なんだか頼りなく見られがち、初対面の相手になかなか顔を覚えてもらえない、そんな経験はありませんか?もしかしたらその理由の一つは、あなたの「目力」にあるかもしれません。そこで、この記事では「目力の鍛え方とメイク方法」について紹介します。目力が魅力的な著名人の方々もまとめてみたので、目元の印象強さを参考にしながらトレーニングやメイクを練習してみるのもいいかもしれませんね。
目力とは?
「目は口ほどに物を言う」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?これは、言葉に出さなくても目の表情で相手に思いを伝えることができるという意味です。それほど、目元が与える印象は大きいものです。自分の意思、強さなどをよりしっかりと相手に伝えるために、目力を武器にできる人になりましょう。
目力が強い人の特徴とは?
目力が強い人とは目が特別大きかったり、濃いメイクをしている人というわけではありません。ここでは目力が強い人の特徴を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみましょう。
パッチリした目
目の縦幅が大きいとパッチリした目の印象となります。ただし、切れ長目や、縦幅が大きくない目だからといって、絶対にパッチリした目を作ることができないということはありません。メイクでもパッチリした印象付けることは可能です。
パッチリした目は相手を引き込む効果があるといわれています。キリッとして見えて信頼されやすいという効果があるのかもしれませんね。 (参考:マイナビウーマン)
眉毛が濃く、目との間隔が狭い
目との間隔が狭いと男性のような力強さを表現できるので、印象が強く残ります。これは、眉毛が濃い場合も同様。軸のしっかりした人間だというイメージを持ってもらいやすいという特徴があります。
相手の目を見て話す
嘘をつくと目が泳いでしまったり、他のことに興味が逸れて視線を外してしまうことがあるでしょう。目を見てしっかりと話せる人は、それだけで説得力を感じることができます。
濃いめのメイク
濃いアイメイクを施すと、目の印象があがります。目元の存在感が増すだけで、顔の印象を変えることができます。少しきつくなりすぎるというデメリットもありますがリップを抑えるなどの引き算メイクで、顔の印象を変えすぎないようにバランスをとりましょう。
目力が強い人に対する周囲の印象は?
ここからは、周囲から見た目力の強い人はどのような印象を受けるかについて解説していきます。自分のなりたい人物像を想像しながら考えると良いかもしれません。
印象に残りやすい
人と話すときに普段よりほんの少しだけ見開くように意識するだけで、相手の印象に残りやすくなります。また、明るい表情を心がけると、好印象な人としてイメージが残りやすいでしょう。
反対に目つきが悪いだけで近寄りがたい印象を与えてしまいます。目は元々からだの中で際立って大きなパーツではないので、わずか2~3ミリの差でも印象は大きく変わるのです。
魅力的に感じる
目力が強い女性は、女性らしい色気と男性らしい力強さを同時に得ることができます。一方、目力が強い男性は、芯の通った信頼度の高さをアピールすることができるでしょう。目力が強ければ、男女ともに魅力を最大限発揮することができます。
自分に自信をもっていそう
目力が強ければ、己の信じる道を突き詰める気丈さを感じさせることができます。
また、口でなにかを言わずとも目力で相手に語りかけることができれば、相手に熱意が伝わりやすくなります。これだけ真剣な眼差しで訴えかけてくるのであれば信頼してみてもいいかもしれないというように、信頼度の判断材料になる可能性も充分にあるのです。
心を開きやすい
目力の強い人は、ただこちらを見ているだけでも話を聞く体制が整っているような印象を与えます。相談者は、その安心感と信頼感の高さから落ち着いて話始めることができるため、心を開きやすいでしょう。
威圧感があって怖そう
目力が強い人が相手に与える印象は、良いものばかりではありません。相手に対して、威圧感がある、怖そうといった悪い印象を与えてしまう可能性もあります。
スーツなどの正装だとさらに威圧感を増してしまうので、コーディネートやメイク、ヘアスタイルなどで、印象を和らげる工夫をしてみてもいいかもしれません。
目力の強い芸能人
実際に目力の強い人といっても、これまで紹介した特徴に当てはまるような人は目元がキリッとした外国人しか思い浮かばないという人もいるのではないでしょうか。ここでは目元が印象的な日本の有名人を紹介します。
自分がどんな印象の人になりたいかを当てはめて考えると、目指すべき雰囲気の人を見つけられるかもしれません。
柴咲コウさん
歌手としても女優としても有名な柴咲コウさんは、目が大きくてパッチリしていますね。彼女からは、はっきりとした意思を持った女性という印象を受けます。
演技をする人はセリフがなくても受け手に状況や気持ちを伝える役割があるので、目力の強い人は有利だといえるでしょう。
平手友梨奈さん
欅坂46で以前センターを務めていた平手友梨奈さんは、その表現力の高さからアイドル枠を超えて、映画やCMなどの映像作品でも幅広く活躍されています。一度踊っている姿を見てみると、その目力の強さに驚かされるでしょう。
