本気の女性起業家の繋がりを作るオンラインサロン『「起業で社会を変える」実践的・女性起業家サロン』では、毎月旬なゲストをお招きしての講演＆必ず仲良くなれる交流会を開催しています。年の瀬の今回は、3部形式の大忘年会を開催。第1部：香保子ママへの質問タイム、第2部：分科会活動報告、第3部：飲み会の豪華3本立てで行われた忘年会の全貌とは…？
起業で「自分が作りたい世界」を生み出していく
第1部では経沢さんへ直接質問できるということで、オンライン参加を含めた3名の方が熱い質問をぶつけていました。
ー新規で事業を考えています。経沢さんはトレンダーズにキッズラインと今まで2社の起業をされていますが、時流を見て、起業のタイミングを考えていましたか？
私の場合は、特になかった気がします。マーケットを見て、起業する時期を考えのも大切だと思いますが、あくまで、私は「自分が作りたい世界」を創ろうと思ったので。
ー事業をやり始めてから、ネガティブなギャップやポジティブなギャップはありましたか？
キッズラインに関して言えば、時給の高いシッターさんにもたくさんのニーズがあることに驚きました。子育ての助けとして利用するのではなく、教育として使いたい方も多かったのも発見です。例えばバイリンガルのシッターさんが子どもに外国語を教えたり、保育士のみならず様々な利用方法があるんだと気付きました。
ネガティブなのはいまのところ特にありません。事業内容も日々の生活への貢献度が高いし、女性が活躍するために必要なサービスだから応援してくれる人も多くてありがたいです。
ー（キッズラインの）ユーザーなんですが、最近は保育園が決まったから使ってないけど、システムの使いやすさで驚きました。
ありがとうございます。エンジニアの人は大変だったと思うけど…（笑）。airbnbの操作性を意識しました。もちろん、まだまだやりたいことがあるので、今後も改善を続けます。
ーこれ、最高の一手だったなと、思うことってありますか？
株主の方に恵まれたというのはあります。なのでコツコツ、自分たちのペースでやらせていただけたことでしょうか？株主の方がとても素敵な方々ばかりで、私たちの理念を理解してサポートしてださったのはすごくよかったです。
命を預かるサービスだから、資金調達もあまりしすぎず、株主の方も少なめで、地道に他の事業でも売上を作りながら、急ぎすぎず、安全を優先できて、それが良かったんじゃないかな。
ーコツコツとは、具体的にどういったことをしていたのでしょうか？
この女性起業家サロンや、テレビに出たり、noteを書いたり…という活動もやりながらキッズラインのそれらの売り上げも全部投下しました。他の選択肢もあったと思うけど、このやり方を選んだのは今でも良かったと思います。
創業メンバーを集める時も、ブログで募集したら100人の応募がありました。スタート時は私一人だったから自分で電話してアポ取って、面談して…ってのを繰り返していましたね。
ビジネスパートナーが自分の夢を叶えてくれるわけではない
ー在宅でフリーのクリエイターとして働いているのですが、今後事業を大きくしていきたいと思って、新しくビジネスパートナーを探そうと思っています。探すときのコツなどはありますか？
まず、事業を大きくしていく時に一番大事なことはお客様が来続けてくださることだと思います。その上でパートナーはどんな人がいいかというのがあると思うのですが、一般的には、パートナーは、違う能力をもった自分と同じくらいパワーがある人が良いと思う。
仕事が継続的に来るのであれば、パートナーではなく同じように在宅で働く人や頼める仲間に仕事を振るっていうのもありかな？と思います。逆にどのようなパートナーが必要だと思いますか？
ー私はプログラミングができないので、そこを補ってくれるパートナーが欲しいと思っていました。
社長としてやっていくのであればパートナーの存在意義ってなんだろうと良く考えてみるのもありですね。
あくまで私の場合ですが、徐々にメンバーを集めて行きました。パートナーが出来たからといって、自分がやりたい夢をすべて叶えてくれるわけではないと思うので、必要な部分をコツコツ補っていくという方法もあると思います。
自分がこういう会社にしたい、だからこういう人がいたらいいなって発想で。パートナーがいたら会社が大きくなるってわけではないと思う。社長である自分がどういうことをしたくて、どんな夢を描いて、その時にどんな仲間が必要で、そこであなたがやりたい？って流れだと思う。自分のこだわりや想いを言ってあげるとわかりやすいかもしれない。
