「そこんとこヨロシク!」のセリフでおなじみの、6人組お笑いグループ「超新塾」。多彩なメンバーによって、テンポよく繰り出される「ロックンロール劇場」は、次にどんなボケが来るの!?とワクワクさせられます。
そんな超新塾が、オンラインサロンを開設!サロンでは、なんと全国にマネージャーさんを募集するんだとか。より詳しくサロンの実態を知るために、メンバーの一人でボケを担当するタイガー福田さんにお話を伺いました。
「ロックンロールコント集団」として、2001年に結成されたお笑い芸人グループ。数々の番組やライブにて人気を博し、YouTubeチャンネル「超新塾ちゃんねる」は、チャンネル登録者数30万人以上を誇る。
YouTubeで気づいたコミュニティの大切さ
――今回、超新塾としてオンラインサロンを開設することにした理由を教えてください。
前々から、ネット上でなにかできないかなってメンバーと話していたんですよ。YouTubeもやっているんだけど、それ以外ネット上では全く活動していなかったので。
いろいろ話を聞いていくうちに、クラウドファンディングやオンラインサロンのことを知りました。「これなんやろ?」って勉強しはじめて、芸人にとってはファンクラブに近いなと分かったんですね。
そうこうしているうちに、新型コロナウイルス感染症が拡大して、ライブも月1本できるかどうかまで減ってしまいました。もっとファンの方々を増やしたい、ファンと交流できる場所を作りたいという気持ちが、さらに強くなったんです。
そして、できることから始めようかってことで、オンラインサロンを開設することにしました。コロナ禍でやることも減って、時間も増えましたしね。
――そうだったのですね。活動の幅を広げてみていかがでしたか?
YouTubeに本格的に取り組むようになってから、コミュニティの大切さを痛感しました。
テレビとは違い、YouTubeやNetflixって「自分から超新塾を観る」コアなファンの方々が、非常に多いと気づいたんですよね。
皆さん、すごく距離感が近くて温かいコメントもたくさんいただきます。「こんな感じで、僕らのことを見てくださるんや」という気づきもたくさんありました。
僕とイーグル溝神がやっているラジオ番組「無線通信放送局」では、クラウドファンディングでスポンサーを募集しています。スポンサーになってくださる方にも、そういう距離感の近さを強く感じます。
そうやってコアなファンが増えていくにつれ、僕たちを支えてくれる味方をもっと増やしたいと思うようになったんですよね。
――オンラインサロンでは、どんな活動をしていく予定ですか?
アイディアはいっぱいあるんですよ。月2回のメンバー限定配信をしたり、オフ会を開いて交流したり、僕がご飯を作りに行く「タイガー飯」をやったり…。
――タイガー福田さんは料理が趣味なんですよね。すごく食べてみたいです(笑)
YouTubeでは、「ラーメン二郎」さんを完全再現した「タイガーラーメン」も作っているんですよ。これもぜひ見てみてください。そしてチャンネル登録もお願いします(笑)。
ーーちなみに、YouTubチャンネルではどんな年齢層のファンの方が多いんですか?
一番多いのは20代です。でも、年齢層は10代~40代まで結構幅広いですよ。
全国で超新塾を盛り上げてほしい!
オンラインサロンの活動では、「超新塾のマネージャー全国に作ろう!計画」というのも考えています。僕たちを地方営業に呼んでくれる味方を、47都道府県それぞれに一人以上作っていきたいなって。
日本全国にキャスティングしてもらって、超新塾のファンの輪をもっと広げていきたいんですよね。
――そうなれば、全国で超新塾の皆さんを見られる場所がもっと広がるかもしれませんね。
特に沖縄に行きたいんですよ、毎年旅行していますから(笑)。
ただサロン内でマネージャーさんを募るだけでなく、出演が決まったら報酬の10%をお渡ししたいと考えています。
――報酬がしっかり出るのは、やる気になりますね。
動いてもらう以上、対価はお支払いせなあかんと思っているので。サロンのマネージャーさんと一緒に、現場を作って楽しんでもらいながら、お金儲けできたら嬉しいですよね。
――まさに、超新塾の一員となる感じですね。芸人さんが、どんな風に仕事をしているのかは結構分からないことが多いので、裏側を知るきっかけにもなりそうです。
意外と「芸人さんっていろんなところに行くんや!」と思ってもらえればうれしいですよね。
それこそ僕らも、ショッピングモールから地方のお祭り、学園祭、結婚式、会社の新年会・忘年会とさまざまな場所で仕事をしていますから。お金はもらいませんでしたが、少年院の慰問とかもしたことがありますよ。
――本当にありとあらゆる場所って感じですね!
テレビで僕たちを見たことがある全国のみなさんに、ぜひ超新塾の「生のライブ」を見てほしいんですよね。そこで「超新塾おもろいやん」「なんか最近、超新塾って盛り上がっているな」「うちのイベントにも出てほしいな」と思ってくれたら、この企画は勝ちだなと。
サロンメンバーさんと一緒に、そこを目指していきたいです。
特に若い世代の子たちに、僕たちの活躍を見せたいです。その子らが成長して、学園祭の実行委員やプロデューサーになった時、超新塾を呼んでくれるかもしれないので(笑)。
――これから、オンラインサロンをどう育てていきたいですか?
まだまだ始まってそこまで経っていないですから、ここで話を形にせなあかんなと思っています。サロンメンバーさんと一緒に、このサロンを作っていきたいですね。
マネージャーの企画も事例が一つできたら、サロンメンバーさんにもイメージが付きやすいし、一気に火が付くと思うんですよね。そこを目指しつつ、サロンメンバーさんをどんどん増やさなあかんなと。
とはいえ、やることをどんどん増やしていくと僕たちも大変なので、無理せず取り組んでいこうと思っています。550円という月会費のなかで、メンバーさんが満足してくれるものを、模索していきたいですね。
今後、面白くなることを予感させてくれる超新塾オンラインサロン。手探りで企画を考えている状態から、どんな企画やイベントが生まれていくのかが楽しみです。超新塾のことをもっと知りたい方は、今サロンに入れば企画作りにガッツリ関われるかも!
超新塾の一員になって、自分たちの街やイベントに彼らを呼びたい!そんな方も、ぜひ「超新塾オンラインサロン」をチェックしてみてください。