ひとりじゃなく、みんなで「自分らしく」なる。知性と感性を育む『PIMLICO Campus』の魅力とは

著者名CANARY 編集部
ひとりじゃなく、みんなで「自分らしく」なる。知性と感性を育む『PIMLICO Campus』の魅力とは

「自分らしく人生を楽しみたい」と願う人々が、学びや内省、そして仲間との交流を通して、輝き方を見出していく。そんなオンライン上の”仮想キャンパス”として、今年開設されたのが『PIMLICO Campus』です。

主宰の白木夏子さんは、ジュエリーブランドの経営や大学講師など多岐にわたって活躍される傍ら、このサロンを運営しています。特徴的なのは、運営側からコンテンツが提供されるだけでなく、サロンメンバーが自ら動き、イベントや同好会を次々と立ち上げている点。

今回はオーナーである白木さんに、メンバーが主役となるコミュニティが生まれた背景や、オンラインだけじゃなく様々な面から見た交流の魅力、そしてサロンが目指す未来について詳しくお話を伺いました。  


白木 夏子(しらき なつこ)

1981年鹿児島県生まれの起業家。ロンドン大学卒業後、2009年にジュエリーブランド「HASUNA」を設立。世界各地の職人とともに作るジュエリーを通して、日本のエシカル消費文化の普及に努めている。ジュエリー事業のほか、他社のブランドディレクションや、サステナビリティ・SDGsなどをテーマにした講演を国内外で行うなど、幅広く活動中。


「共同創造」で生まれる多彩な活動

──本日はよろしくお願いします!まず、この『PIMLICO Campus』がどういったオンラインサロンなのか、コンセプトを教えていただけますか?

オンラインサロン『PIMLICO Campus』は、オンラインの仮想キャンパス、大学のような形で、「知性と感性を共に育てる」というコンセプトで運営しています。

様々な学びや内省を通して自分自身をもっと知り、次の自分の姿を見出していくこと、そして自分らしく人生を楽しみたいと思っていらっしゃる方に、このサロンへ通ってもらいたいなと思っています。

 

──入会ページのキャンパスマップを拝見すると、読書会からビジネスの事、さらには哲学やアートについての学びなど、本当に幅広い活動がありますよね。これらは最初から計画されていたのでしょうか?

私自身が会社経営をしている経験から、メンタリングやマーケティングについて教えることはできるかな、とは思っていました。ただ、私からの発信だけではなく、サロンに集まってきた人たちが先生となって学び合えるような、「共同創造」の形のサロンにしたいと考えていたんです。

実際にサロンを立ち上げてみると、本当に多様なメンバーさんが集まってくださいました。ご自身でビジネスをされている方、ハンドメイドが好きな方、パートナーシップをすごく深めている方など。そのメンバーさんたちが「こういう同好会やろう」「こういう勉強会ができます」といった形でどんどん立ち上げてくれて、その結果、今のキャンパスマップのような形になりました。

後付けというか、集まった人たちが本当によくて、こういうキャンパスマップも作れるようになったという感じです。

誰もが主役になれるコミュニティ

──サロン内では白木さんだけでなく、会員さん自身が発信するなど、非常に能動的に活動されているのが印象的です。

このオンラインサロンをオープンする時に気をつけていたのは、発言しやすく、投稿しやすく、誰もが先生になれるような、全員参加型のコミュニティにしたいということでした。誰もが何らかの良いところを持っていると思うので、それらを発揮できる場があるといいなと。

ただ、私一人で始めると発言のハードルが高いと思ったので、オープン前に事務局メンバーに何人か入ってもらい、数ヶ月間準備をしました。最初は事務局メンバーに投稿やコメントで場を温めてもらい、そこに第一期のメンバーさんをお迎えする。という形ですね。

さらに、月1回のウェルカムイベントやオンライン飲み会など、皆さんが参加しやすいZoomイベントを企画することで、発言しやすい状況を作るようにもしています。

 

──そういった環境づくりの結果、今の活発なコミュニティがあるのですね。

そうですね。想像以上に皆さんが色々参加してくださっています。

私も最初の頃は全ての投稿を見ていたのですが、今はもう追えないくらいにたくさん投稿してくださっているので、本当に良かったなと思っています。

オンラインもリアルも。勝手に生まれる面白さ

──特にサロンを象徴するような活動があれば教えてください。

全員が参加できる毎日の投稿イベントとして「3 Good Things」というものがあります。

これは1日にあった良いことを3つ書き出すというワークで、みんなでシェアすることで、日常の小さな幸せに気づき、幸せをより実感できたりウェルビーイングが高まるんです。

誰でも毎日参加できますし、サロン内というクローズドな環境なので、知らない人に見られて嫌な気持ちになることもありません。サロンのメンバーは気持ちのいい人たちばかりで、誰かが挑戦していれば応援してくれるし、「いいね」と言い合えるので、自己肯定感が高まる感覚はあるかなと思います。

