オンラインサロンを早い段階から活用し、クローズドな空間で議論が楽しめるコミュニティを形成した株式会社The Startup代表取締役、梅木雄平氏。彼が主宰するオンラインサロン「Umeki Salon」は、起業家、ベンチャーキャピタリスト、スタートアップに関心がある人向けのオンラインサロンだ。
有名起業家や上場企業のCEOが参加
「Umeki Salon」の特徴は何と言っても、サロンメンバーが豪華なことだろう。有名起業家や上場企業のCEO、経営者が多く参加しており、毎年、サロン内で人気投票「Umeki Salon総選挙」が開催されている。2016年の選挙の結果は以下の通り。
Umeki Salon第三回総選挙結果
■神7
1位:木村新司氏(Anypay)
2位:古川健介氏(nanapi)
3位:宇佐美進典氏(Voyage Group)
4位:大富智弘氏(ティルス)
5位:山田進太郎氏(メルカリ)
6位:國光宏尚氏(gumi)
7位:田端信太郎氏(LINE)
梅木氏はこういった著名な起業家たちの発言を自在に引き出しながらサロン運営を行っている。
議論し、思考しよう
「議論し、思考しよう」という理念を掲げているUmeki Salonのコンテンツは、オンラインでもオフラインでも頭を使って能動的に議論する姿勢が求められる。
Umeki Salonの主なオンラインコンテンツは、梅木氏の投稿とそれに対するコメントを通じて繰り広げられる質の高い議論だ。梅木氏が疑問に思ったトピックや時事ネタを投稿し、その投稿に対して、梅木氏から指名された有名起業家やその分野に詳しいサロンメンバーがコメントを重ねていく。現在、Umeki Salonは450人を超える規模のコミュニティであり、どの話題に関しても返答できる人が揃っている。また、梅木氏とサロンメンバーのコミュニケーションだけではなく、サロンメンバー同士のコミュニケーションも活発であり、サロン内で繰り広げられる議論自体が質の高いコンテンツとなっている。クローズドな特徴を持つオンラインサロンだからこそ実現できるコミュニティと言えるだろう。
Umeki Salon大忘年会に潜入
Umeki Salonの面白さはオンラインコンテンツのみに留まらない。次にオフラインでの活動として、今年最後を飾ったイベント「Umeki Salon大忘年会」を紹介したい。株式会社ミクシィ様のセミナールームをお借りして開催したこのイベントは、「大忘年会」という名前の通り、100名近いサロンメンバーで賑わった。
イベントでは梅木氏とUmeki Salonに参加する業界のトップランナー3名との対談が行われた。
対談と言っても、あくまで忘年会。梅木氏や登壇者は「対談を聞かなくても良い」「居酒屋のようにやってくれれば」という具合だ。とはいうものの、普段なかなか話を聞くことができない3人が語る貴重なイベントである。参加者は、お酒を飲みながらも熱心に耳を傾けていた。
対談内容も極秘ということで、ここで詳しく紹介することはできないが、大まかにテーマだけを述べると「C2Cの売り手・買い手の転換率について」、「話題のキュレーションメディアに対する見解」「VR・AR・MRが来るweb3.0の時代に何がヒットするのか」などが議論された。
オンラインのコンテンツ同様、対談でも、サロンメンバーが聞きたいと思う内容を引き出す梅木氏の手腕が存分に発揮されていた。
また、Umeki Salonのムードメイカーである株式会社ティルス代表取締役社長の大冨智弘さんが、対談中に参加者が気になりそうな質問を投げかけたり、愛のある野次を飛ばしたりと場を温め、和やかな雰囲気をつくっていたのが印象的だった。
質疑応答コーナーでは、参加者から多くの質問が飛び交った。質問の質が低い場合は、がんがん突っ込むのが梅木流。厳しくも愛のある梅木氏の人間性がUmeki Salonの人気の秘訣だろう。
イベント終了後も、参加者は各々登壇者や梅木氏との名刺交換をしたり、議論の続きをしたりと、大きな盛り上がりを見せた。
さいごに
将来起業を考えている人やスタートアップ業界が気になっている人は、まずUmeki Salonに参加してスタートアップ業界に詳しくなるところから始めてみてはいかがだろうか。そこで得られる情報や人との繋がりが、後々、事業を成功させる糧となるかもしれない。
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