人と人との“濃い”つながりが生む気づき・学び・変化を楽しむ。福本敦子の「uoza_club」で起こるコミュニケーションの化学反応

著者名サトートモロー
人と人との“濃い”つながりが生む気づき・学び・変化を楽しむ。福本敦子の「uoza_club」で起こるコミュニケーションの化学反応

美容コラムニストとして、独自のオーガニック美容論「#敦子スメ」をYouTubeやInstagramで発信する福本敦子さん。美容やライフスタイルを等身大に語るその様子は、世代を超えて多くの女性に愛されています。

福本さんのオンラインサロン「uoza_club」では、毎日の生活が豊かになるコスメや星占い、特別ゲストとのトークでライフスタイルのヒントを発信し続けています。

そして、もうひとつのメインコンテンツはサロン会員同士での雑談交流。ちょっとしたモヤモヤから生生活に深く関わる悩み事など、多彩なテーマについてサロン会員さんが経験をシェアし合っています。

熱量の高い交流が生まれ続けている「uoza_club」が誕生した経緯と、たくさんの言葉によってサロン会員にどんな変化が起きているのか、福本さんに聞きました。


福本敦子

美容コラムニスト。「コスメキッチン」に14年間勤務後、独立。オーガニックに精通した知識と、ライフスタイルに寄り添った独自のオーガニック美容論が、著名人やエディターをはじめ各方面から大人気。

「#敦子スメ」は「読んだ瞬間試したくなる」と数多くの反響を呼ぶ。  

著書に「今より全部良くなりたい 運まで良くするオーガニック美容本 by敦子スメ(光文社)」「今から、これから。好きを感じる美容と生活(幻冬舎)」「気持ちが上がればそれでいい 12星座と星占いby敦子スメ(cccメディアハウス)」。近著に「気持ちいいがきほん(光文社)」。


発信の向こう側にいる人を感じたかった

――福本さんは以前からオンラインサロンなどのコミュニティに興味があったんですか?

福本さん:ありました。普段、私はInstagramやYouTubeで発信をしています。みなさん興味を持って見てくれるけど、画面の向こう側でコンテンツを楽しんでくれている人のパーソナリティや生活までは感じられなかったんです。

もちろん、私をフォローしてくれている人とのコメントのやり取りはありました。私の友人が作ってくれたTシャツの投稿が200万回以上再生された時は、ものすごい数のコメントが集まって。あのときは、通りすがりの方や普段コミュニケーションしない方などいろいろな方がいるんだなと思いました。

 

――私も見ました。男性と福本敦子さんが仲睦まじく話している様子がプリントされているTシャツですよね。ご友人はその人を旦那さんだと思っていたけれど、実は福本さんの本を手掛けてくれている編集者の岩谷大さんだったという。

福本さん:Tシャツの出来がすごくよくて。面白かったですよね。

それはさておき、SNSやYouTubeで発信するコンテンツは、ほとんど「私から発信したのを見ていただいている」という関係性でした。イベントで読者の方に会えたりDMなどをもらう以外は、その先にいる“人”がどんな生活をしているかまでは感じにくいこともありました。

これまでとは違う距離感になるサロンをまとめられるのかな?という不安もあって、オンラインサロンを始めるのにはだいぶ時間がかかりました。

DMM浜川:福本さんには1年に1回くらいの頻度で声をかけていました。結局、5年くらい口説き続けてようやくサロンを開設してくれたんですよね。

 

――だいぶ時間がかかりましたね。

福本さん:始めるきっかけは、友人の「(オンラインサロンを)やってみれば?よければ手伝うよ」という言葉でした。実際いろいろサポートしてくれたおかげで、サロン運営を軌道に乗せることができたんです。

それと、ハルカ(DMM浜川)がいてくれたことも大きかった。私が悩んでいることに対して、すごく的確にアドバイスしてくれたし、細かな部分もバックアップしてくれて。結果として、DMMさんと一緒にオンラインサロンを運営できてよかったなと強く思います。