全ての気持ちがダンスと目に込められているような印象を受けるはずです。
黒木メイサさん
クールなイメージの黒木メイサさん。化粧品メーカーのCMなどで見かけることも多く、自立した格好いい大人の表情が印象的です。
格好いい、クール、魅力的、美しいといったような印象は、目の形なども関係してくるため、メイクだけの力では表しきることが難しいかもしれません。
市川海老蔵さん
市川海老蔵さんの目元からは、迫力や凄みを感じますし、目が大きいのでメイク映えもするのでしょう。
歌舞伎独特の睨むような表情がありますが、鋭い目つきで怖いという印象ではなく、しっかりとした印象を受けます。これも、市川海老蔵さんの目だからこそと言えるでしょう。
北村一輝さん
様々な役で活躍されている北村一輝さんは、独特な雰囲気のある目元が特徴的で、映画やドラマではよく一風変わった役をしているイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
GACKTさん
GACKTさんは日本人離れした顔で目頭の切れ込みも深く、アイメイクも相まって大人の男性が放つ独特な魅力がありますよね。声や仕草なども相まって、目力の強い有名人の代表といっても過言ではありません。
目力を鍛える方法
では実際に、目力はどのように鍛えたらいいのでしょうか?元々目が大きくない人や切れ長で横に大きいタイプの人、目つきを改善したいのに睨んでいるような印象を与えてしまう人にオススメな目力を鍛える方法を紹介していきます。
ウインク
ウインクをするためには、まぶたの周囲にある筋肉を縮める必要があります。そのため、日頃から自宅などの人目が気にならない場所で意識的にウインクを繰り返すと、目のまわりのむくみが取れて目の印象が違ってくるかもしれません。
ウインクが苦手な人は、両目を力いっぱい瞑ってから大きく見開くという動きを繰り返しやってみましょう。 (参考:NHK教育番組すイエんサー)
目を閉じてから見開く
目を閉じてから大きく見開くと、眼輪筋と呼ばれるまぶたの筋肉が鍛えられます。目を動かす時に、眉毛やおでこは動かないように意識しながら行うのがコツです。
寄り目
寄り目をしてみると、無意識に目を大きく見開いていることが分かるでしょうか?眼球を内側に寄せる動作は、日常生活の中で行うことがほとんどありません。そのため、普段は使わない目の周りの筋肉が鍛えられて、目元がスッキリします。
目を回す
目を左右上下に5秒ほどキープしてから目を回すと、目の周りの血行が良くなりむくみが取れやすくなります。はやく回しすぎると目が回るので、ゆっくりと大きく回してみてください。
目にむくみがあると、目の印象が薄くなってしまうため、むくみを取ってすっきりした目元を目指しましょう。
目じりを引っ張る
目じりを軽く引っ張ってみてください。まぶたの圧によって視界がぼやけて見えづらくなります。その状態から、なるべくはっきりと見えるように目を大きく見開いてみましょう。目の周りの筋肉が鍛えられるので、目力が強くなりますよ。
目力をアップさせるメイク
目力をアップさせるメイク方法の数は多くありますが、ここでは誰でも気軽に挑戦できるメイクアップ術をご紹介します。
アイライン
目力を重視したメイクをする場合、なるべく縦ラインを意識したメイクをしましょう。黒目の上や下に影をつけることで、縦に大きな目に見えやすくなります。
アイラインを引くときは黒目の上の部分を気持ち太めに引くよう心掛けてください。不自然にならない程度に黒目の下の部分にも軽くラインを入れると、さらに目が大きく見えます。
カラーコンタクトレンズ
カラーコンタクトレンズがつけられる環境であれば、縁のしっかりしているものを選ぶのがおすすめです。また、黒や濃茶などの色がはっきりとしたものを選ぶと、力強い目元を演出できます。
カラーコンタクトレンズを購入する際は眼科専門医の診断の元、処方してもらいましょう。(参考: 日本眼科医会)
まつげパーマ・まつげエクステ
アイラインと同様に、まつげも黒目にかかる部分のカールを1番強くすると、目にひし形が形成れて理想的なアーモンドアイに近付きます。また、エクステやパーマをかけるときも、黒目の上の部分にカールがしっかりとつくデザインを選択しましょう。
アイシャドウ
黒系のコスメを使用すると、カラーメイクや茶系のコスメを使用しているときよりも、目自体の存在感が強くなり、引き締まった印象になります。まぶた全体をさりげなく際立たせることで自然と目元に視線を集めることができるのです。
また、涙袋の下にアイブロウで影を描いたり、涙袋に白やピンクなどの膨張色を乗せると目の縦幅が強調され、存在感が増します。目だけが浮いてしまわないように、顔全体のバランスを見ながらメイクを施すと、不自然さのない優しい目元を演出することができるでしょう。
目が与える印象は意外と大きいものです。自分のライフスタイルに合った方法で目力を鍛えてみてくださいね。イメージアップを図るのはもちろん、目元の雰囲気を変えることでいつもと違う自分を演出してみるのも、楽しいかもしれませんね!