• トップ
  • 特集
  • 森下知哉に聞く!多様なメンバーが輝く「無理しない」オンラインサロン運営術

森下知哉に聞く!多様なメンバーが輝く「無理しない」オンラインサロン運営術

著者名CANARY 編集部
森下知哉に聞く!多様なメンバーが輝く「無理しない」オンラインサロン運営術

DMMオンラインサロンでは、オーナーの皆様のサロン運営をサポートしながら、オーナー同士の交流や学び合いのために、定期的に勉強会を開催しています。

2025年3月24日(月)に開催された勉強会では、現在「コミュニケーション大学校」を運営中、フジテレビで報道番組のプロデューサーを務める森下知哉さんをゲストにお迎えしました。

約1年半運営されてきた「コミュニケーション大学校」ですが、今や多様なメンバーと共に、温かく活発な場へと成長しています。今回の勉強会では、その成功の裏側にある「無理なく、楽しく継続する」ための工夫が語られました。この記事では、森下さんのリアルな声を通じて、サロン運営のヒントをお届けします。


森下知哉(もりした ともや)

1300倍の倍率を突破してフジテレビのアナウンサーに。報道番組のニュースキャスターや記者を経て、現在は報道番組プロデューサーとして活躍中。「コミュニケーション大学校」では日々のニュースの解説をはじめ、独自のコミュニケーションのコツを配信している。


サロンコンセプトは「誰一人寂しい思いをさせない」

ーー本日はよろしくお願いします!まず森下さんのオンラインサロン「コミュニケーション大学校」について伺いたいのですが、どのようなコンセプトで運営されているのでしょうか?

掲げたのは「誰一人寂しい思いをさせない」ということです。積極的に発言できる人も、苦手な人も、年代も様々です。オンラインサロンって、顔が見えないからこそ入りやすい反面、交流できるか不安だったり、少し怪しい雰囲気を感じたりすることもあると思うんです。

そういった方々をうまく助けられるように、このコンセプトはずっと言い続けています。実際に、この言葉があったから入りました、という声も多くいただいていますね。

 

ーーサロン内では具体的にどのようなコンテンツを提供されていますか?

まず、毎日のニュース解説です。サロン開設以来、原則毎日続けています。これは、毎日きちんと更新されていることを示すため、そして報道プロデューサーとしての自分の強みを活かせると思ったからです。

サロン名は「コミュニケーション学校」ですが、「これを学んだらこれができる」というスクール形式にはしていません。それだと学んだら卒業してしまう可能性があると思ったからです。重視しているのは「継続できること」「アウトプット」です。

例えば、メンバーが住んでいる地域の様子をスマホで撮影しナレーションを付けて投稿してもらう「ぶらり途中ビデオの旅」というコンテンツや、私が用意した原稿を読んでもらってアドバイスをする「原稿読みチャレンジ」など、多様なアウトプットの機会を提供しています。

また、これらのアウトプットに対して、私がMVPを選び、サロンオリジナルグッズをプレゼントする企画なども行っています。これがモチベーション維持にも繋がっていますね。

 

ーーご自身のサロンの強みはどのような点にあるとお考えですか?

さきほど申し上げた「誰一人寂しい思いをさせない」という点はもちろんですが、年齢層が本当に多様で、30代半ばから60代半ばまでいらっしゃいます。一番多いのは私と同じ40代ですが、30代、50代、60代と幅広いです。

お住まいも全国各地、海外からも参加してくれています。特定の層をターゲットにした訳ではなく、多種多様な方に参加いただけている点が強みだと思っています。

限定コンテンツでメンバーを活性化!

ーーみなさんも気になるところかと思いますが、サロンへの集客についてお話し伺わせてください。まず告知はどのようにされていますか?

募集受付は2ヶ月に1回と期間を限定しています。普段はあまり告知せず、募集開始の1週間前くらいから徐々に盛り上げていきます。これも特別感を出すテクニックかなと。

告知媒体は、元々サロンを始める前にやっていた音声配信、Voicyのリスナーさんが多いですが、最近はInstagramに力を入れています。インスタライブをきっかけに入ってくださった方もいましたし、フォロワー層(40代が多い)とサロンメンバー層の親和性が高いと感じているからです。自分のサロンと相性の良い媒体を見極めるのが重要ですね。X(旧Twitter)はフォロワーが多くないので、そこからの流入は少ないです。

SNSとサロンの差別化としては、Voicyで行っていたオフ会や旅行などのリアルイベントをサロン限定に移行しました。ただ、これによりVoicy経由での新規流入が減った側面もあるので、今後はインスタライブや始めたばかりのYouTubeなども活用し、メンバーとの接点を増やす方向で考えています。

 

ーーオンラインサロン限定のコンテンツとしてイベントがあるとのことですが、そちらについて詳しく教えてください。

オフラインイベントは、地方在住のメンバーが「東京ばかりで置いてけぼり感がある」と感じてしまう問題を避けたかったんです。そこで始めたのが「ルーレットの旅」です。抽選で選ばれたサロンメンバーさんの地域に、ルーレットで行き先を決めてオフ会をしに行く、という企画です。

これは本当に盛り上がりました。公平性もありますし、どこに行くか分からないワクワク感があります。昨年は茨城、大阪、宮城で開催しました。宮城では、東日本大震災の被災地の今を巡るバスツアーも企画し、ご家族での参加もOKにしました。ただオフ会をするだけでなく、その土地ならではの「動機」を作るようにしています。

リスクも大きいので一度はやめたのですが、「やってほしい」という声が多く再開しました。イベント費用は月額会費からではなく、参加したい方が別途申し込む形にして、不公平感が出ないようにしています。

 

ーーサロンを盛り上げるために、特に効果的だった取り組みは何でしょうか?

