サッカーへの想い✕ビジネスが紡ぐ絆。シント=トロイデンVVがコミュニティを通じて生み出す新たな価値

著者名サトートモロー
サッカーへの想い✕ビジネスが紡ぐ絆。シント=トロイデンVVがコミュニティを通じて生み出す新たな価値

ベルギー1部リーグに所属するプロサッカークラブ「シント=トロイデンVV」。DMM.comによる買収から7年、その想いに賛同し現在では日本では約130社のスポンサーが、同クラブの活動を支援しています。

「シント=トロイデンVV」の日本での活動の中心にあるのが、DMMオンラインサロンを活用したビジネスコミュニティ「シント=トロイデンVV ビジネスサロン」です。フットボール事業部 営業部長の小出氏に、サロン開設の背景や成果、今後の展望を伺いました。

日本サッカーを応援したい企業が集う場所に、新たな価値を提供したい

DMM.comによる買収後、シント=トロイデンVVは日本人選手の育成・ステップアップの場としての役割を担ってきました。「日本サッカーに貢献したい」という強い想いを共有する企業が、スポンサーとして集結しています。

ーービジネスサロンを立ち上げたきっかけを教えてください

「シント=トロイデンVVはベルギーが本拠地である以上、地理的な制約から試合観戦の機会が限られるなど、スポンサーメリットの実感が薄いという課題を抱えていました。スポンサー企業様同士の繋がりを強化し、ビジネス交流の場を提供することで、新たな価値を生み出したいという想いは何年も前から考えていたのです。

そして2023年2月、テスト的にオフライン交流会を開催しました。これが好評を博したことをきっかけに、スポンサー間の交流をより密接なものにしたいと考え、ビジネスサロン開設へと至りました。

現在、サロンメンバーは約100名。『想い先行』で参加していた企業様に加え、サロンのビジネスメリットに共感した企業様の参加も着実に増加しています。特にBtoB企業の割合が高く、活発なビジネスマッチングが行われています」(小出氏)

ーー数あるオンラインサロンプラットフォームの中で、DMMオンラインサロンを選んだ理由は何ですか?

「同じ企業という安心感はもちろんありますが、他のプラットフォームと比較して大きく2点のメリットがあると感じました。ひとつ目の理由は、手厚いサポート体制です。コミュニティ運営のノウハウがない私たちにとって、数々のオンラインサロン運営をサポートしてきた実績を持っていることは、大きな魅力でした。さらに、オンラインサロンの運営では担当者が手厚くサポートしてくれるという点も、サービス利用の大きな決め手となりました。

もうひとつの理由は、オンラインサロンの横展開の可能性を魅力に感じたからです。私たちは将来的に、数々の素晴らしいオンラインサロンとコラボレーションしたいという気持ちがあります。DMMオンラインサロンは、そうした横の交流が活発であり、私たちの目指したい方向性と一致していました。

また、オンラインサロンだけでなく母体のDMMの関連事業部とも連携できるなど、今後のコミュニティ運営に大きな可能性を感じられました」(小出氏)

「学ぶ・つながる・応援する」さまざまな学びや交流から独自の経済圏を生み出す

シント=トロイデンVVのビジネスサロンは、「学ぶ・つながる・応援する」という3つのコンセプトを掲げています。サロン内では、オンラインにてスポンサー企業が相談・募集などを自由に投稿できるほか、運営も魅力的な企画を展開。2024年10月11日には、第1回STVVビジネスサロン交流会が開催されました。

ーー交流会はどのようなプログラムで開催されたのですか?

「シント=トロイデンVV CEO 立石敬之と、合同会社DMM.com 執行役員である緒方悠氏による講演を開きました。講演のテーマは、「DMM経営戦略に見る海外クラブ運営~買収からの現在地と今後の展望~」。クラブ買収の舞台裏など、このサロンならではの話が聞けて、参加者様には大変好評でした。

現在、スポーツ✕ビジネスという文脈で、DMMと関係性の深いDAZN Japan最高経営責任者兼アジア事業開発の笹本裕様をお呼びするなど、幅広いゲストの招聘を企画しています。今後はスポンサー企業様からの登壇も募り、スポンサー企業様がビジネスについて学べる機会をご提供していきたいと考えています」(小出氏)

ーー交流会は、スポンサー企業同士のビジネスマッチングの場として大きな成果を上げつつあるようです。

「交流会の後半ではネットワーキングの時間も設けたのですが、ある企業様は一度の交流会で25社ものアポイントを獲得し、うち2社とはすでに数百万円規模の商談が成立したそうです。『質の高い企業が集まっている』『サッカー好きという共通点があるので交流しやすい』など、スポンサー様からは好意的な意見が寄せられています。

こうした成功事例をきっかけに、“積極的に動けば動くほど、ビジネスチャンスが広がるビジネスサロンである”ことを周知していきたいですね。ゆくゆくは、スポンサー企業様同士が互いの事業を応援できる『シント=トロイデンVV経済圏』を、このサロンを通じて生み出していきたいと考えています」(小出氏)

全国展開、異業種コラボ、そして念願の「スポンサー企業1,000社」へ

「シント=トロイデンVV ビジネスサロン」は現状に満足することなく、更なる進化を目指しています。現在、オフラインによる交流会だけでなく、オンライン上でも活発な情報交換や意見交換が行われるような仕掛けづくりを進めている最中です。

ーーオンラインサロンで今後計画している企画はありますか?

「今後は少人数制の経営者限定交流会など、より多様なニーズに応えられるような企画も検討しています。将来的には、スポーツと異業種を掛け合わせた新たな取り組みも視野に入れています。

『スポーツ×医療』『スポーツ×音楽』など、スポーツはあらゆる分野とのコラボを実現できる可能性を秘めています。たとえば、シント=トロイデンVVはベルギーで開催されている世界最大規模の音楽フェスと、グローバルパートナーシップを締結しました。実はスポンサー企業様と、商品・サービスを共同開発していたりもします。今後も、スポーツチームだからこそできるビジネス創出に、積極的に取り組んでいきたいです」(小出氏)

 

ーー「シント=トロイデンVV ビジネスサロン」の目標を教えてください。

「オンラインサロンを起点として、スポンサー企業拡大にも精力的に取り組み、クラブの目標である“スポンサー企業1,000社”を達成したいです。シント=トロイデンVVの強みは、日本の特定の地域に縛られない活動ができるという点にあります。現在のスポンサー企業様は東京に集中していますが、関西、九州、東北など、全国各地にスポンサー企業を増やし、地方でもコミュニティの活動を広げていきたいです。

『シント=トロイデンVV ビジネスサロン』は、海外から日本サッカーを応援するという独自の価値があります。また、企業経営の観点で見れば、スポンサーとしての活動が企業のブランディングやCSR、ビジネス展開など多くの可能性につながります。

このように、スポンサー企業様に多くの価値をお届けできるのが私たちのサロンの強みです。サッカーへの熱い想いやビジネス展開に興味がある方は、ぜひお気軽にお声がけください」(小出氏)

 

シント=トロイデンVV - シント=トロイデンVV ビジネスサロン - DMMオンラインサロン
シント=トロイデンVV - シント=トロイデンVV ビジネスサロン - DMMオンラインサロン本サロンはシント=トロイデンVVのスポンサー様が集う場です。入会者様はセミナーや交流会などのサロン限定コンテンツを通し、入会者様の人脈形成や新たな事業の創出に役立てることができます。
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