今年で4回目を迎える「DMM オンラインサロンアワード2020」は、2020年8月31日までに開設されたオンラインサロンを対象に、今、最も熱いオンラインサロンと、オンラインサロンから生まれた魅力的なプロジェクトを紹介してたたえる表彰式です。
表彰部門の一つであるプロジェクト賞には、昨年に引き続いて素晴らしいプロジェクトたちがエントリー。受賞を果たしたのは、電脳音楽塾オンラインサロン「子供たちに「笑顔」を届けるエンタメ☆プロジェクト『ピカピカ音楽会@ホーム』」でした!
この記事では、ご応募いただいた数多くの素晴らしいプロジェクトの中から、編集部がピックアップした注目プロジェクトをご紹介いたします。
小寺メディア戦略室「メンバー16人で1冊の書籍を作る」
昨年度は、サロンに所属するメンバー4名が執筆した書籍がAmazon(kindle)でジャンル別1位を獲得した「小寺メディア戦略室」。そして、2020年はもっと多くのメンバーに「書籍を書く楽しさ、厳しさ、そして達成感を味わってほしい」との思いから、チームで1冊の書籍を書き上げるプロジェクトを立ち上げました。
コロナ禍で働き方が大きく変わり始めたことを受け、有志16名は「メンバーの多様な働き方」をテーマに執筆することを決意。書籍作りが初めてのメンバーも多く、原稿を書くのにも四苦八苦する状態からのスタートでしたが、メンバーが互いにフォローしあいながら70,000文字もの大作を完成させることができました。
その後、書籍の発売とともに、アイデアから放送まで3週間で作り上げたという24時間テレビを配信し、15,000人以上へのリーチを達成。さらに、この番組の放送中に、メンバーで作り上げた書籍がAmazon(kindle)のジャンル別新着1位を獲得したという破天荒なプロジェクトです。
向井ゆきの愛され♡ゆるあまサロン「ゆるエコプロジェクト」
向井ゆきの愛され♡ゆるあまサロン「ゆるエコプロジェクト」
エコというと0か100かでとらえてしまう方が多い中、「無理しない」「強要しない」「否定しない」を理念とし、ゆるく気軽にエコ活動をしようとプロジェクトが発足。
サロンから6名のメンバーを募集し、ゆるエコメンバーとしてエコ活動を推進するチームを結成しました。
その後、メンバーを中心にクラウドファンディングを立ち上げ、折り畳みタンブラー(マイカップ)を作成すると同時に、エコ活動の啓蒙も実施。作成したカップは3日で全て完売し250万円を超える売り上げを達成しました。第2弾のプロジェクトも予定されているとのことで、今後も目が離せません。
セルフイノベーションサロン「誰かの思いが誰かのチャレンジに繋がる42日間チャレンジリレー」
「習慣化するには21日が必要だが、陰陽それぞれ21日間、つまり42日間やり続けると才能が開花するらしい」。そんな、ある一人の方の投稿をきっかけに、あるメンバーの42日間を記事にして、毎日タイムラインに投稿するというチャレンジが始まりました。そして、自分がこうなりたいと思って続けていたものではなく、自分の思う方向と違うところで才能が開花するという迷信は、サロンメンバーの絆を深め、日々の生活に彩りを与えていったのです。
また、このプロジェクトをきっかけに、自分にも何か出来るのではないかとチャレンジを始めるメンバーも次々と生まれました。4月から始まった42日間チャレンジは、1人が終わると誰が頼むわけでもなく、その思いを継ぐ誰かにバトンが渡り、今もなおそのバトンは受け継がれ続けています。
誰かが誰かを思い、信じ、可能性を引き出す。この発信が台風の目となり、たくさんの人の未来を作っていくことに期待を感じさせてくれるプロジェクトです。
電脳音楽塾オンラインサロン「子供たちに「笑顔」を届けるエンタメ☆プロジェクト『ピカピカ音楽会@ホーム』」
“学びをエンタメする”をキーワードに様々な活動を展開している【電脳音楽塾オンラインサロン】が企画運営する、子供たちにものづくりと音楽の楽しさを体験してもらうワークショップ『ピカピカ音楽会』を、コロナ禍でも楽しめるよう、完全リモート仕様にパッケージ化。クラウドファンディングで支援を募り、全国の子供たちへお届けしました。
基本パッケージには、シェイカー制作キット以外に、映像からBGMまで、すべてをサロンメンバーが制作したという、作り方と楽しみ方をレクチャーしたDVDを封入。さらに、11月下旬には、オンラインライブ配信でエンタメワークショップ『ピカピカ音楽会 All over JAPAN』開催し、日本中の子供たちを音楽で繋ぎました。
