ユニークなプロジェクトが勢揃い!「SALON PROJECT AWARD 2018」レポート
DMMオンラインサロンでは、600を超える多種多様なサロンから面白い企画や社会に役立つ活動が立ち上がり、様々な成果を上げています。そんなサロン内のプロジェクトを讃える「SALON PROJECT AWARD(サロンプロジェクトアワード)2018」の表彰式が、3/8(金)に開催されました。
会員制でクローズドな環境が特徴のコミュニティであるオンラインサロンの内部を、サロンの外の人に向かって大々的に発信する場を設けるというのは、DMMオンラインサロンとしては初の試みです。
当日は、応募のあった100以上のプロジェクトから選ばれた8つの入選サロンのほか、様々なオンラインサロンのメンバーが参加。そして、ついに3つの受賞サロンが選ばれました!
コミュニティ賞には「堀江貴文イノベーション大学校」が選出!
「コミュニティ賞」に輝いた「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」は、昨年開催されたアワードでも大賞を受賞した強豪サロン。今回受賞したのは、毎年六本木の街を占拠して行われる、HIU主催の一大イベント「ホリエモン万博」プロジェクト。2019年は2月2日・3日に開催され、来場者5,500人が来場、8つの会場で52個のイベントが開催されました。
ホリエモン万博では64名の運営チームが、7ヶ月間にわたり準備を重ねてきたのだそうです。もちろん、イベントを支えた運営チームは、全員がHIUのメンバーたちで構成されています。ジャズフェスやグルメフェスといったイベントの数々も、自分の好きを思い切り表現したいというサロンメンバーの方々の思いから企画が始まりました。
運営チームは獣医師さんから経営者、ニューハーフの方まで、個性豊かな人ばかり。日常では決して出会えない人々と時にぶつかり、議論を重ねて作り上げた「熱狂の集合体」は、オンラインサロンでなければ得られない経験です。
ホリエモン万博は、2020年2月1日・2日にも開催が予定されており、すでに実行委員会も立ち上げられています。「熱狂の集合体」が出来上がる瞬間を間近で感じたい方は、今すぐオンラインサロンに参加しましょう!
表彰では「一番狙っていた賞なので、とても嬉しいです!」と喜びをあらわにしていました。
審査員特別賞は『オトナ女子のためのダイエット大学』!受賞を決めた、驚きのプレゼンとは!?
審査員特別賞に選ばれたのは、「オトナ女子のためのダイエット大学」です!サロンオーナーの吉野達彦さんは、パーソナルトレーニングジム「FORZA」のオーナーにして、大日本プロレスで活躍するプロレスラーという異色の経歴の持ち主です。
王道だけど確実に痩せて、リバウンドもしないという独自のダイエット法「吉野式ダイエット」で、サロンメンバーの皆さんとダイエットに取り組むプロジェクト「超多忙女子たちが吉野式ダイエットで計100キロ痩せてみました」。会場には10kgのダイエットに成功したメンバーさんも登壇し、「子どもと写真を撮るのが楽しくなった」「人生が変わった!」と喜びを口にしました。
プレゼンテーションの途中には、なんとエクササイズの実演も!はじめに、前屈で体の硬さをチェックした後、簡単なエクササイズで体をほぐします。その時間は、なんとたったの30秒。しかし、その効果は絶大で、先ほどまで指先が床につかなかったのに、エクササイズの後には手のひらが床につく人が続出しました!自分の体に起きた驚きの変化に、会場は大きな歓声で包まれました。
「科学的じゃない無理のあるダイエットが、世の中にはたくさんあります。サロンの活動を通じて、吉野式ダイエットをダイエットのスタンダードにしたいです」
そう語る吉野さん。表彰されるのは想像もしていなかったようで、とても嬉しそうな顔で微笑んでいました。
グランプリに選ばれたのは、メンズファッションの文化を創造する「MB LABO」
日本人男性は30代を過ぎると、途端にファッションの話題が日常から遠のいてしまします。「MB LABO – ファッションの集合知へ -」を主宰するMBさんは、大人気ファッションサイト「KnowerMag」を運営し、ファッション関連の著書も累計100万部販売を突破しているという、まさにメンズファッション界の第一人者。MBさんは、「メンズファッションの文化をつくる」というテーマで、これまで様々な人物や企業とコラボをしてきました。
今回グランプリを受賞したのは、サロンメンバーが考えた洋服を、大手アパレルブランドとコラボして、実際に世に送り出すという「商品開発プロジェクト」です!
