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ハリウッドスターのインタビューも公開!在米25年以上の高橋克明さんだからこそ届けられるニューヨークのリアル

著者名yoshimi
ハリウッドスターのインタビューも公開!在米25年以上の高橋克明さんだからこそ届けられるニューヨークのリアル

在米邦人向けメディア「NYビズ」のCEO兼インタビュアーとして、ニューヨークを拠点に活動する高橋克明さんが、今年2月オンラインサロン「NEW YORKを日常に! 高橋克明のCLUBニューヨーク」を新たに開設。

27歳のときに単身渡米。英語力もコネクションもゼロといったなかから、NY最大手のメディアカンパニーを起業し、これまでにハリウッドスターを始め、アスリートや実業家など世界で活躍する著名人1000人以上にインタビューを行ってきた高橋さん。オンラインサロンでは、ニューヨークのリアルな日常をライブ配信するほか、渡辺直美さんや真田広之さんなど、現在進行形で活躍する著名人のインタビューをノーカットで限定公開しています。

いつもは聞き手としてインタビューを行っている高橋さんに、今回は逆インタビュー。オンラインサロンについて、活用方法や今後の展望などをお聞きしました。


高橋克明(たかはし よしあき)

1973年生まれ。岡山県玉野市出身。2000年11月、専門学校講師の職を捨て、幼少時の “ニューヨークでジャーナリストに” の夢だけを胸に単身渡米。翌年11月、ニューヨークの某日系出版社に入り込む。1年後、副社長に就任。10年5月、現存する米国内最古の邦字紙 「週刊ビジネスニュース」買収。同年9月、「NYビズ」に改名。近年では、アメリカや日本の大学で世界に飛び出したい人材を対象にした講演会やセミナーなども行っている。


ニューヨーク在住のインタビュアーだからこそのコンテンツを

――まずは、ご自身がCEOを務める在米邦人向けの新聞メディア「NYビズ」を始め、SNSや過去3年連続でランキング1位を獲得しているメールマガジンなど、さまざまな媒体を持っていらっしゃるなかで、新たにオンラインサロンを始めた理由、というところからお伺いできますでしょうか。

これまで「NYビズ」で1,000人以上の著名人にインタビューを行ってきましたが、それを自分なりに何らかの形に残したいという気持ちがありました。そこに加えて、僕の仕事というのは、取材で普通の観光では難しい場所に行ける。その動画を流すだけでも特別な映像になるのかなと。

あとは、ニューヨークを拠点にして20年以上になりますが、そんな僕が見た日本についての本音を話す場所が欲しかったんですよね。SNSで言ったら炎上するだろうみたいな(笑)。そういったことをクローズドで話せる場所、メンバーを集めたいというところがきっかけだったように思います。

 

――確かに、ニューヨークを拠点に活動されている高橋さんだからこそといった興味深いコンテンツばかりですよね。

著名人のインタビュー動画は、サロンメンバー独占公開です。矢野顕子さんや渡辺直美さん、真田広之さんといったミュージシャンや俳優の方はもちろん、世界的に活躍しているけど、知る人ぞ知る的な存在の方。例えば、シルク・ドゥ・ソレイユのダンサーさんや、映画監督。オンラインサロンでは、そういった方の公開インタビューを生配信しています。あとは、不定期のライブ配信ですね。ただのお散歩ライブですが、ニューヨークの景色をオンタイムで見られるというのは、意外と貴重なのかなと感じています。

スタンダード、プレミア、エクストリームと3つの会員カテゴリがあり、エクストリームだと月に一度の個別ミーティングも提供しています。ご自身が世界で活躍したい、という方はもちろん、お子さんを留学させたいといったアドバイスなど、何でも話してOKですよ、というものです。

本当はニューヨークで億万長者になる8つのステップ、みたいなものをやった方がいいんでしょうけど、僕自身がまだ億万長者ではないので(笑)。とはいえ、ある程度夢はかなえてきていますから、そのリアルな成功体験みたいなものは感じてもらえるのかなと思っています。

 

