スポーツジム初心者へ送る、ジムの服装選びのコツ【メンズ・レディース】

著者名サトートモロー
スポーツジム初心者へ送る、ジムの服装選びのコツ【メンズ・レディース】

ダイエットや運動不足解消、ボディメイクなど、それぞれの目的を持って通うジム。これから初めてジムに通いはじめる方の頭を悩ませるのは、やはり服装ではないでしょうか。スポーツショップなどに行けば様々なタイプのスポーツウェアが販売されていますが、実際にどんな服装をすればいいのか、いまいちわからないことも多いですよね。

スポーツジムで気持ちよくトレーニングするために、知っておきたい服装選びのコツやコーディネート、人気のブランドをまとめました!

初心者でもよく分かる運動に適した服装選び

普段のファッションとスポーツジムでの服装では、選び方にちょっとした違いがあります。中でも次の3つのポイントは、必ずチェックするようにしましょう。

通気性がよいか

スポーツジムは、常に空調が効いているため、屋外と違ってオールシーズン快適な環境で運動することができます。それでも、ジムで有酸素運動やウェイトトレーニングをしていると、自然と汗がたくさん出てくるはず。

快適に運動を続ける上で、重要なポイントとなるのが「通気性」です。私たちの体は、運動によって体温が上昇した際、汗が蒸発して気化熱を奪うことで、体温を一定に調整しています。

通気性の高い服装は、運動によって体と生地の間に生じた熱気や湿気を、うまく外に逃がしてくれるため、この体温調節機能が正常に働き、快適に運動を続けることができるのです。

(参考:松田整形外科記念病院|体温調整のメカニズム

吸汗速乾性の高い素材

スポーツウェアに使用される生地は、機能性の高い化学繊維が使用されることがほとんどです。これらを代表する機能の1つが、「吸汗速乾性」です。例えば、綿100%の服は汗をすぐ吸ってくれますが、同時に乾きにくいため、大量の汗をかくトレーニング時の着用には不向きです。

しかし、吸汗速乾性の高いスポーツウェアは、肌に触れる場所は汗を吸収する機能に優れ、外気に接する部分は汗を外に逃がす働きがあります。この2つの働きよって、大量に汗をかいても不快に感じることがありません。

伸縮性はあるか

快適なトレーニングを行うためには、「動きが制限されないこと」も意識しなければなりません。例えば、デニムやスラックスのような伸縮性のない服装で運動すると、脚を大きく開脚したり、曲げたりする動きが困難になってしまいます。

運動が制限される服装では、トレーニングの効果も半減されてしまいますので、思い切り体を動かしても邪魔にならないように、運動時の服装は伸縮性を意識しましょう。

おすすめのウェア

ジムでの服装には、トップス、ボトムス、下着など5つの必須アイテムがあります。ここでは、それぞれの必須アイテムごとに、選ぶときのコツをご紹介します。靴以外のアイテムは、それぞれ2〜3着ずつ揃えておくと良いでしょう。

 

トップス(Tシャツ・スウェット)

一番シンプルなトップスは「Tシャツ」一枚です。これだけでも特に問題ありませんが、ウェイトトレーニングを中心に取り組む方は、タンクトップを着用するとさらに快適にトレーニングができるでしょう。

ただし、ジム内は強めに冷房が効いていることも多いので、寒い時にすぐ羽織れるように、スウェットやパーカーを持っておくのがおすすめです。

 

ボトムス(ズボン・スパッツ)

動きの制限が少ないハーフパンツは、有酸素運動とウェイトトレーニングの両方に最適で、女性の場合はスパッツも定番です。ロングパンツのスタイルは、しゃがんだ時に運動の邪魔になることも多いので、可能な限り伸縮性の高いものを選択しましょう。

 

下着(アンダーウェア・スポーツブラ)

下着に関しては、特に制限はありません。ただし、女性の場合は胸をしっかりホールドしてくれるスポーツブラを着用するようにしましょう。

また、最近では、男性も女性もアンダーウェアを着用する人が、かなり増えてきました。アンダーウェアは肌にしっかり密着して、速乾性が非常に高いのが特徴です。アンダーウェアの中には、体に適度な圧を加えることで、疲労軽減やパフォーマンスアップの効果が期待できる「コンプレッションウェア」というタイプもあります。必須ではありませんが、ジムトレーニングをより快適にするために、購入して損はありません。

 

靴下

ジム用の靴下は、吸水速乾性だけでなく、抗菌・消臭の効果のあるタイプを選ぶのがおすすめです。また、5本の指がそれぞれ独立しているタイプは、足の1本1本に力を入れることができるので、運動しやすいというメリットがあります。

 

ジムで履く靴は、基本的にランニングを想定した、クッション性の高いタイプを選びましょう。シューズショップなどでは、「ランニング用」「トレーニング用」と書かれているものを選ぶと安心です。

