックスしているときにこんな声量では喋らないじゃないですか(笑)。一応スイッチは入れているんです。でも、「fan-ily」での発信は素の声量なんですよね。
「一緒に僕の芸能生活を楽しんでいきましょう」みたいなニュアンスで「fan-ily」を設立したんですけど、そこは変わらないし、むしろどんどんプライベートに近づいていっている気がします。長くから一緒に歩んできてくださる方はもちろん、最近入っていただいた方も1人として取りこぼすことなく、今後も温かみを持って運営していきたいです。
――この1年の大活躍で新たに前田さんのファンになった方も多いと思います。そんな方に「fan-ily」のおすすめポイントを教えてください。
メディアに出させていただく機会が多かった分、その経験が「fan-ily」に還元されていることは間違いないんですけど、超シンプルに言うと「気負わずに参加できて、なおかつ、かゆいところに手が届くファンクラブです!」という感じかな。
以前は毎日更新にこだわっていたところもあるんですけど、今は1日に3回投稿したかと思えば、数日空いたりとか。より人間味を持って向き合っているようなところがあります。完璧すぎない自分を見てほしいという気持ちが強くなっているのかなと思いますね。
本当はもっとコンテンツを増やしたいんですけど、そのためには僕自身が花開かないと、という思いもあるので。そんな僕を見守ってください、というよりは、たまごっちのように僕を育ててほしい(笑)。コメントや応援というエサを与えて、僕の花を咲かせてください!という感じです。33歳の前田公輝を一緒に育てる場が「fan-ily」です!って、ファンの方に僕のことを「お願いします!」と言ったのは初めてかもしれない(笑)。
33歳のバースデー記念!サイン入りチェキをプレゼント!
4月3日は前田公輝さんの33歳のお誕生日!今回はbirthday記念のサイン入りチェキをプレゼントいたします。
この機会でしか手に入らないレアグッズ!奮ってご応募ください。
応募期間
2024年4月3日(水)~4月17日(水)23:59
応募方法
① DMMオンラインサロン公式Twitterアカウント(@DMM_onlinesalon)と前田公輝公式アカウント(@maeda_gouki)をフォローします。
② 該当ツイートをRTしてください。
※キャンペーン期間中にフォローを外してしまうと、キャンペーンの抽選対象外となりますのでご注意ください。
以上のフローで応募は完了です。
応募いただいた方の中から抽選で5名の方に前田公輝さんのサイン入りチェキをプレゼントいたします。
当選発表
当選された方には2024年5月1日(水)以降に、DMMオンラインサロン公式Twitterアカウント(@DMM_onlinesalon)からのダイレクトメッセージにて、当選通知を送信いたします。落選された方へのダイレクトメッセージの送信は行っておりませんので、ご了承ください。
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