初対面の人に年齢を勘違いされた経験はありませんか。若く見られた時はもちろん嬉しいですが、逆に実年齢よりも老けて見られてしまうとショックを受けるものです。「どうして老けて見られたのかな」とお悩みの方へ、老けて見えてしまう人の特徴や若く見られるために気をつけたいことを紹介していきます。中には意識ひとつで変えられることもあるので、ぜひ実践してみてください!
老けて見える人の特徴
老けて見える人の特徴 老けて見える人は性別に関係なく、髪や肌、姿勢などに特徴があることがほとんどです。まずは、老けて見える人の身体的特徴を見てみましょう。髪のパサつきツヤがなくパサついた髪をしていると、実年齢より老けて見られることが多いようです。また、ボリューム感がない髪も薄毛のように見えてしまい、老けて見られる原因となることがあります。
乾燥肌やシミ年齢とともに肌の抵抗力が低下し、紫外線や乾燥に弱くなっていきます。シワやシミが目立つ肌は、実年齢よりも老けて見える原因になるでしょう。また、男性の場合は女性と比べて皮脂の分泌が活発なため、乾燥肌とは無縁と思われがちですが、過度に脂ぎった肌はかえって老けた印象を与えることもあります。
目元のたるみや頬のたるみ
目元や頬にできるたるみも、老けて見られる原因のひとつとなっています。皮膚のコラーゲンや表情筋の衰えにより、たるみができることが多いようです。
表情が暗い
不満げな表情や疲れ切った表情などは暗い印象を与えるだけでなく、老けて見られる原因にもなりがちです。
男性の場合:髭
男性の場合、手入れの行き届いていない髭が原因で老けて見られることがあります。何日も剃らずに放置した髭だけでなく、うっすらと見える青髭にも要注意。とくに一日の終わりなど、髭が少しずつ伸びてくる時間になると老けた印象を持たれることもあるようです。
女性の場合:メイク
女性の場合、肌のくすみやシミなどを隠そうとして、年齢とともにメイクが厚くなりがちです。しかし、厚塗りのメイクはかえって老けて見られる原因になることも。他にも、ヘアメイクが古かったり、昔からずっと同じ髪型をしていたりする場合も、老けてみられる可能性があります。
姿勢、服、体型
老けて見える原因は肌や髪だけではありません。猫背で姿勢が悪い、服のセンスが悪い、お腹の出た体型など、若い頃からの習慣に起因する体の特徴が外見年齢を上げていることもあるのです。また、ネガティブな発言は老けて見える人の特徴として挙げられることもあるので、注意するといいでしょう。
若く見られるため気をつけたいこと
「老けて見られるのはもうたくさん」と思う人は、若く見られるための工夫をしてみましょう。髪や肌など、いくつかのポイントをおさえることで外見年齢を若返らせることができるかもしれません。
髪型→美容室
パサついた髪、古いヘアメイクなど、髪型が原因で老けて見られる場合は美容院に行ってみましょう。オーダーするときは素直に「若く見えるようにしてほしい」と相談してみるのがおすすめです。
髪の悩みは髪のプロである美容師に聞くのが一番。髪にツヤを出すためにトリートメントを使ったり、印象を若返らせるためのヘアカットをしてくれたりすることもあります。薄毛に悩んでいる場合は、トップにボリューム感を持たせた髪型にしてもらうといいでしょう。
肌質→お手入れ
肌の乾燥やくすみ、シワなど、老けて見られるポイントが集まりがちな肌。普段から正しいスキンケアをして、地道に肌の状態を改善していきましょう。
洗顔するときのポイントは、こすらないこと。しっかり泡立てて、肌を泡で包んでいくイメージでやさしく洗いましょう。すすぐときにもこすらず、ぬるま湯で静かに石けんを流します。タオルで顔を拭くときは、水滴をおさえるイメージで顔に優しくタオルを当てるのがポイントです。
洗顔した後はしっかり保湿して乾燥対策をしてください。化粧水をつけ、補充した水分が毛穴から蒸発してしないように、乳液などのクリームを塗ってカバーしておきましょう。
また、週に1度など、適度な頻度で古い角質を洗い流すのもおすすめです。角質用の洗顔ジェルなどを使い、肌をマッサージしましょう。角質は落としすぎるとかえって乾燥の原因となることもあるので、製品に書かれた頻度や容量を守って使うようにしてください。
