「好きな人や友達とLINEをしていても会話が続かない……」と悩んだことはありませんか。実は長続きしないLINEの会話にはいくつか特徴があります。そこで、LINEで会話が続かない人向けに、困ったときに使える話のネタや長く会話するためのポイントを紹介していきます。仲良くしたい相手や好きな人との会話に活用してみてください。
LINEの会話ネタ
そもそも話題がなければ会話は長続きしないものですが、自分から話題を提供するのはなかなか難しいですよね。そんな時は、定番ネタをおさえておけば困ったときに役立つかもしれません。
恋愛に関する話
相手が友人であれば、恋人との近況を伝えてみたり、恋愛相談をしたりすると、相手も「頼られている」と感じてくれます。そこから、会う約束を取り付けてみるのもいいでしょう。
会話例
「今気になってる人がいて……。ちょっと話聞いてもらってもいい?」
「○○(友人の名前)ってどんなタイプの人が好きなの?」
「〇〇のことで喧嘩になったんだけど、これって私が間違ってる??」
趣味に関する話
相手が好きな芸能人や好きな映画の話題など、趣味に関連することについて会話すると長続きするはずです。
また、恋人が相手であれば、デートにつながるような話題を振ってみるのもおすすめです。今気になっているお店や映画などについて話し、その流れでデートに誘ってみましょう。
会話例
「今度公開のあの映画、すごく面白そう!よかったら一緒に見に行かない?」
「○○(恋人の名前)の好きなあの歌手、新曲出してたね!興味あるんだけど曲がいっぱいあってどれから聞けばいいかわからないから、おすすめの曲教えてほしいな」
「あの映画の俳優がイケメンすぎてやばい!!」
テレビ・ニュースの話
相手を問わず、盛り上がりやすいのがテレビやニュースなどソフトな話題。今見ている番組や、相手が興味を持ちそうなニュースについて話してみると、会話が長続きするようです。
会話例
「今何かドラマ見てる?」
「〇〇(相手が好きな芸能人の名前)、今度映画に出るんだね!」
「この前の〇〇(番組名)、面白かったね!」
家族の話
相手と親しい間柄であれば、家族のことを話題にしてみるのもいいでしょう。家族に関する面白い出来事を共有したり、小さな悩み事について相談したりすると会話が続くはずです。ペットがいる場合は、写真とともにペットの話題を振ってみるのもよさそうです。
会話例
「うちの親がこんな写真を送ってきたんだけど……」
「来月、親の誕生日なんだけどプレゼントがなかなか決まらなくて……。なにがいいと思う?」
「この前話したペットの写真送るね!めっちゃかわいくない?」
仕事の話
仕事で嫌なことがあったり、逆にとてもいいことがあったりしたときは、誰かに話を聞いてもらいたいものです。社会人であれば誰でも共感できる、仕事の話題を振ってみましょう。ただし、情報漏えいには要注意です。
会話例
「仕事お疲れ様!今日も残業になっちゃって大変だったよー」
「この前話してたプレゼン、うまくいった?」
「今日上司にほめられた!〇〇(相手の名前)のアドバイスのおかげかも」
「仕事早めに上がれた!よかったらご飯でもどう?」
服の話
おしゃれに興味がある相手や恋人には、ファッションについて話題を振ってみるのもいいでしょう。今度デートに着ていく服について相談したり、新しく買った服の感想を聞いたりすると、会話が盛り上がるかもしれません。
会話例
「今度〇〇(恋人の名前)とデートするんだけど、服選びに自信ないからアドバイスしてほしい!」
「新しい服買っちゃった!〇〇(相手の名前)も結構好きなデザインだと思うんだけど、どう?」
「この服、買おうか悩んでるんだけどどう思う?」
食べ物の話
生活に身近な食べ物についての話題は、知り合って間もない人とも話しやすいですよね。好きな食べ物を聞いたり、おいしかったお店をおすすめしたり、ご飯の写真を送ってみたりすると会話が盛り上がりそうです。
会話例
「テレビで紹介してたあのお店おいしそう!今度行ってみない?」
「甘いもの好き?今度〇〇(お店の名前)に行こうと思ってるんだけど……」
「この前、すごくご飯が美味しいお店見つけたの!今度の休み、一緒に行かない?」
LINEで長く会話するためのポイント