社長のやりたいことが魅力的だから仲間が集まるんだとおもいます。
経験はする必要がある、だけど知識は聞けば良い
ー年下の人に教えを乞う時にどういった接し方、態度を意識していますか？私はプライドが高いのか、素直に聞けない自分がいます。経沢さんは、○○さんと会ったとか20代前半の方の話を聞きに行ってると伺ったので…
私は年齢をそんなに気にしないんです。だから年下だから年上だからというより、尊敬の気持ちで接しているだけで、意識したことはなかったけど…。ただ、一ついうのであれば、短期的欲求と長期的欲求を上手に満たせる人は生きやすいと思うのね。
例えば、飲み会の後に化粧落とすのがめんどくさくてそのまま寝たくなるんだけど、それをやってしまうと美が遠のくよね？短期的な欲求では疲れてるしそのまま寝たいけど、長期的に考えれば、そこは絶対化粧を落とした方が良い。なのでそんな感じで天秤にかけてみたらどうでしょうか？
相手が自分より年下でも、本当に聞きたい情報があるなら、聞いた方が成長できる？それともプライドの方が大事？どっちが自分にとって良いか考えてみて欲しい。わからないことを素直に聞けないと成長が止まってしまう。経験はする必要があるけど、知識は聞けば良いだけ。
ー仕事やプライベートで直面した問題はどうやって解決していますか？
大体のことは本に書いてあったり、ネットで探したり解決方法はたくさんあると思います。今はVoicyで質問を受けてるけど、些細なことでもその人にとっては大問題なんだなって思う。例えば、もうすぐ育休で復帰するけど、周りの人は私の不在チームに慣れてるし、楽しそうな同僚の写真見たりすると、再びそこに入っていけるか不安で復帰が怖い。って悩んでる人がいたんですね。
一般的に考えるとその悩みは小さく見えるかもしれない、だけど本人にとっては復帰が不安になるくらい大きい悩みで。それをほんのちょっとアドバイスして、新しい考えを聞くだけで、心が軽くなったりする。人に相談するって大事なんだなと思いました。聞くだけ、書いただけですっきりするので、問題に直面したら、まずは気軽に相談するのが大切かなと。
起業の悩みから、簡単な質問まで何でも答える
ー洋服はどうやって決めていますか？
前日や2日前には考えるようにしています。役員会がある時は紺のワンピースを着るって決めています。
ー紺のワンピース以外、どんな色を着ることが多いですか？
黒づくめみたいなスタイルは着ないようにしてる。私の場合、おばさんだからレフ版になるような明るい色を顔周りにもってくるようにしています。例えば、同じ洋服でも2色で迷った時なんかは明るい色を買ったり、首元が空いた服を着るようにしています。
ーよく使うアプリは？
Facebookのメッセンジャー、音楽アプリのAWA、日本交通の配車アプリ、Voicyとかかな。あとはもちろんキッズライン！（笑）。
ー情報収集はどのようにされてますか？
主にTwitterでインフルエンサーをフォローしています。あとはYahoo!ニュースですね。
ー今注目してる会社やサービスはありますか？
「ecbo cloak」っていう飲食店の空きスペースに荷物を預かるシェアリングエコノミーサービスに注目してます。もちろんビジネスモデルも素晴らしいんだけど、社長の気遣いのすごさを目の当たりにしたので（笑）。
メンバー主導の分科会も盛ん
同じ興味や属性のメンバーが集まり、オン・オフ問わずに交流する部活も盛んに行われています。
- 経営者分科会
既に起業している人や、これから起業したい人向けの部活。経沢さんにグループコンサルしてもらったり、経営のアドバイスを頂けるのはオンラインサロンならではの特典。
- 週末起業スタート部
起業はこれからの人や週末企業や副業を考えている人向けの分科会。メンバー同士情報交換し、モチベーションアップにつなげるのが狙い。
- 書き起こしnote支店
経沢さんのVoicy『仮想銀座高級クラブ「かほこ」』を書き起こしまとめている。文字にすることで聞き流していたこともしっかりと理解できるように。
- イベント部
定例会や忘年会を企画。オンラインサロン始めたばかりの人は、サロン内部を見ることができるので積極的に参加して欲しい。
他にも多くの分科会があるので、興味を持った人は是非入ってください！とのこと。主催してやめてもいいし、1度トライするだけでも大丈夫。趣味がなくても、覗いてみると見つかるかもしれません。五感を研ぎ澄ましてきてください！と仰っていました。これから起業やフリーランスを考えている人はもちろん、起業者の仲間が欲しい方にもおすすめのオンラインサロンです。
