
DMMオンラインサロンでは、よりオンラインサロンを身近に感じていただくために毎年様々なテーマでイベントを開催しております。今年は、途切れることのない「コミュニティ体験」をテーマに、専用オンラインサロンでの事前企画から始まり、「合同会社DMM.com イベントスペース」で実施された当日のプログラムや、終了後のアフターコンテンツに至るまで、創作・学び・エンタメなど様々なジャンルをコミュニティで広げ、好きを濃くしていくイベントを開催しました。
太田光美さん「普段だったら絶対に会えないメンバーが揃ったトークセッション」
トークセッション① “好き”をつなぐ、つくるをひろげる
1つ目のトークセッションではハンドメイドや創作活動における「好き」から始まる出会いを切り口に、創作のきっかけや活動を通じて得られた価値について深掘りしました。普段はそれぞれ異なる活動を行うバラエティに富んだ3人がそろった今回のトークセッション。それぞれの「好き」のきっかけやそこから広がった「つながり」をシェアいただきました。
最初にご紹介いただいたお笑い芸人のラブレターズ 塚本直毅さんは、大のミシン好き。コロナ禍で相方が休業した10日間の空白期間に、「何か話せることを作ろう」とミシンを購入したのが始まり。その後、先輩芸人からの後押しもあり、今では芸人仲間から「街の便利屋さん」のように裾上げなどを頼まれ、ミシンを通じた新しいコミュニティが生まれていると語りました。
DMMオンラインサロンでその制作方法なども公開されている、羊毛作家の太田光美さんは、2012年にテレビで羊毛作品を見て感動し、姉への誕生日プレゼントをきっかけに独学で開始。SNS投稿から海外展示やスペインのテレビ番組に出演するなど、「想像以上の広がり」を実感していると語りました。会場では実際の羊毛作品も展示され、今にも動き出しそうな作品に登壇者や来場者からも驚きの声があがりました。
ここ数年で流行の一途をたどっている「推しぬい」作家としても知られるぬいぐるみパタンナーの平栗あずささんは、元はおもちゃメーカーのデザイナーだったところから独立し、推しぬい制作本の出版を機に活動が拡大したと言います。創作が義務に感じてしまう時もぬいぐるみ制作を通じ、悩みを共有できる仲間が増えたことで、「ぬいぐるみづくりで世界が広がった」と自身の活動を通じて様々なジャンルの方々とつながる喜びを語りました。
最後にイベント専用サロンの企画として、参加者の「好き」を投稿で繋げていく「好きドミノ」企画をご紹介。猫、旅行、犬といった多様なテーマが連鎖的に繋がる様子や、「ぬいぐるみにしたい推しの写真を見るのが好き」といったニッチな「好き」が共有される場となっていることが示されました。この体験を通じ、「何かの好きが次の誰かの好きに繋がり、世界が広がっていく」ことが体感でき、塚本さんは「今回のように違う人の『好き』をのぞき見るようなかたちから、違うことをはじめるきっかけにつながるのはおもしろいと感じた」と興味深そうに話されていました。
〈登壇者〉(以下、敬称略)
・内藤秀一郎 (俳優)
・塚本直毅(お笑い芸人 ラブレターズ)
・太田光美 (羊毛造形家)
DMMオンラインサロン『TrueStyleLab.』
・平栗あずさ(ぬいぐるみパタンナー)
・MC:長崎真友子 (起業家アナウンサー)
DMMオンラインサロン『友活サロン』
平栗あずささん「いる世界が違うと思うことが違う、でもそれがおもしろい」
トークセッション② コミュニティで見える、みんなのモノサシ
「好き」の形は人それぞれであり、その裏にある価値観(ものさし)を「見える化」することをテーマに、俳優の内藤秀一郎さんとぬいぐるみパタンナーの平栗あずささんが再び登壇。究極の二択やテーマ分解を通じて、個人の価値観の多様性を浮き彫りにしました。
「究極の二択!好きの分かれ道」のコーナーではコミュニティ参加者と登壇者が様々な2つの究極の選択を共有し、それぞれの価値観を比較しました。