――サロンメンバーからの反響はいかがですか。

皆さん、口をそろえて「この金額でいいんですか?」とおっしゃってくれますね。コンテンツのボリュームに対して考えると価格設定をかなりおさえているので、なかには「1年経ったところで、何かとんでもないものを売りつけられたりしませんか?」と疑う方も(笑)。それもあって、今のところ退会者はかなり少ないです。満足していただけているのかなとは感じています。

 

――今後、どのようなコンテンツを増やしていきたいと思っていらっしゃいますか。

極端に言えば、取材に行く度にサロンの配信用の動画をまわしていてもいいのかなと思っているんですよね。もともと僕は新聞社の人間なので、やっぱりクオリティーの高い物を求めてしまうし、ボツ案にしてしまいがちなんですけど、今オンラインのものってバズるもの、全然ダメなものと両方が存在しているのが普通だし、それが今の若い世代の考え方だったりする。どんなコンテンツでも堂々とやっているのが、すごくいいなと。

一度、僕ヤンキースタジアムのロッカールームで配信していたときに画面を消すのを忘れてしまったことがあったんですよ。ただの室内が映っているだけなのに、それに皆さんが興奮してくれて。パッケージングされたきれいなものとはまた別に、そういう臨場感を得られるようなものも今後は届けていきたいな、と。新聞社の社長がやっているサロンなので、ガイドブックよりは最新のニューヨークを届けられるのかなとも思っています。

渡米して20年以上。「刺激中毒だと言われます」

――改めて、高橋さんについてもお伺いさせてください。2000年、27歳のときに渡米されて以降、もう20年以上もニューヨークでメディア運営に関わっていらっしゃるんですね。

そうですね。もう人生の半分をニューヨークで過ごしていることになりますね。渡米して10年ローカルに残るのって0.1%くらいらしいんですよ。そう思うと20年以上って奇跡的な数字。ここまでよく戦ってきたなと思いますね。

今、ニューヨークは本当にとんでもない物価高なんですよ。先日も講演会で「ニューヨークだとラーメン1杯2500円するんですよね」と言われて、いつの時代だろうって。今、もう5000円くらいしますから(笑)。しかも、アメリカって訴訟する人が多いからラーメンも熱々じゃないんですよ。ちょっとぬるいラーメンに5000円。悲しくなりますね。

 

――ラーメンとはいえ、気軽に食べに行こうと思えない金額ですね。そんななかでも、長年ニューヨークで事業を続けてこられた理由をご自身ではどこにあると感じていらっしゃいますか。

講演会でもよく聞かれますが、秘訣云々じゃないんですよね。渡ってきた橋が壊れて戻れなくなったので、帰れなかった。それに尽きますね。僕は小さいころから、何となくニューヨークに行きたかったんですよ。いまだに証拠写真を持っていますけど、小学生のころに七夕の短冊に「ニューヨークのジャーナリスト」って書いたくらい。

当時、5歳上の兄貴がプロレスが好きで、覆面レスラーに夢中になっていたんですけど、覆面レスラーってメキシコ出身の方が多くて、将来はメキシコに行くという兄貴に父親がぼそっと「メキシコも楽しいかもしれないけど、世界の中心はニューヨークじゃけえ」と言ったんです。それでインプットされちゃったんでしょうね。ニューヨークは自分の約束の地だと思っていました。

 

――渡米されたときは、単身でコネクションもゼロ。しかも無一文だったとお聞きしました。

海外旅行どころか、飛行機にも乗ったことがない。英語力も全くゼロでした(笑)。語学学校も最初に少し通いましたけど、ほとんど意味がなかったですね。それでも、僕はハリウッドスターにインタビューできている。準備も大切ですけど、やっぱり一番は行動することではないかと感じています。

 

――そういったバイタリティーの源は、どこにあると思っていらっしゃいますか。

これもよく聞かれるんですけど、自分では全く分かっていないんですよ。講演会でみんなに「行動しよう」「挑戦しよう」と偉そうなことを言うんですけど、本音を言うと挑戦していない状態が分からないんですよね。

挑戦していない状況で幸せだったら、それでもいいんじゃないかと、どこかで思っているところもあります。でも、リスクを負わずに挑戦していない状態って、ニューヨークに来てからは一切なかった。それはもう堂々とかっこつけずに言えますね。

あとは、ニューヨークってやっぱり刺激が多いんですよね。日本も大変なところもあると思いますけど、食べて行けなくなることはないじゃないですか。帰国して最初は「すき焼き定食のランチが700円!?」と幸せに思いますけど、1カ月くらい経つとニューヨークに戻りたくなる。向こうの方が生きている実感がありますね。スタッフには刺激中毒だと言われています(笑)。

世界で活躍したい人、ニューヨークに触れたい人はぜひ!

