こんにちは。私は現在「全ての人にオーガニックな暮らしを。」がコンセプトの日本最大級のオーガニックウェブマガジン「IN YOU」を運営する編集長の松浦 愛と申します。
DMMオンラインサロンでは『IN YOUサークル』というサロンを運営しておりまして、IN YOUが主催するイベントのお得なディスカウントチケットやオススメのお店情報などをご紹介しております。
今回は朝活特集ということで、朝が楽しみになる、ヘルシーでオーガニックな朝ごはんについてアドバイスをしていきますね!
最近、皆さんは朝、どんな風に過ごしていますか?
・ギリギリまで寝て過ごす
・余裕を持ってランニングやジムに行く
・朝の散歩に行く
・美味しい朝ごはんを食べる
などなど、人それぞれ思い思いの過ごし方があるかと思います。
ところで、実を言うと、私は朝が大得意な方ではありません。
むしろ暇さえあれば寝ていたいくらい眠るのが大好きな「多眠族」。
でも、平日は朝一番から頭をフル稼働させて、せっせと活動しなければいけない立場上、誘惑に負けて朝からグダグダゴロゴロしているわけにはいきません。
ですので、朝はできる限り糖質の高いものは抑えシンプルに済ませるか、ほとんど食べないことも多いです。
朝ごはん食べない派?食べる派?
お仕事が忙しかったり、ダイエットや健康を気にされていると、朝ごはんは「食べない派」という方もいらっしゃると思います。
外まわりで忙しかったり、朝から重要な会議が立て続いて、昼もまともに食べられない・・となる可能性も。途中でエネルギー不足になったり、適当なコンビニ飯で済ませてしまい、仕事中にぐったりしてしまっては本末転倒です。
とにかく食べたらいいってもんでもない!? 朝ごはんの落とし穴
日々のモチベーションにつながる朝ごはんですが、朝に何を食べるかでその日 一日のコンディションへ大きく左右するということをご存知でしょうか?
食べるものや食べ方を間違うと、変な時間に眠くなってしまったり、食べ過ぎて動けなくなってしまったり、また体質に合わないものを食べていると、頭痛や貧血などの思わぬ不調につながったり・・と、いろいろな落とし穴があるのです。
朝から、とにかくパンケーキに、ジャムに、コーヒーに、そして、白ご飯に魚に、おかずに、ジュースに・・・と、腹一杯食べています、という方もいると思いますが、そのような食べ方では、せっかくの素晴らしい朝の快適さを味わうことはできません。
今回は、一日を最大のパフォーマンスで過ごすための、体質に合ったヘルシーな朝ごはんの選び方をご紹介しましょう。
その1:低血圧でなかなかベッドから起き上がれない人
体力がなく、疲れやすい方にオススメの朝食メニューはこちら。
・豆乳バナナの常温スムージー
・納豆と玄米ご飯とサラダ
・ネギの味噌汁と玄米ご飯
・フレッシュ人参ジュース
・ほうれん草とくるみのソテー
・シナモンジンジャー豆乳ラテ
・良質なオーガニックミートとほうれん草とくるみのホットサラダ
低血圧でなかなか起き上がれない、という方の中でも、東洋医学のタイプで分けると実は、様々なタイプが存在します。
例えば朝に限らず、日中もだるい、疲れが取れない、という方は消化器官が全体的に弱っており、うまく栄養吸収ができていない可能性が。
こうした方には「脾(ひ)」を補うものがオススメ。
消化が良く、体を温める食べ物がベターです。
例えば暖かいにんジンスープや、コンニャクとお野菜の煮物、平飼い卵のボイルドエッグ、梅干しご飯など。煮豆もいいですね。
また、このタイプはできれば朝ごはんはたっぷり食べるのではなく、栄養価のあるものを少量。「少食」にしておきましょうね。
加齢とともに体の衰えが気になり腎が弱っている低血圧の方は、「腎(じん)」を補うための黒い食材(黒豆、黒ごま、黒米など)をご飯に混ぜて食べると良いでしょう。
