ノートを書いて、ありのままの自分と一緒に過ごす。「Kakuiroサロン」まいちんさんが語る自分との向き合い方

著者名近藤ゆうこ
ノートを書いて、ありのままの自分と一緒に過ごす。「Kakuiroサロン」まいちんさんが語る自分との向き合い方

自分と向き合いたいけれどうまくいかなくて、なんだかモヤモヤした気持ちを抱えている方はいませんか?「〜書くことで日常を彩る〜Kakuiroサロン」は、ありのままの自分と向き合いたい人のために、ノートを使って自分自身と対話できるきっかけを届けているサロンです。

「自分と向き合うきっかけになる」コンテンツとはどんなものなのか、サロンオーナーのまいちんさんにたっぷりお話を伺いました。まいちんさんがノートを書き始めたきっかけや、書くことを習慣化するためのアドバイスもお聞きしたので、ノートを通して自分と向き合ってみたい方は必見です!


まいちん

「『書く』で日常を彩る。」をテーマに、SNSや音声プラットフォームで発信活動中。オンラインサロンの前身となった書く習慣をつけるための企画には、のべ7,500名が参加した。「1日5分から自分と向き合う」をテーマに、自身で制作した日めくりカレンダーも好評販売中。


書くことには、すごい力があるのかもしれない

ーーまいちんさんは、いつごろから書くことを始めたんですか?

6年前くらいに手帳のコラージュにハマったのをきっかけに、日記を書きだしたのが始まりです。当時は手帳のページをおしゃれにデザインすること自体が好きだったので、何を書くかはそこまでこだわってなくて。今日はここに行って、こんなもの食べておいしかったよ、みたいなことを、コラージュした手帳のページに書いていました。

 

ーー日々のできごとを書くことから始まったんですね。そこから、ご自身の内面と向き合うような内容を書き始めたのは、何かきっかけがあったのでしょうか?

はっきりとしたきっかけがあったわけではないのですが、日記を書くうちに、自分の感情も自然とセットで書くようになりました。楽しかったことだけじゃなくて、少しイラっとした時や、モヤモヤしている時の感情も含めてです。そしたら、自分の気持ちが整理されてスッキリしたことが何度もあって。「もしかしたら、書くことにはすごい力があるのかもしれない」と実感するようになってからは、書く内容も、自分との対話を通して内面を掘り下げるようなものに変わっていきました。

ちょうど同じ時期ぐらいに、世間でジャーナリングが流行し始めました。ジャーナリングとは、自分自身の理解を深めるために、頭に浮かんでいることをそのまま書き出していくことで、書く瞑想とも呼ばれています。

書くことで得られる効果をもっと実感したいと思ったので、ノートを開いて、頭の中身をそのまま吐き出すように書いていきました。

ーージャーナリングをすることで、どんな効果があったのですか?

本当にたくさんの効果を実感できたのですが、特に「自分が本当にやりたいこと」をはっきりと見極められるようになったのは大きかったです。

たとえば、SNSで「カフェでパソコンを開きながら、おしゃれに仕事ができて幸せ」みたいな発信が流れてきたとします。ジャーナリングを始める前の自分だったら、そういった発信を真に受けて、無意識のうちに「これが幸せの基準なんだ」と思い込んでいたでしょう。

でも、ジャーナリングを続けていくと、SNSや世の中の風潮に振り回されなくなりました。「自分にとって何が幸せか」を一番に考えて、やりたいことに向かって動けるようになったんです。

 

ーー自分軸を大切にできるようになったのですね。

もうひとつ、1日が幸せだったかどうかは、できごとそのものよりも「それをどう受け止めたか」で決まってくる。そしてその受け止め方は、ノートである程度コントロールできることにも気づきました。

何か印象的なできごとが起こった時に、どう思ったのかを細かく書き出していくと、自分の思考のクセや偏りが少しずつ見えてくるんです。そのパターンに気づけるようになってからは、自分の思考に振り回されないで、できごとそのものを素直に受け止められるようになりました。その分心穏やかに過ごせるようになって、ささいな幸せを受け止められることが増えたように感じます。

ノートを通して自分とじっくり向き合える場所をつくりたい

ーー書くことで得られる効果がこんなにもたくさんあるなんて、知らなかったです!

私も本当にそう思ったので、書くことの素晴らしさをたくさんの人に伝えられたら、と思ってSNSでノートの書き方を発信していきました。個人的に本を読むのが大好きなので、自己啓発本を読んでインプットした知識もノートに活かせないか試してみて、自分なりの発信ができるよう工夫していました。

 

ーーSNSでもノートを通して自分と向き合う方法を発信していたまいちんさんが、「Kakuiroサロン」を開設しようと思った経緯を教えてください。

数年前にSNS内で企画した参加型のジャーナリング企画が、オンラインサロンの原点だったように思います。企画したきっかけは、私の発信を見てくださっていたフォロワーさんから「ノートを書いてみたいけれど、何を書けば良いのかわからなくて……」とコメントをいただいたことです。その時直感的に「フォロワーさんたちと一緒にジャーナリングできたら楽しそう!」と思ったんですよね。

ジャーナリング企画では、私の提案したテーマをもとに、皆さんで1日15分、5日間ノートを書いていきました。たった5日間の企画でしたが、参加した皆さんからは「モヤモヤがスッキリした」「自分と向き合うきっかけになった」とたくさんの反響をいただいて、ありがたかったです。私自身も、皆さんと一緒に書くことでいろいろな気づきが得られましたし、書くことへのモチベーションがさらに高まりました。

そこで、今後は期間にしばられないで、同じ志を持った方々がノートを書いたり、日々の気づきをシェアしあったりできるような場所をつくりたい。それならオンラインサロンがピッタリだと思って「Kakuiroサロン」を立ち上げました。

サロン内で開催したオフ会での写経体験

上記はサロン内で開催したオフ会での写経体験の様子

 

ーー当時、Kakuiroサロンをどんな場所にしようと考えていましたか?

