仕事や勉強、アルバイトなど、忙しく毎日を過ごす中で、「自分の本当の夢や願いは何だろう」「自分は将来どうなりたいんだろう」と考えこんでしまうことはありませんか?この記事では、そんなときに役立つ「ウィッシュリスト」の作り方について紹介します。書き出すことで自分の内なる「ウィッシュ=願い」を見つけてみましょう。
ウィッシュリストの効果・メリット
ウィッシュリストとは、自分の夢や願望、やりたいことをリストのように書き出したもの。ここではそれを行うことによる効果やメリットについて見ていきましょう。
自分を振り返るいい機会になる
自分を振り返るいい機会になることはウィッシュリストを作るメリットのひとつです。頭の中の漠然とした想像を具体的に言葉にして書き出すことで、自分のことを客観的に考えることができ、自分について振り返るきっかけになるのです。
(参考:TOWNWORKマガジン│夢が近づくウィッシュリストとは?作り方や思いつかないときのヒントまで)
やりたいことが明確になる
願望を書き出すことで、自分がやりたいことが明確になる点もウィッシュリストを作るメリットと言えます。リストとして書き出すことで心の奥底に眠っていた本音や忙しくて考えられずにいた夢などが浮き彫りになり自分の本当にやりたいことに気づくことができます。
願いを叶えるまでのモチベーションを保てる
ウィッシュリストを作ることで、自分の目標や夢について、いつでも確認ができることに加えて、その願いを叶えるためには何が必要なのかが手軽に把握できるため、行動を起こしやすくなり、これによって願いを叶えるまでのモチベーションを保ちやすくなるのです。
(参考:Hanakoママweb│“ウィッシュリスト”で前向きなママになろう!作り方とそのメリットとは?)
ウィッシュリストの書き方
ここからは実際にウィッシュリストの作り方を紹介します。まず、用意するものはノートや紙、手帳など、書いた後に繰り返し見ることができるもの。
書くものを用意したら、あとは100個を目安に、願い事や夢・目標などを書いていきましょう。
100個の願いを書き出すコツ
夢や目標がそれほど多く思い浮かばないという人もいるでしょう。100個の願いを書き出すコツは、じっくりと悩まずに気軽に目標を加えていくことです。書き出す内容は「やってみたいこと」「興味のあること」「実現したいこと」のどれかに当てはまる内容であれば、本を何冊読む、毎朝散歩をするなど、生活の中の些細なことや頑張れば明日にでも達成できそうなことでも問題ありません。
また、リストするものは、ぜひ読み返して楽しい内容にしてください。何度も読み返すことで、目標や夢を意識しやすくなります。
自分に遠慮しない
大きな夢であればあるほど自分には実現できないかもしれないと思い、書くのを躊躇してしまう人もいるでしょう。しかし、ウィッシュリストに「書いてはいけないこと」の制限はありません。せっかく抱いている夢があるのであれば、まずは書き出してみましょう。文字にしてその気持ちを具体化することで、新たな道筋が見えてきたり、考え方が変わったり、何か変化が起きるかもしれません。
ざっくりでも構わない
「ざっくりした夢・目標も書く」という点もウィッシュリストを作る際のポイントのひとつとして挙げられます。例えば「旅行をする」「親孝行をする」など具体的な内容が定まっていない目標でも構いません。思いついたことを楽しみながら自由にリストアップしていきましょう。
ジャンルごとに考える
夢や目標が浮かばないという方や、やりたいことが偏ってしまうという方は多いでしょう。ジャンルごとに考えてみるのもおすすめです。ジャンルの例として、仕事、勉強、恋愛、美容、ライフスタイル、食、人間関係、趣味などが挙げられます。夢や目標の幅を広げることで、バランスの良いウィッシュリストを作成することができるほか、自分の意外な一面を発見できるかもしれません。
(参考:TOWNWORKマガジン│夢が近づくウィッシュリストとは?作り方や思いつかないときのヒントまで)
他の人のも参考にする
ウィッシュリストの作成に行き詰まったときは、周りの人のウィッシュリストを参考にしてみるのもおすすめです。ブログなどSNSでウィッシュリストを公開している人を見つけるほか、友人や家族と一緒にウィッシュリストを作成して、それぞれ見せ合うなど方法は様々です。