このタイプの方は朝からアイスコーヒーや、体を冷やす刺激物はさけて、飲み物はできるだけホットでいただくこと。
貧血タイプで顔色が悪い方は、血を養うための栄養が足りていない可能性があります。
鉄分を摂取できるほうれん草などの鉄分豊富な食材やお味噌汁、また血を養う動物性のものをいただく場合は、質の良いオーガニックのお肉をたっぷりのお野菜とともに少量いただくことがオススメです。
その2:朝はスッと起きられるけど、昼頃に眠くなってしまう人
そんなネムネムさんにオススメの朝食メニューはこちら。
・納豆ご飯
・味噌汁
・オーガニックラム肉のホットスープ たっぷりのブロッコリーと温野菜添え
・しいたけスープ
・山芋玄米ご飯
・アボカドと平飼いたまごのボイルドエッグ
・生姜入りの無農薬三年番茶
朝はスッと起きられるけれど、会社に到着する頃には眠くなる、または食後に眠くなる、という方はもしかすると睡眠不足かもしれません。もし睡眠が7時間未満の場合は、普段よりも1ー2時間以上早めに寝る癖をつけて。
睡眠が足りているのに眠くなる・・という方は、気が足りていない「気虚」気味の可能性があります。
このタイプは平均的に胃腸が弱い傾向にあります。
食べたものを消化しきれておらず、消化にパワーを使い過ぎて体に負担がかかり、結果眠くなってしまっている可能性も。
このタイプにオススメなのはお味噌汁や納豆などの伝統的な発酵食品。
油を使う場合は、必要最小限に、そしてトランス脂肪酸の含まないものを選んで。良質なオーガニック・ギーなどが、オススメでしょう。
また消化器官に負担をかけないように、冷たい飲み物や冷えたスムージーは逆効果に。できる限りホットのドリンクや食べ物をいただきましょう。
その3:ストレスで眠りが浅い!なかなか眠りにつけない人
朝からぐったりヘトヘトタイプにオススメの朝食メニューはこちら。
・茹でブロッコリー
・ブルーベリーの豆乳スムージー(常温)
・黒すりごまと玄米
・リラックス効果の高いハーブティー
・山芋の煮付け
・暖かい昆布だしのスープ
2とも通ずるタイプなので、メニューは2も参考にしてくださいね。
夜も眠りにつくのが遅く、色々と遅くまでストレスや考え事をして、眠れない…そんな方もまた、気が足りていない可能性大。
ストレスに弱いのなら、肝に偏りがあるケースも。ただ、このタイプの方は食事だけでは改善は難しいので、日常のストレスを軽減させるために早めに帰る日を作ったり、たまには自分だけの時間を作って、リラックスできる時間を一日1時間か2時間でもいいので捻出することが大事です。
寝る直前までイライラしていては、翌朝に響きます。
好きな音楽を聴きながらお風呂に入ったり好きな本を読むなど、ストレスと離れる時間を意識的に作り、前日の夜に何をするか、少し気をつけてみてください。
自分の体と向き合うことが大事
朝ごはんは「必ず食べなくてはならないもの」ではありません。
一日三食食べなくても、十分健康的な生活を送ることは可能です。食欲がなくて食べたくないと思ったのなら、食べなくてもいいのです。
日中に集中が途切れることなく、活発に仕事をしたい方は、しっかり朝に食べて、昼は水分だけにして抜かすなど自分にとってベストな量や回数を、調整してみてくださいね。
出典:IN YOUサークル ~オーガニックな友達を作ろう!~
ちなみに私は、普段は朝はたくさんは食べずに昼と夜にしっかりいただくことが多いのですが、「明日は何をたべようかな」と思いながらワクワクして眠るのもまた、楽しいもの。
気分によって、少しだけいつもより早起きをして、とっておきのヘルシーな朝食を食べることもあります。
「何を食べるべきか」も大事ですが、一番よくわかっているのは自分の体。
食べた後の自分の体や毎日の自分のコンディションと向き合って、自分にとってのベストな「オリジナル朝食」を見つけてみてください。