やはり毎日の投稿は基本です。初期は特に、毎日更新がないとチェックする動機にならないと考えました。

そして、先ほども触れたアウトプットを促す課題と、MVPへのグッズプレゼントは活性化に繋がっています。グッズも段階的に新しいものを投入することで、「次はあれが欲しい」と思ってもらえるように工夫しています。

また、メンバーからのアウトプット投稿には、必ず私自身がリアクションするように心がけています。たとえ1行でも反応があるかないかで、投稿する側のモチベーションは大きく変わります。「見たよ!」というサインはマストですね。他のメンバーにも「リアクションし合いましょう」と促したことで、コメント欄も活発になりました。

運営を続けるコツは「無理しないこと」

ーー本業もお忙しい中で、サロン運営を続け、さらに進化させていくモチベーションはどこにあるのでしょうか?

「自分が無理しないこと」に尽きます。アイデアと行動力があれば何でもできてしまうのがオンラインサロンですが、無限にやることを広げず、自分が無理なく継続できることを見極めるのが大事です。

例えば毎日のニュース解説も、報道の仕事をしているからプラス30~40分でできますが、他の人がやると負担が大きいかもしれません。予約投稿機能を活用したり、「旅行中は休みます」と正直に伝えたりすることも大事です。無理して始めて途中でやめてしまうと、かえってメンバーをがっかりさせてしまう可能性もありますから。

「原稿読みチャレンジ」も人気ですが、何十人も見ると大変なので、原稿の種類を複数用意するなど、自分自身が続けられる工夫をしています。

 

ーー実際に1年半サロンを運営されてきて、特に「やって良かったな」と感じることは何でしょうか?

やっぱり会員さんとの出会いが一番ですね。

本当に様々なバックグラウンド、年代、地域の方がいらっしゃって、その方々の考え方や経験に触れることが、自分自身の大きな学びや刺激になっています。報道の仕事をしているだけでは出会えないような方々と繋がれるのは、オンラインサロンならではの魅力だと感じています。

正直、始める前は大変さばかり考えていましたが、実際にやってみると、自分が想像していた以上に楽しいです。これもメンバーさんのおかげですね。

 

ーー運営する中で、会員さんの声はどのように聞いていますか?

たまにですがアンケートを取っています。Googleフォームを使い、サロン内で告知します。匿名ではなく、お名前を入れてもらう形ですが、私しか見ないこと、全ては叶えられないが参考にさせてもらうことを明示しています。

項目としては、「お気に入りのコンテンツとその理由」「ハードルが高いと感じるもの」「理想のコンテンツ」などを聞いています。特に自由記述欄には、皆さんの思いが書かれるので重要視しています。アンケートをきっかけに、これまでアウトプットがなかった方の声が拾えたこともありました。

また、昨年末には少人数でのオンラインミーティングも実施しました。Zoomで5~6人ずつのグループに分け、直接話を聞くことで、より本音に近い意見や不満点などを知ることができました。

Q&Aからも学ぶ、サロン運営のヒント

勉強会の最後には、今回参加されたサロンオーナーの方々から活発な質問も多く寄せられました。いくつかピックアップしてご紹介します。

 

ーー あまり活発に動いてくれない方もいると思いますが、そういった動きの少ない会員さんにはどう促しますか?

個別フォローは継続が難しいのでしていません。ただ、勇気を出して初めてアウトプットしてくれた際には、その一歩を絶対に見逃さず、全力で拾い上げ、褒めるようにしています。MVPのグッズをそういった方に贈ることもあります。また、先ほど申し上げたようにアンケートでなら意見をくれる方もいましたね。

 

ーーオフラインイベントは入会者が「何人くらい集まったら企画しよう」など自分のなかで基準を設けてましたか?

人数よりもメンバー間の「結びつきの強さ」が重要だと感じます。定期的なZoomミーティングなどで関係性を深めていれば、少人数でも集まりやすいのではないでしょうか。旅行などは、最初に最大・最小催行人数を決めて募集していますね。

 

ーーそういったイベント企画の内容はどのように考えてますか?

メンバーの特性によります。私のサロンは明るく楽しい雰囲気を求める方が多いですが、真面目な企画(福島第一原発見学ツアーなど)も混ぜています。一つのカラーに偏らず、多様なニーズに応えられるよう、また地域的な偏りが出ないように意識しています。


今回の勉強会では、フジテレビ報道プロデューサー森下さんから、オンラインサロン運営のリアルな経験とヒントが共有されました。

「誰一人寂しい思いをさせない」という明確なコンセプトを軸に、自身の強みを活かした「無理のない」継続的な発信、メンバーのアウトプット促進、双方向のコミュニケーション、そして地域これらが組み合わさることで、多様なメンバーが輝く活気あるサロンが実現されています。

森下さんの、軸を持ちつつもメンバーの声に耳を傾け、楽しみながら進化を続ける運営スタイルは、多くのサロンオーナーにとって大きなヒントとなることかと思います!森下さん、貴重なお話をありがとうございました!


森下知哉 Tomoya Morishita - 森下知哉 コミュニケーション大学校 - DMMオンラインサロン
森下知哉 Tomoya Morishita - 森下知哉 コミュニケーション大学校 - DMMオンラインサロン2000人以上の著名人・各界専門家に取材をしてきた元ニュースキャスター森下知哉による「コミュニケーション」を学び楽しむサロンです。
lounge.dmm.com

#オンラインサロン #オンラインサロン運営 #森下知哉

  • CANARY オンラインサロンから、アイデアとヒントを。
  • DMMオンラインサロン

RANKINGランキングランキング一覧

KEYWORDキーワードキーワード一覧