――トップランナーのインタビューから得た“成功法則”をまとめた書籍(『NYに挑んだ1000人が教えてくれた8つの成功法則』KADOKAWA刊)を出版されるなど、高橋さんと言えば、インタビュアーとしての印象が強くあります。

これまで新聞社として紙面に掲載する用のインタビューを多く行ってきましたが、やっぱり紙面というかテキストと動画、公開する媒体によって向き合い方が変わるなとは思いますね。インタビューを受ける側の心構えも違うと思いますし、全くの別ものとしてとらえてお話を聞いていますけど、本音を言うと僕は紙面用に1対1で、というインタビューをやりたいタイプです。

武田双雲さんにインタビューしたときも、動画ではなく紙面だけで良かったと思いました。サロンのメンバーには申し訳ないですが、紙面の方がより深くインタビューに入っていけますね。ただ臨場感は動画の方が上かもしれない。

 

――オンラインサロンで公開したインタビューなかで、特に印象深かった方を挙げるとするなら?

やっぱり真田広之さんでしょうか。僕自身がファンだったので、インタビューできたことがうれしかったですし、今回『SHOGUN 将軍』でエミー賞を獲りましたよね。僕のサロンでお話してくださったこととエミー賞の受賞コメントがリンクしているところもあって、非常に貴重なものになったなと。

 

――そういったさまざまな方との出会いも刺激の一つだと思いますが、これまで一番影響を受けた人を挙げるとしたら、どなたでしょうか。

兄が危篤になったときに渡米を決めたんですけど、最期に「好きなことをやれよ」と言われたんですね。それがなかったら渡米していなかったし、あと母が亡くならなければニューヨークで社長になっていなかった。それを思うと影響を受けた人間は、家族を始め今まで出会ってきた人という感覚ですね。ちょっとかっこつけすぎですけど(笑)。

著名人で挙げるならやっぱり、トム・クルーズかなぁ。ちょっと異常なオーラでした。レッドカーペットでのインタビューでしたけど、「誰かを参考にするつもりはない。誰も通っていない道を行きたい」みたいなことを話してくださって。すごくインパクトが残っています。一緒にいたカメラマンも最初は興味がないと言っていたのに、実際に会ったあとは「トムはすごい」に変わっていましたから。

 

――今後高橋さんに影響されてニューヨークに、という方が出てきたら、それはまたうれしいことですね。

めちゃくちゃうれしいですね。先日も母校で講演会を行ったんですけど、僕の同級生が「子どもに聞かせたいから」と言ってくれて。なにより嬉しいセリフでしたね。

 

――では、最後に高橋さんのオンラインサロンに興味を持ってくださる方へメッセージをお願いします。

ニューヨークは世界の中心であり、きっと触れていただければすごく楽しいし、ワクワクしてもらえると思います。世界で活躍したいと思う若い方はもちろん、ニューヨークは意外と大人な街なので、40~50代の皆さんにも満足していただけるんじゃないかなと。成功法則などを話すつもりはありませんが、インタビュー動画のコメントや僕とのコミュニケーションを通して、何か大切なことが漢方薬のようにじわじわとしみ込んでいけばいいなと。ぜひ気軽に参加してみてください。

高橋克明(タカハシ・ヨシアキ) - NEW YORKを日常に! 高橋克明のCLUBニューヨーク - DMMオンラインサロン
高橋克明(タカハシ・ヨシアキ) - NEW YORKを日常に! 高橋克明のCLUBニューヨーク - DMMオンラインサロン夢を実現させる★ニューヨーク行動術 :  ニューヨークという街とみなさんの日常を繋いでいき、夢実現をサポートするサロン。
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