また、クラウドファンディングで集められた皆様からの寄付金で、「ピカピカシェイカー制作キット」を50セット追加生産し、サロンメンバーから世田谷区立池尻児童館へ寄贈。
クラウドファンディング終了後には、各ご家庭で撮影した『ピカピカ音楽会@ホーム』の動画を集めてミュージックビデオを制作。YouTubeにて一般公開しました。
電脳音楽塾オンラインサロンはこれからも「新しいエンタメのカタチ」にチャレンジしていきます。
ハワイアンキルトオンラインサロンMana「プロジェクトOBC〜おばちゃんの挑戦〜」
みんながそれぞれ作ったキルトをつなぐ「フレンドシップキルト」は、「ハワイアンキルトオンラインサロンMana」でしかできない醍醐味の1つです。今年は新型コロナウイルスの影響により、ほとんどのキルト展が中止を余儀なくされる中、唯一参加可能なキルト展が「和キルト×百段階段2020」でした。ハワイアンキルトとは分野違いでしたが、皆で今までの経験と知恵を出しあえばどうにかなると、サロンメンバーは参加を決意。外出自粛のGWからプロジェクトをスタートさせました。
チーム毎に分かれ、様々な議論を交わし、まるで10代の頃の部活のように盛り上がるメンバーたち。趣味で出会った仲間はたくさんいても、本気でぶつかって何かを成し遂げた仲間はなかなか居ないはずです。ましてや50歳を超えた女性にとっては稀な経験だったでしょう。
キルト展のテーマは「世界と未来へ」。各自から思い出の着物などを提供してもらい、絹布で1000羽のツルを折り上げることで、コロナ終息と平和を願う思いを込めたとのこと。
作品は12月5日に目黒雅叙園100段階段にて公開されました。
月蝕會議室「月蝕會議室テーマソング「眞夜中サロン」“co-write”」
月蝕會議室のオーナーである音楽クリエイターギルド月蝕會議は、日々音楽を“co-write”と呼ばれる共同作業によって制作しています。 今回のプロジェクトでは、音楽をつくる過程を知り、ともに音楽を作成することの楽しさを感じてもらうために、サロンメンバーと“co-write”を実践して、月蝕會議室のテーマソングの作成を行いました。楽曲のイメージ選定からレコーディングに至るまで、サロンオーナーとサロンメンバーが協力しあうことで作られた楽曲「眞夜中サロン」は、成果物としてキングレコード(EVIL LINE RECORDS)より音楽サブスクリプションサービスでの楽曲配信も開始されています。
音楽業界に興味を持っている人や楽曲制作を行ってみたいと考えている人が、気軽に音楽プロジェクトに参加できる足掛かりとなるような素晴らしいプロジェクトです。
横山光昭のFPコンサル研究所「LINEを使った『無料家計相談』プロジェクト」
コロナ禍を経験して、収入減や支出のコントロールに悩むご家庭が増えた2020年。
多くの人が「お金について知りたいけれど、どこに聞いていいか分からない」「夫婦で価値観を共有することが大事だと分かっているけど、なかなか出来ない」などの不安を抱えているのではないでしょうか。
そんなお金に悩む方々を救うべく、サロンに在籍するFPのタマゴたちが作り上げたプロジェクトが、LINEを使った『無料家計相談』プロジェクトです。このプロジェクトでは、LINEで友達登録をすると、簡単な家計相談を無料で相談することができるというサービスを、会員とともに一から立ち上げ。
サロン会員にとっても、家計に不安を抱く人々にとってもメリットのある、素晴らしい取り組みとなりました。
整骨院/整体院/鍼灸院/訪問 1人院~10店舗/年商3億円まで問題解決「『今、予防医学のプロとしてできること』」
緊急事態宣言が出される前日の2020年4月6日。オンラインサロンメンバー102社がオンラインで集まり、「今、予防医学・東洋医学のプロである鍼灸師・柔道整復師ができることは何か」真剣に話し合いました。そこで決定したプロジェクトの活動が以下の4点です。
—————————————–
①アルコールを患者様や地域社会の事業主様にお配りする
②マスクを患者様や地域社会の事業主様にお配りする
③予防医学のプロとして免疫能力向上のため、お灸の無料施術を行う
④地域の飲食店のテイクアウト情報をSNSでシェア
—————————————–
日本の予防医学の底辺を支えるサロンメンバーたちが、コロナウイルスの収束に向けて本気で戦うことで生まれたこれらの素晴らしいプロジェクトたち。サロンメンバー同士の絆があってこそ生まれた素晴らしい活動となりました。