LINEで会話を続けるためには、いくつかのコツがあります。長続きしなかったLINE会話は、もしかすると以下のポイントが守れていなかったのかもしれません。
絵文字やスタンプを使う
LINE会話では相手の顔が見えず、基本的には文字による会話が続いていきます。文章からは表情が推測しにくいので、相手に勘違いされてしまうことも…。例えば、ビジネスメールのような固い口調で返事をしただけで、「怒っている」と思われてしまうかも知れません。
そんな時は、絵文字やスタンプを利用しながら、感情を誤解させない工夫をしてみましょう。
話し言葉に近い表現と、絵文字などの目に見える感情表現を組み合わせてソフトな会話を心がけるのがおすすめです。
相手の返信テンポに合わせる
LINEはリアルタイムでのコミュニケーションツールだと思われがちですが、メールと同じで相手がどの時間に読むかわかりません。返信がなかなか来ないからといって一方的にLINEを送りつけたり返事を催促したりしないようにしましょう。
また、相手の生活リズムを考慮することも大切です。寝ている時間帯や朝の忙しい時間帯は避ける、仕事中は返事が来なくても当たり前、という点を頭に入れておきましょう。
ただし、相手がすぐに返事を求めていることがわかり、すぐに返事ができる状況にも関わらずメッセージを無視してしまうと、のちのち揉め事になりかねません。できるかぎり相手の気持ちを推し量って会話のリズムをつくりましょう。
長文はさける
LINEでの会話はチャットのように、短文によるキャッチボールをしていくのが基本です。長文のLINEは威圧感があるだけでなく、読みにくいという点でも相手にストレスを与えてしまいます。一度にたくさん伝えたいことがあってもグッと我慢し、切り分けながら少しずつ相手に伝えていくようにしましょう。
質問・相談をして共通の話題を探る
共通の話題があると、会話は長続きしやすいものです。しかし、まだ知り合ってそれほどたたない相手などは共通点をつかみにくいため、質問や相談をうまく散りばめながら探ってみましょう。
会話の最後に質問を入れておくと、相手も返信しやすくなりますが、質問するときは、YES・NOクエスチョンばかりにしないのがコツです。「そう思うよね」など、相手が「はい」か「いいえ」で答えるだけの質問では会話が長続きしません。そのため、「どう思う?」や「なにが好き?」など会話を広げやすい質問を心がけることが大切です。ただし、相手に答えさせてばかりでは不公平だと思われることもあるので、適度に自分の考えも混ぜてみるといいでしょう。
自分語りは程々に
自分に関することをだらだらと話すことはさけましょう。話している本人は楽しいかもしれませんが、相手は「この話題はいつ終わるんだろう」と、退屈に感じているかもしれません。特に、自慢話であればなおさらです。
相手が興味を持っていそうな内容の話題を振って、相手に話してもらうようにすると会話が続きやすいです。また、話をしっかり聞いてあげることで、相手からの印象もよくなるでしょう。
LINE会話の切り出し方
「LINEで話しかけたいけどなにから切り出したらいいかわからない」と思った経験はありませんか。とくに知り合ったばかりの人や好意を持っている人に対しては、LINEで連絡するときも緊張してしまうものです。ここでは悩んだときに使えるLINE会話の切り出し方を紹介します。
今日の出来事から話す
「今日はこんなことがあった」という近況報告はあたりさわりがないので、自然に会話を始めることができます。とくに飲み会やデートなど、相手と共通の話題があるときは会話が盛り上がりやすいでしょう。「飲み会楽しかった!話し足りないから今度ゆっくり話そう」と、1日を振り返りながら次の予定を提案するしてみるのもおすすめです。
近況を伺う
しばらく顔をあわせていない相手には「最近どう?」や「久しぶり!元気?」と切り出してみると会話につなげやすいでしょう。会話が盛り上がってきたら、遊びやデートの約束を切り出してみる、という手もあります。
LINEで会話を続けるためのポイントや会話の例をいくつか紹介してきました。LINEでは、対面で会話しているとき以上に相手の気持ちを推し量る必要があります。自分が言われて嬉しい言葉をかけたり、興味のありそうな話題を振ったりと、相手への気遣いを忘れずにLINEでの会話を楽しんでみましょう。