それでも、私がちゃんとオンラインサロンを続けられるのか不安だったので、3ヶ月という期間限定の形でオンラインサロンの第1期をスタートさせました。

一人旅の目的地はフランス。濃密な交流がポジティブなアクションにつながった

――「uoza_club」をのぞいたのですが、驚いたのがコミュニケーションの多さです。コスメや占いといった福本さんが得意なジャンルについてのライブ配信では、100件以上のコメントが集まっていました。それ以外も、ライブ配信ではサロン会員さんと直接話したり、質問を随時募集していたりとさまざまな形でサロン会員さんと交流しているなと。

福本さん:ハルカからも、オンラインサロン内のやり取りを見て「『uoza_club』のコミュニケーションはすごく“濃い”!!」と言われます(笑)。

「uoza_club」には20代から50代まで幅広い年代の会員さんがいます。年齢も職業もバラバラな人たちで構成されていて、人によっては自分の考えや悩みを打ち明けてくれます。私がそうした悩みに答える場面もあるけれど、サロン会員さん同士がコミュニケーションを取り合う場面も自然と生まれているんですよね。

話題によっては知識や経験のある人が今何かで話したい人に経験をシェアすることもあります。いろいろなライフステージの人が家族のことや、将来についてや今話したい話題など軽いものからシリアスなことまでコミュニケーションしている場所です。過去の経験をサロンという限定された場所で話すのもいいきっかけになっているようです。

オンラインサロンでそういう場面を見るとすごく嬉しくなります。

 

――過去にはどんなやり取りがありましたか?

福本さん:一人旅に憧れているけれど一歩を踏み出せなかった会員さんは、「uoza_club」で楽しく生きている年上の方々に触れたことをきっかけにフランスのモン・サン=ミシェルまで行っちゃったんです!私も嬉しい気持ちになりました。自分の殻を破って大きな挑戦をする様子は、『魔女の宅急便』を観ているようですごくワクワクしました。

ほかにも、家族のケアをしている最中の方が、実際にそういった施設で働いている方からヒントをもらったり、背中を押してもらうこともあったりしました。

ある会員さんが「親を介護施設に入れることに抵抗感がある」という悩みを打ち明けました。その人は「介護施設に入れる=親を追いやる」というイメージを持っていたんだと思います。

すると、実際に施設で働く会員さんが「確かに介護施設はマイナスなイメージがあるけれど、むしろ入所して元気になる人もいるんですよ」と話してくれたんです。それを聞いた会員さんは、すごく前向きな気持ちになれたと言っていました。

 

――福本さんやサロン会員さんとの交流が、国境を越えるエネルギーを生み出したのですね。

福本さん:人と人が関わる意味って、こういうきっかけを作ることにあると思うんです。私がサロンを作るきっかけを人からいただいたように、お互いに与えあっている空間で安心できる公民館のようです。3ヶ月という期間限定の中でも、サロン会員さんからたくさんの声をもらいました。

【サロン会員の実際の声】


uoza_clubとても楽しませてもらっています。

好きなコーナーは、全部ですが敦子さんの発信もすごく好きですしみなさんの自己紹介や掲示板なども同士兼多様性って感じで楽しいです。

入っての変化は、オンラインの中でも敦子さんラバーという共通点があれば、距離が近くオープンマインドで交流できると知ってどんどん参加できるようになったことです!新しい仲間ができた感じで嬉しいです。

今後期待することは、uoza_clubが続くことといつかみなさんと対面でお話しできたらいいなと思いますあとグッズとかあったら嬉しいです。


自省する機会が増えました自己紹介、今の悩み、そしてこのコメントのように敦子さんの問いかけに答える時。色々なタイミングで自分がどう感じているかを言葉にできることが、忙しい日々の中で自分を見つめる時間になっていてとても有意義です!そして出てきた言葉を素直に投稿できちゃうのは、敦子さんとグッピーズ(サロンメンバーの総称)のあたたかい雰囲気のおかげです。