他人のウィッシュリストを参考にすることで「こうやって書けばいいのか」「こんなこと書いていいんだ」と自分にない観点から新たな気付きを得ることができるほか、自分も挑戦してみたいと思える願いや目標が見つかるかもしれません。
【記載例】実際のウィッシュリスト見本
ここでは、ウィッシュリストの参考例をいくつか紹介します。小さな願いから大きな願いまでジャンル別に幅広く記載しますので、ぜひ自分のウィッシュリスト作りの参考にしてみてください。
ライフスタイル
月10冊本を読む
ふるさと納税をする
無駄使いをしない
防災グッズをそろえる
陶芸で作品を作る
資産運用を始める
野菜を育てる
美容・健康
日焼け止めを毎日塗る
筋トレを毎日する
ストレッチを毎日する
5㎏痩せる
食生活に気を使う
似合う髪型にする
自分に合う化粧下地を見つける
仕事
昇給する
副業を始める
売り上げ増加
有給をすべて使う
パーソナルカラー検定の資格を取得する
場所・体験
占いに行く
遊園地に行く
コンサートを見に行く
美術館巡りをする
船に乗る
韓国旅行をする
人間関係
親孝行をする
家族を大切にする
恋人をつくる
人に感謝する
人付き合いを怠らない
地元の友達に会う
自分の意見をはっきり伝える
ウィッシュリストに関する質問
最後にウィッシュリストに関する疑問を解消しておきましょう。
紙のノートに書かなきゃダメ?
ウィッシュリストを作っても、忙しい日々を過ごすうちに、せっかく書いた夢や願いを忘れてしまうこともあるでしょう。ウィッシュリストはただ作るだけでは意味がありません。書いた項目を達成するために、何度も読み返して行動していくことも楽しみのひとつです。そのため、ウィッシュリストを作る際は自分が読みやすいツールを選びましょう。普段、メモ帳や手帳を持ち歩かないという人は、ウィッシュリスト作成機能があるスマートフォンアプリを活用するのもおすすめです。写真や動画を追加するなど様々な機能があるため、より目標に具体性を持たせることができるでしょう。また、ウィッシュリストをしっかりと管理したいという方には、パソコンのExcelを使うのもおすすめです。グラフや表などで目標の進捗をデータ化することで達成まであとどのくらいか把握しやすくなります。
必ず100個書き出さなきゃダメ?
ウィッシュリストの項目は100個なくても、反対に100個以上あっても問題ありません。
やりたいことが思いつかないときは、暇を見つけて、いくつか書いたウィッシュリストを何度も読み返してみましょう。そうすることで、潜在意識に働きかけ、願いを叶えるためには何が必要なのか考えることができます。これによって新たな追加項目が自然と思い浮かぶかもしれません。
また、反対にやりたいことが100個以上いくつも浮かんだときは、新しくページをめくって、次のウィッシュリストを作成してみましょう。どんなに小さな目標でも、数多く達成することで自己肯定感が上がり、さらにウィッシュリストをクリアしていくモチベーションにもつながるでしょう。
定期的に更新したほうがいい?
ウィッシュリストは毎年新しく作成することをおすすめします。なかでも、お正月や年度初め、誕生日など自分にとっての節目となる際に更新するとより1年を見通しやすくなります。その際は、去年のウィッシュリストを見返して、達成できたものと達成できなかったもの、惜しかったものなどについて振り返ってみましょう。そして、なぜ達成できなかったのかを考えながら、新たなウィッシュリストに実現に向けたプロセスを追加していくことでより具体的に目標達成に近付くことができます。
まとめ
メモ帳や手帳、ペン、スマートフォンアプリがあれば手軽に作ることができるウィッシュリスト。自分の夢や目標をリスト化して整理することで、自分の本来の願望を振り返ることができるほか、目標に対して必要なフロー明確になることで行動を起こしやすくなり、毎日の質が向上する可能性もあります。より楽しく充実した日々を過ごしたい方に最適なウィッシュリスト作り。ぜひ今日から取り入れてみてください。