一方、クッション性はそこまで高くありませんが、5本の指が独立した構造になった「ビブラムファイブフィンガーシューズ」と呼ばれるタイプもあります。このタイプは、足裏全体でしっかり床を捉えることができるため、裸足に近い感覚でトレーニングできるのが特徴です。ランニングよりも筋トレが主体で、ジムでの運動に慣れてきたという方は、こちらのタイプも検討してみてください。

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パーソナルトレーナー 門脇 妃斗未 - HIIT ME FIT (ヒットミー) - DMM オンラインサロンHAPPYな毎日は、HAPPYな笑顔から! やさしい運動で綺麗になろう!
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おしゃれも楽しみたい!ジムのおすすめ服装例

ジムでの服装は「快適で動きやすい!」ことが大前提ですが、せっかくならおしゃれなファッションで運動をした方がテンションも上がりますよね。ここでは、メンズ・レディースそれぞれにおすすめしたい、服装コーディネート例を紹介します。

夏場のコーディネートは使えるアイテムが少ない分、組み合わせで工夫したいところ。Tシャツ+ハーフパンツのシンプルな服装をベースに、いろんな要素をプラスしてみましょう。

 

メンズ

ハーフパンツの下にレギンスなどのアンダーウェアを重ね着するだけで、ぐっとおしゃれ感が増します。色は、グレーや黒だけでなく、赤、ワインレッド、水色など、普段とは違うカラーにすれば、印象も変えることができるでしょう。

体にちょっと筋肉がついてきたなと思ったら、サイズが大きめのタンクトップに黒や迷彩柄のロングパンツを合わせると、ワイルドさが一気に上がります。

 

レディース

女性の場合、ブラトップ+レギンスというコーディネートが定番です。肌の露出が気になる方は、ブラトップの上にTシャツを合わせるといいでしょう。また、ジム内の空調が効きすぎていると思ったら、薄手のパーカーを羽織るのがおすすめ。体温の低下を防げるだけでなく、かわいらしさもアップしますよ。

ジムはオールシーズンで室温は一定に保たれているので、冬でも夏でもジム内の服装はほぼ変わりません。だからこそ、「ジムに行く時の服装」でおしゃれを楽しみましょう!

 

メンズ

冬、男性がジムに行く時の定番といえば、上下ジャージのコーディネート。ジャージ自体も、フリース素材を使用したものや裏起毛のものなど、防寒用のものが多数販売されているので、外気温に応じて使い分けましょう。また、最近はおしゃれなロングコートやウィンドブレーカーも増えているので、それらとうまく組み合わせることでおしゃれな見た目を維持しつつ、しっかりと防寒対策もできます。

 

レディース

女性の場合、スポーティな印象を残すならダウンコートがおすすめです。アウトドアブランドからリリースされているダウンコートなら、薄着のスポーツウェアの上に着るだけで、十分暖かく過ごせます。一方、ファーコートやボアコートなど合わせると、より普段着な印象を演出できます。その時々の気分で、上手に組み合わせてみてください。

 ぽっちゃりさん向けジムコーデ

「ジムの服装」と聞くとタイトなものを連想してしまうため、ぽっちゃりした体型の人は手が出しにくいと感じてしまうかもしれません。

しかし、ぽっちゃり体型でもおしゃれにジムコーデが決まるテクニックがあります。それは、Tシャツのサイズをワンサイズ大きめにするというものです。大きいサイズなので気になる体型を隠すことができ、周りの視線を気にせず運動に集中できます。中でも、着丈が長いタイプのTシャツを選択すれば、よりすっきりとした印象を与えることができるでしょう。

ジムに持ってくと良いアイテム

ここまでで、ジムに行く服が準備できたという方はあと一歩。実は、ジムでトレーニングをする時、あると便利なもの・ないと困るものはまだまだあります。ジムに行く前に、次に紹介するアイテムも用意しておきましょう。

タオル

タオルは、運動中の汗を拭くほか、ジム内のシャワー・スパを使う時にも欠かせません。スポーツ用のタオルも販売されていますが、通常の用途であれば、自宅で使っているハンドタオルで十分です。

Bluetoothイヤホン

スタジオレッスンを除き、トレーニングやランニングは、一人で黙々と取り組むもの。そんな時、イヤホンがあるととても便利です。音楽を聴きながら取り組めば、テンションが上がるだけでなく、テンポの目安にすることもできます。ただし、有線タイプのイヤホンは、運動時の邪魔になったり、思わぬ怪我に繋がったりする可能性があるので、AppleのAirPodsのように、ワイヤレスでスマホと接続できるBluetoothイヤホンを使用するのがおすすめです。

プロテインとプロテインシェイカー

プロテインは、筋トレ後のたんぱく質補給に便利です。特に運動後30分は、「ゴールデンタイム」と言われ、この時間に良質な栄養を摂取すると筋肉が形成されやすいと考えられています。体を大きくしたい人にも、ダイエットをしたい人にも、プロテインは重要なサプリメント。ジムから自宅に帰るまで少し時間がかかる人は、事前にプロテインを入れたプロテインシェイカーを持ち運ぶといいでしょう。

どんなスポーツウェアブランドがあるの?