──信頼し合えるメンバーがいる環境だと、相乗効果で良い雰囲気になりますよね。

そうですね。他にも、毎朝5時半から7時半までZoomの部屋が立ち上がる「朝活」もあります。

特に何をするわけでもなく、画面上に何人かいるという感じで、「おはよう」とか「今日も頑張りましょう」とチャットで一言コメントするだけなのですが、毎日参加されている方も結構いて、緩く繋がれる感じもいいのかもしれません。

また、オンラインだからこその強みとして、日本全国、そして海外からも参加者がいるのが面白いです。沖縄から北海道、海外だとカナダやバンコクからも参加されています。

職業も多様で、起業家もいれば、これから起業する人、OLをしながら副業をやっている人、保育士さん、お坊さん、専業主婦の方もいます。

 

──本当に色々な方がいるので、誰にとってもどこかしらハマる部分があるのですね。

はい、どこかに何か引っかかる、魅力に感じるところがこのサロンにはあるんだと思います。

 

──オフラインでの交流もあるのでしょうか?

オフ会も月に何度か立ち上がっています。これも私が企画したわけではなく、メンバーさんが自発的に企画して、人を集めて盛り上がっています。今年の6月には皆さんで北鎌倉へ紫陽花を見に行ったり、マニアックなテーマで鎌倉散策をしていました。

つい最近も都内の美術館でルノワールとセザンヌの展示を観に行き、カフェで語り合う「大人の遠足」が企画されています。しかもほとんどの人がそこで「はじめまして」の状態で、私がその場にいなくてもメンバーさんがそこで学び合い、楽しむという動きが生まれているんです。

自分らしく輝くための「サードプレイス」へ

──『PIMLICO Campus』を“自分らしく豊かな人生をつくるためのオンラインサロン” と称してますが、白木さんにとって「自分らしく生きる」とは、どういうことだとお考えですか?

自分の心の声を聞いて、本当に心からやりたいと思うことや、ワクワクすること、心が躍るような瞬間を、1日に1分でもいいので見出すこと。それができている状態がすごく大事かなと思っています。

私が人と関わる上でのモチベーションとして、その人の魂が輝くこと、その人が本当にやりたいことを見つける手助けをしたいという思いがあります。それは仕事でなくても、何かを集めるコレクターでも、フェスに参加することが生きがいでも何でもいいんです。何か一つでもワクワクすることを持っていれば、人生は絶対に楽しくなると思っています。このサロンに集まってくる方々にも、それを見出してもらえるといいなと思っています。

 

──実際に参加されているサロンメンバーの方々の反応はいかがですか?

すごくポジティブな感想が多いですね。例えば、「豊かに生きるためのヒントが得られた」「仲間との出会いが人生の彩りになっている」「未知の学びや挑戦に自然と背中が押される場所」といった声をいただいています。

特に、日常生活で普通にネット検索しているだけでは得られない情報や、全く異なる感性に出会える「セレンディピティ」がこのサロンにはあると感じています。

昨今、特にネット上ではレコメンドされた狭い情報だけに触れがちですが、それとは異なり、自分の領域や感性、知識がすごく広がっていく感覚が私自身にもあります。おそらくサロンメンバーの皆さんもそれを感じてくださっているのではないでしょうか。

お互いの人生を応援し合える場所

──こういったサロンを実際に運営されて、「コミュニティ」というものへの所感も聞いてみたいです。

こういったクローズドで小さなコミュニティは、これからの時代にすごく大事になってくると感じています。

クローズドな場だからこそ、XやInstagramで書くよりもずっと低いハードルで安心して発言できます。心理的安全性が保たれた中でやり取りできるのが、こういうコミュニティの本当にいいところだと思います。

 

──最後に、『PIMLICO Campus』の今後の話をお聞かせください。直近に予定しているイベントなどもありますか?

長期的な目標としては、10年、20年経っても繋がっていられるような、お互いの人生を応援し合えるベースキャンプのような場になることです。

直近では、来年の2月頃に「PIMLICO Campusの学園祭」をやろうという計画が立ち上がってます。

サロン内にはお菓子やお洋服などものづくりをされている方がたくさんいるので、そういった方々の作品発表の場やフリーマーケットなどを、DMMの会場を貸し切って開催しようと。そのための学園祭実行委員会も立ち上がっていますので、今でも十分そうですが、これからさらに『PIMLICO Campus』は盛り上がっていくと思います!


オーナーから教わるだけでなく、メンバー一人ひとりが主役となって「共同創造」していくコミュニティ、『PIMLICO Campus』。多様な仲間との交流や、“セレンディピティ”に満ちたこの場所は、日々の生活に新しい彩りを与え、自分らしさを見つめ直すための、大切な「サードプレイス」になるかもしれません!

ぜひあなたも『PIMLICO Campus』で、心躍るような興味や一生の仲間と出会い、もっと自分らしい人生を歩む一歩を踏み出してみませんか?

白木夏子 - PIMLICO Campus - DMMオンラインサロン
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