入ってみてどんな変化があったか

1.敦子さんの著書に書かれていた、自然の流れに乗ることや月の使い方、フラワーエッセンスの取り入れ方をオンラインサロンで理解して、グッピーズの皆さんが試してみよう!となっているのをうけて、自分も試してみよう!と1人の時より、なんとなく軽やかに行ける感じがしました。

2.置かれている環境に寄らず、皆さん同じように悩んでいらっしゃって、自分だけじゃないんだなと知って勇気づけられたり、捉えかたの観点がさまざまで、どのように乗り越えられたのかを知ることができたり、学ばせていただいています。

3.たまに呟くらいかしらと思ってたんですが、自分に共有したい欲があることに気づきました。


こんなにたくさんの声をもらって、3ヶ月で終えるなんてもったいなくない? そう思って、「uoza_club」をそのまま続けていこうと決めました。

年齢も立場も違う人たちが皆で楽しめる公民館のような場所にしたい

――福本さんやサロン会員さんにとって、「uoza_club」はどんなオンラインサロンですか?

福本さん:絶妙に心地よい距離感が保たれている、公民館のような場所だと思います。

仕事や家庭とは別のサードプレイス的な空間で、人間関係に縛られていない。オンライン上で相手の顔が見えないなど、ある程度の匿名性がある。だからこそ、皆さんオープンに自分の考えや悩みを発言できるんだと思うんですよね。

私も、YouTubeやInstagramよりも近い距離感の人々に接することができるので、いつもより安心して自己開示出来ている気がします。

 

――悩みを打ち明けたりお互いにアドバイスし合ったりできる空間だと。

福本さん:そうですね。アドバイスというより経験をシェアしあうイメージかもしれません。お互いにより化学反応が起きていると思います。「uoza_club」は幅広い年代・キャリアを持つ人が集まっているのも大きな特徴だと思います。

私のように化粧品業界でフリーランスとして働く人もいれば、介護業界で働いている人もいる。大人になると、自分とは違う環境で働く人と出会う機会ってほとんどないじゃないですか。その違いを知ること自体も、すごく面白いと思うんですよね。

 

――仲良く交流しつつ、学びも得られる空間なのですね。今後、福本さんは「uoza_club」をどのようなオンラインサロンにしていきたいですか?

福本さん:サロン会員さんには、「uoza_club」を通じて楽しい気持ちになってほしいです。安心して自分のことが話せて、気分が上向いて、それに実用的な話も聞ける。その楽しい気持ちは、私が得意なメイクや占いかもしれないし、サロン会員さん同士の会話から生まれるかもしれない。

今後も、そうした楽しい気持ちが生まれる瞬間を作っていきたいです。

例えば、私は未来の楽しみを買うのが好きなんです。行けるかどうかわからない相撲のチケットを申し込んだり、イルカとの遭遇率が90%と言われる島の民宿の抽選に応募したり。

そういう未来の楽しみや、生活に活かせる実践的な知恵で、サロン会員さんと一緒に味わいたいと思っています。他にも、皆さんがワクワクするようなゲストを呼んでのトークライブも企画しています。その過程で生まれる、サロン会員さんとの交流も一緒に楽しみたいです。

 

――福本さん、今回はお忙しい中、取材を受けてくださりありがとうございました!

美容のことにはじまり、キャリアのこと、家族のこと、人生のこと。「uoza_club」には、こうした身近なテーマから経験をシェアし合える環境があります。

SNSやYouTube、書籍で福本さんを知っている皆さんも、この記事で福本さんに興味をもった皆さんも。人とのつながりが生む変化を体験したい人は、一度このオンラインサロンをのぞいてみてください。

福本敦子 - uoza_club(season2) - DMMオンラインサロン
福本敦子 - uoza_club(season2) - DMMオンラインサロン美容コラムニスト・福本敦子によるオンラインコミュニティです。
lounge.dmm.com
  • CANARY オンラインサロンから、アイデアとヒントを。
  • DMMオンラインサロン

RANKINGランキングランキング一覧

KEYWORDキーワードキーワード一覧