サロンメンバーの皆さんが、「かけがえのない自分と、ただ一緒に過ごせる」ような場所にしたいなと。私が一方的にノートの書き方を伝えるのではなく、参加してくださる方々が自分とじっくり向き合うことで、自然と気づきを得られるようなサロンにできたらと思っていました。

ノートには、ありのままを自由に書いてOK

ーーKakuiroサロンでは、自分と向き合うきっかけになるコンテンツをたくさん提供していますよね。メンバーの皆さんから好評のコンテンツを教えていただけますか?

書籍『ザ・マジック』を課題図書にして毎日皆さんと感謝をノートに綴ることを実践しました。感謝を探す、というよりも身の回りにあるものに感謝ボールを投げてみる感覚です。皆さんにはテーマをもとに10個感謝を書き出していただきました。

その時の毎日の実践例と解説を残している部屋は今でも好評です。

 

ーーまいちんさんの投稿をもとに、筆者も試しに10個の感謝を書き出してみたら、不思議と穏やかな気持ちになりました……!

ありがとうございます!このワークを習慣付けていると、日々当たり前のように受け取っていた物やできごとにもありがたみを感じて、満たされた気持ちになるんですよね。心の持ち方がだんだん変わっていって、幸せを感じる瞬間が増えていくはずです。

 

ーーほかに、サロンの皆さんから人気のコンテンツはありますか?

特に参加してくださる方が多いのは、平日朝5時半から6時まで行っている「早朝もくもく会」です。朝一番の時間を自分のために過ごしてもらうことが目的で、特にこちらからやることは指示しません。皆さんジャーナリングや瞑想などをして自由に過ごしています。

仕事や家事、育児と日々やることに追われていると、自分の時間ってなかなか取れないですよね。そんな中でも、少しだけ自分の時間をつくると気持ちの余裕が全然変わってくると、私自身も感じています。

ほかに、メンバーさん同士の交流を深めるためのオフ会も不定期で開催中です。先日は長野でオフ会をして、皆さんと雑貨のお店を巡ったり、ワークショップをしたりして楽しみました!いろいろなコンテンツやイベントがあるので、ご自身のペースで参加していただければと思います。

ーー素敵なコンテンツが盛りだくさんですね!まいちんさんがサロンで発信をするうえで工夫していることはありますか?

なるべく、自分の実体験を交えた発信を心がけています。起こったできごとに対してどんな風に気持ちを整理したかがわかるよう、書いたノートを見せながらお伝えすることもありますね。普段ノートの中身は大切なものとして人に見せることはしませんが、サロンの中では公開しています。

最初は、ノートを上手に書かなきゃ、楽しいことを書かなきゃって、つい思ってしまうものです。でも皆さん、私のノートを見ると「もっと素直に書いていいんですね」と言ってくださいます。

自分と過ごすことの安心感を知ってほしい

ーーまいちんさんは、普段どんな風にノートを書く時間をつくっていますか?

朝イチの早朝もくもく会で、感謝ワークをしたり、ノートに気持ちを書く時間をとっています。あとは特にルーティンは決めてないのですが、手もとには必ずノートを置いておくようにしています。手もとのノートには、直感的に「今これ書きたいな」と思ったことをメモしてますね。

 

ーー書くことが習慣付いているイメージですが、ノートを書かない日はあるのでしょうか?

ありますよ!でも数日書かないと、ちょっとしたモヤモヤがたまって、不満を感じることが増えてくるんですよね。そういう心の状態になると「そうだノート書いてないからだ!」って気づいて、すぐに戻れています。

ーー自然と継続できていらっしゃるのですね。Kakuiroサロンでノートを書いてみたいけれど、続けられなかったらどうしようと悩む人もいるかもしれません。まいちんさんならどうアドバイスしますか?

続けるコツは、書き始めてすぐに効果が現れるかを気にしないこと。1日、2日書いてみたけれど、良いことが起こらない……といったような見返りを求める姿勢でいると、続けるのが苦しくなってしまうからです。まずは、純粋に書くことを楽しんでもらえるとうれしいです。

あとは、サロン内のコンテンツをただながめるだけではなく、自分ごととして受け取って実践してみることも、モチベーションの維持につながると思います。

サロンには私の投稿のほかにも、他のメンバーさんが抱えている悩みと、その方がどう向き合っていったのかが投稿されています。それらの内容を見て「自分だったらどうするか」を考えてみれば、Kakuiroサロンで受け取れる学びがもっと増えて、書くことがどんどん楽しくなってくるはずです。

ーー最後に、今後まいちんさんはKakuiroサロンをどんな場所にしていきたいと思っていますか?また、入会を検討している方にメッセージをお願いします。

サロンを開設した当初のイメージ通り、引き続き「かけがえのない自分と、ただ一緒に過ごせる」ような場所にしていきたいです。

ありがたいことに、メンバーさんからは「Kakuiroサロンを通して、自分と過ごすことの安心感を知れた」という声をたくさんいただいています。ノートを通して自分と対話する習慣ができると、なんとなく感じている不安や焦りに振り回されないで、安心していられるんです。この感覚を、もっともっとたくさんの人に知ってほしいなと思ってます。

ノートを書くきっかけ、自分と向き合うためのきっかけになるコンテンツをたくさん用意しているので、少しでも気になった方はぜひ入会お待ちしています!


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