「nano UNIVERSE」「URBAN RESEARCH」「ADAM ET ROPE’」といった全国規模に展開している大手アパレルブランドとは、3WAYで使えるポンチョ・ストールやグレーチェックのカーディガンを。原宿のデザイナーズブランド「NOT CONVENTIONAL」とは、和服の丹前をモチーフとしたコートやフィッシングベストを、それぞれ制作・販売したのだそうです。
今後10年で、消費者・生産者の垣根がなくなるとも言われています。ユーザーが「欲しい!」と感じるものを形にするこのプロジェクトは、そんな時代の到来を感じさせてくれる、とてもワクワクしたものでした。
トロフィーと賞金を手にしたMBさんとサロンメンバーの皆さん。「(賞金で)飲みに行くぞー!」というMBさんの男前発言に、皆さん湧き立っていました!
その他のサロンも個性派ぞろい!入選プロジェクト全部お見せします
惜しくも、入選となってしまった5つのオンラインサロン。しかし、100以上の応募の中から選ばれただけあって、どのプロジェクトもとてもユニークです。プレゼンテーションを聞いているだけで「自分も参加してみたい!」と、興味をそそられるものばかりでした。
この記事では特別に、そんな個性派ぞろいのプロジェクトも、全部お見せします!
学生たちと作り上げた就活本!「トイアンナの就活講座」
恋愛系・就活系のライターとして活躍する2人組ユニット、トイアンナさん。2011年から就活指導をスタートさせ、のべ1000人以上の学生たちを内定へと導いてきました。しかし同時に、地方の学生や留学生の支援ができていないという課題を抱えていたのだと言います。
それに加えて、毎年入れ替わる就活生から、「志望動機はどう言えばいい?」「企業研究はどう進めればいい?」など、繰り返される同じ質問に答え続けなければならないという問題も。そんな課題を解決するために、これまでの経験を集合知としてまとめた書籍を出版しよう!と決意されたのだそうです。
しかし、出版社からは予定よりも4ヶ月前倒しで執筆してくれという無茶振りが。そんな時、大きな助けとなったのは、現役学生が集うオンラインサロン「トイアンナの就活講座』でした。タイトル案や書籍の内容、表紙デザインに至るまで、サロンメンバーに協力してもらい、2018年12月に『就職活動が面白いほどうまくいく 確実内定」が出版されました。
書籍は2月に重版をし、計9,000部が世に出たことに。就活生は年間約50万人いると言われているので、約50人に1人の就活生へ、トイアンナさんと現役学生の知恵が届いたのです。
マンガで経済・歴史の面白さを伝えたい!「ネットマンガラボ」
堀江貴文さんやコルクの佐渡島庸平さんなど、ネットマンガ界をリードする存在と共に、ネットマンガの可能性を広げるための活動を続けるオンラインサロン「ネットマンガラボ』。サロン内には様々なグループが存在しますが、その中の1つ「大福組」は、経済・歴史という、一見とっつきにくそうなジャンルを、マンガを通じて世に発信していこうと奮闘しています。
活動が本格化したきっかけは、2018年4月に開かれた2回目の経済歴史マンガの企画会議イベント でした。イベントの様子を、漫画家のアイタローさんがレポマンガにまとめ、そこから2週間という驚異的なスピードで、出版にこぎつけるという快挙を成し遂げます。マンガは2018年12月、amazonのkindleインディーズランキングや無料マンガ部門で1位を獲得。さらに、amazonの公式ブログを始め、様々なメディアにも掲載されました。
プレゼンテーションでは、サロンメンバーのおかげでマンガ家としての一歩を踏み出し、作品を出版できたという方の生の声も聞くことができました。学校の授業では苦手だった歴史・経済も、マンガなら楽しく学べそうです!