忘れがちなのが、首や手の肌。スキンケアを怠ると、年齢が如実に表れやすい部分です。ハンドクリームで保湿をしたり日焼け止めを塗って紫外線予防をしたりと、顔以外の肌もしっかりお手入れするといいでしょう。
もしタバコを吸っている場合は、肌の老化に影響を及ぼしている可能性があります。タバコを吸うと血流が悪くなり肌のくすみの原因になる可能性があるので、禁煙を検討してみましょう。
表情→笑顔
で暗い表情は老けて見られる原因のひとつ。表情を明るくして、若々しい印象を持たせましょう。ストレスや不満がたまっていると笑顔になることは難しいものです。よく食べてよく寝て適度に運動するという、健康的な生活を送ることができるように意識してみましょう。笑顔が苦手、という人は少し恥ずかしいかもしれませんが鏡の前で練習してみるといいかもしれません。表情筋を鍛えるためのトレーニングにもなるので、以下の5つの方法を実践してみてください。
1. 前歯を見せながら「いー」と声を出し、口を思いっきりすぼめて「うー」と言います。この動きを数回くりかえしましょう
2. 右側の口角を引き上げて、ウインクをするように右目を閉じます。5~10秒ほど表情をキープしたら元に戻し、顔の左半分も同じように動かします。この動きを数回くりかえしましょう
3. 大きく口をあけたら口角を上にした状態で口を閉じます。5秒ほど表情をキープしてから元に戻します。この動きを数回くりかえしましょう
4. 頬骨を意識しながら笑顔を作り、そのまま口角を横に引きのばします。この動きを数回くりかえしましょう
5. 上下の歯をかみ合わせて口を閉じ、自然な表情を5秒間キープします。両側の口角をゆっくりと外側にのばし、笑顔を作って5秒間キープします。この動きを数回くりかえしましょう
男性は髭のお手入れ
髭は放置せず、毎日お手入れしましょう。おしゃれな髭の形を意識している場合は、余計な部分に髭を残さないよう、丁寧に剃ります。毎朝髭を剃ってもうっすらと青髭が残ってしまう、という悩みがある方は、脱毛を検討してもいいかもしれません。他にも、メンズファンデーションという男性用のメイク用品を使って、髭を目立たなくさせることもできます。
女性はナチュラルメイク
メイク前にもスキンケアを忘れないようにしましょう。スキンケアはお風呂あがりだけ、という人もいますが、メイク前も肌の状態を整えてあげると乾燥を防ぐことができます。ナチュラルメイクをするときには、パウダー系ファンデーションよりも伸びのいいリキッドファンデーションがおすすめです。薄めの下地をつくり、気になる箇所はコンシーラーでカバーするといいでしょう。
姿勢、服、体型など
背すじをのばす、歩き方に注意するなど、小さなことから意識して姿勢を改善すると印象がよくなります。服装が原因で老けて見える場合は、若い頃の好みや流行にとらわれず、現在の年齢にあった服を着てみると自然に見えるでしょう。
また、体型を引き締めるのも若く見せる手のひとつ。筋トレや食生活の改善などで、ぽっこりお腹を解消してみてはどうでしょうか。
それでも老けて見えると言われた時は
スキンケアや髪型、メイクといったさまざまな努力をしても、どうしても「老けて見える」と言われてしまうこともあるでしょう。そんなときは考え方を変えてみてはどうでしょうか。
実年齢+-5歳程度では悩まない
実年齢ぴったりに見られるのは、実は珍しいことかもしれません。5歳前後の見た目と印象のズレは、それほど気にしないようにすると気分が楽になるはずです。
頑張って若作りしない
生きている限り老いることは避けられないので、いっそのこと年齢に合わせた生き方や外見を心がけてはどうでしょうか。30代、40代、50代など、その年代でしか出すことのできない魅力を追求していきましょう。若く見られるよう無理に頑張るのではなく、年齢ごとの大人の魅力やナチュラルさを意識すると気持ちが楽になるでしょう。
過度に若作りをする必要はありませんが、老けて見られるよりは年相応に見られたいですよね。肌、髪、メイク、服装、体型、表情など、努力すれば変えることのできる部分はたくさんあります。年を重ねるごとに魅力が増していくような、素敵な大人を目指してみてはいかがでしょうか。