「プレゼントされるなら『A.ずっと欲しかった一生ものの逸品』あるいは『B.一生忘れられない唯一無二の体験』どっち?」という二択問題では二人の選択が分かれ、平栗さんはAを選択「若い頃の経験は薄れていくが、子供の頃から大事にしている「物」はずっと喜びをくれるような気がする」という価値観を共有してくださいました。一方で内藤さんはBを選び、「残りの人生を考えると、形に残る『物』よりも『経験』を重視したい」と語り、それぞれの全く異なる価値観が浮き彫りとなるお話をお聞きすることができました。
〈登壇者〉
・内藤秀一郎 (俳優)
・平栗あずさ (ぬいぐるみパタンナー)
・MC:長崎真友子 (起業家アナウンサー)
なぞのデザイナーさん「SNSなどで『好き』ボタンを押すことが日常的になっている中で、能動的に参加する経験を通じて『好き』をより深く肌で感じてほしい」
トークセッション③ 好きを濃くする謎解きゲーム 『NODE』
最後のセッション3では、参加者が「好き」という気持ちを体感的に深めることを目的とした体験型謎解きゲーム「NODE」を実施しました。スペシャルゲストとして、今回のイベント用に謎解きを企画監修いただいた、なぞのデザイナーさんご本人も登場。
なぞのデザイナーさんのヒントをもとに好きという気持ちをより立体的(能動的)に感じていただくために制作された体験型ゲームである「NODE」を登壇者である内藤さんが、会場内やオンラインコミュニティからのヒントを得ながら、15分間で全10問の謎解きに挑戦しました。
内藤さんが苦手と宣言して始まった謎解き。オンラインの参加者の皆様からコメント機能でハートマーク(「好き」の意思表示)を送っていただいたり、「参加者」パスなどの会場のアイテムを使うなど、参加者の皆様の協力を得て、徐々に会場全体で謎を解く一体感が生まれていきました。最後は会場の参加者やオンライン参加者にもご協力いただきながら、内藤さんが無事謎解きに成功し達成感とともに「好き」を深める体験を会場全体で共有しました。
〈登壇者〉
・内藤秀一郎 (俳優)
・企画監修:なぞのデザイナー(グラフィックデザイナー / 謎解きクリエイター)
・MC:長崎真友子 (起業家アナウンサー)
内藤秀一郎さん「自分の『好き』を人に言ったり発信したりすることが少なくなっている時代だからこそ、好きなことを伝えて、人と繋がっていくことが大切」
トークから参加型のコンテンツまでバラエティに富んだコーナーを提供した今年の「ONLINE SALON FES’25」。内藤さんは改めてイベントを振り返り、「普段交流する機会が少ない方々やクリエイターの方々と会話ができ、新しい自分を見せられた」と充実の表情で語ってくださいました。また、この経験を通じ、自身の知識が広がり、新たなことへの興味がわいたと語り、一日を締めくくりました。
期間限定アーカイブ映像を公開中!
期間限定で「ONLINE SALON FES’25」のアーカイブ映像をご覧いただけます。DMMオンラインサロンにご興味のある方だけでなく、登壇者の皆様の「好き」からつながる新たなつながりの可能性に関心のある方はぜひご覧ください。
【視聴方法】
各セッション配信期間中に限り、専用サロン内にてご覧いただけます。
※ご視聴にはイベント専用サロンへの【アーカイブ視聴チケット】の購入が必要です
【配信期間】
2025年10月31(金) 23:59まで
「ONLINE SALON FES’25」開催概要
イベント名 :「ONLINE SALON FES’25」
URL :https://lp.lounge.dmm.com/salon-fes
開催日時 :2025年9月27日(土)13:00〜17:00
イベント形式 :会場参加およびオンラインライブ配信のハイブリッド形式
+イベント専用オンラインサロンの開設
会場(東京都港区六本木三丁目2番1号住友不動産六本木グランドタワー24階)
参加費 :¥2,000(会場)、¥1,000(オンライン)