福島から発信するeスポーツ経済圏の波!「Social Design Salon」
一般社団法人ソーシャル・デザイン代表理事を務める、長沼博之さんが主宰するオンラインサロン「Social Design Salon」。このサロンでは、ユーザーと一体となってモノ・サービスを作り上げていくというテーマのもと、コミュニティコインを活用した経済圏を作ろうというプロジェクトが行われています。
今回入選となったのは、そのプロジェクトのうちの1つである、「福島に『eスポーツシェアハウス&配信スタジオ』を作る!」です。このプロジェクトでは、福島県の郡山駅から徒歩6分にある、4階建てビルの一角を購入し、1階はイベントスペース、2階は店舗、3階はシェアハウス、4階はゲストハウスといった具合に改装し、プロジェクトの拠点として作り上げました。
プロジェクトに参画する企業や農家は、お菓子や宿泊チケット、車などを提供。eスポーツ関連イベントや価値の提供によって得られるコミュニティコインにより、プレイヤー達はそれらを購入することが可能なのだとか。コミュニティコインを中心とした独自の経済圏からeスポーツのトッププレイヤーが生まれ、地域全体でeスポーツを楽しむ。1つのビジネスが地方のまちづくりのあり方を変える様子を、ぜひ間近で体験したいですね!
地元愛が作る大きな輪!「静岡人大学」
「静岡人のための会員制コミュニティ」という紹介文が目を惹くオンラインサロン『静岡人大学』。静岡県静岡市(旧清水市)生まれの静岡大好きっ子、石川雅章さんが主宰するこのサロンには、静岡のことを愛してやまない人々が100名以上参加しています。
活動内容はオンライン、オフライン問わず実に多彩。例えば、SNSでは静岡の「ダサかっこいい」魅力を面白おかしく配信し、毎週月曜日の16時20分には、ラジオ番組「静岡人」を生放送しているそうです。静岡のブランド化に向け、最近では企業や自治体とコラボしながら、グッズ販売、お祭りのプロデュースなども行なっているのだとか。
そんな中、サロンメンバーはラジオ番組に出演したり、グッズやイベントを企画したりと、積極的に静岡と関わることができるのがこのサロンの最大の魅力です。今回のプロジェクトは、その名も「昭和の町」プロジェクト。清水駅の駅前商店街で昭和をテーマにしたイベントを開催し、当時を懐かしむ地元の方々と共に、活発な商店街の姿を取り戻しました。静岡を愛するみなさんは、最早このオンラインサロンへの参加が必須?なのかもしれません。
DMMとの出版企画も進行中!?「ギガ盛りブログ飯 ~情報発信力を身につけて激動の時代を生き抜こう~」
「ブログや情報発信で、ビジネスをもっと活性化させる」をテーマに掲げるオンラインサロン「ギガ盛りブログ飯」。サロンメンバーが著者となり、このサロンからすでに8冊もの本が世に送り出されているんです。
自分で書いたものは「自分で売る」という、サロンオーナー染谷昌利さんの教えを元に生み出されたそれぞれの書籍は、単なる記念出版に終わらず、多くの書籍が増刷するまでの成果を上げています。
今回のプロジェクトでは、DMMの出版事業「DMM PUBLISHING」と提携して、オンラインサロン発の書籍『複業のトリセツ』を出版。この書籍は、カバーデザインから内容の構成に至るまで、随所にサロンメンバーの意見が取り入れられています。原稿の最終チェックもサロンメンバーが行ったのだとか。
ブログによる情報発信から、書籍の出版まで。情報発信を極め、確かなキャリアを重ねたいなら、ぜひ参加したいオンラインサロンです!
今回、プレゼンテーションを行っていただいた8つのプロジェクトを始め、アワードに応募していただいた100を超えるプロジェクトには、「日常生活では決して会えない仲間と出会い」「今の自分ではできないような、大きな企業・自治体とコラボ」など、どのプロジェクトにも人生を変えるほどの可能性があります。今後、たくさんのオンラインサロンの中からどんなプロジェクトが発足し、どんな成果を生み、どんな人の人生を変えていくのか…多くの人に、DMMオンラインサロンの今後の展開を期待させてくれる、とても素晴らしいイベントとなりました!