様々なスポーツブランドからスポーツウェアが販売されていますが、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。ここでは、それぞれのブスポーツランドの特徴を紹介します。

adidas(アディダス)

ファッション性の高さでも人気の高いadidas。スポーツシーンでは、サッカー日本代表のユニフォームでも有名です。白黒のシンプルなトーンが目立つデザインで、adidasの特徴である、3ラインの入ったウェアには根強い人気があります。

(参考:adidas公式通販

UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)

1996年に設立された新しいメーカーですが、日本ではトップクラスに人気のあるブランドの一つになりました。ハリウッド俳優でプロレスラーのドウェイン・ジョンソンとのコラボレーションウェアが特に有名で、ウェイトトレーニングを楽しむメンズには絶大の人気を誇っています。

(参考:UNDER ARMOUR公式

NIKE(ナイキ)

NIKEは、世界で最も人気のあるブランドの1つ。独特な曲線美が印象的なロゴと、都会的で洗練されたデザインが特徴です。特にスニーカーは、スポーツシーンだけでなく、カジュアルファッション分野でも高い人気があります。

(参考:ナイキ公式オンラインストア

Reebok(リーボック)

Reebock はNIKEと同様に、ファッション業界でも高い人気を誇るブランドの一つです。洗練されたデザインに加え、モノトーンからカラフルなものに至るまで、カラーバリエーションも非常に豊富なので、芸能人にも多くの愛用者がいるそうです。

(参考:Reebok公式通販

lululemon(ルルレモン)

lululemonと聞くと「ヨガウェアの一大ブランド」というイメージですが、実はランニング、トレーニングウェアも豊富に扱っています。デザインは淡い色味が特徴で、ビビッドなカラーが苦手な方にもおすすめです。

(参考:lululemon公式

patagonia(パタゴニア)

patagoniaはアウトドアスポーツのブランドです。ジム用として販売されているものではありませんが、アウトドアスポーツを想定して作られた服は素材が非常にしっかりしているため、トレーニングやランニングでも十分に活躍してくれるはずです。海・山をテーマとした開放感のあるデザインも魅力で、これまでのトレーニングウェアのデザインが物足りないという人にぴったりです。

(参考:パタゴニア公式サイト

プチプラでも揃えられるジムの服装例

スポーツブランドから販売されている商品は、作りや機能性がしっかりしている分、多少高価になっています。「身に付けるものにそこまでお金をかけたくない!」という方は、コスパの高さが売りの「しまむら」「ユニクロ」「GU」の3ブランドで、プチプラでおしゃれなジム用ウェアを揃えることができるんです。

しまむら

しまむらには、スポーツやトレーニング系に特化した「CLOSSHI SPORTS(クロッシースポーツ)」というラインがあります。メッシュTシャツ、パーカー、スウェットパンツなどの定番アイテムのほか、機能性重視のコンプレッションウェアも充実。男女ともにさまざまなファッションを楽しめます。

(参考:ファッションセンターしまむら

ユニクロ

ユニクロは、カジュアルファッションを展開するブランドの中でも、機能性とデザイン性の両方を追求したアイテムを多く揃えています。中でも、高機能素材を使用した「アクティブウェア」シリーズは、シーンを選ばない快適な着心地が特徴。見た目もおしゃれで、アイテムの数も多いので、ファッション性の高いジムウェアを探している方にぴったりです。

(参考:ユニクロ公式オンラインストア

GU

スポーツウェアの「GU Sports」は、トレンドを意識したデザイン・カラーを取り入れたおしゃれなジムウェアを、驚きの低価格で揃えることができます。メンズラインもレディースラインも種類が豊富なので、まとめ買いをして様々な組み合わせを楽しむのがおすすめです。

(参考:GUオンラインストア

 

 

ジムの服装は、トレーニングを快適にするだけでなく、トレーニング中の気分を高める役割もあります。今回紹介したブランドや選び方を参考に、自分なりのダイエット、ボディメイクのモチベーションが上がるコーディネートを見つけましょう!

田上舞子 - Mai Tano Fit オンラインサロン - DMM オンラインサロン
田上舞子 - Mai Tano Fit オンラインサロン - DMM オンラインサロン一言でいうと「理想のボディーを追求する為の環境」オーナーを務めるのはテレビでも活躍中の美人トレーナー“まいティ”こと、田上舞子。『毎日楽しくフィットネス』をテーマにサロンメンバーをサポート
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