〇〇は彼に一生隠す!?婚活女子のリアルお悩み相談

著者名亜希子
〇〇は彼に一生隠す!?婚活女子のリアルお悩み相談

いわゆる「ハイスペ男性」狙いで婚活をスタートし、2年間の活動の末、2020年に医師とご結婚された、「地獄の婚活サロン」のオーナーりこさん。

オンラインサロンでは、婚活をしてきた実体験から得た有益な情報を惜しみなくお届けしています。

今回は、そんなりこさんにDMMオンラインサロンのスタッフから寄せられた婚活に関する質問やお悩みをとことん相談!婚活のモチベーションを保つにはどうしたらいいのか、どういう男性を選んだらいいのか、さらにはどんな女性が選ばれるのかなど、さまざまなお話を伺いました。


りこ

ハイスペ狙いで20181月から婚活をスタートし、20203月末に医師と結婚。

婚活中に「婚活は地獄だ!」と思ってきた体験をもとに、婚活中の人の不安や孤独を和らげるためのオンラインサロン「地獄の婚活サロン」を運営中。

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「地獄の婚活サロン」って?

――りこさん、本日はよろしくお願いします。まずはオンラインサロンについてお聞かせください。

「地獄の婚活サロン」ではどのようなコンテンツを発信していますか?

婚活しないと結婚できないことを「劣っている」と感じる女性が多いため、そういう悩みを持っている人たちに寄り添う発信をしています。

婚活をしていると、些細な疑問がたくさん出てくるんですよね。たとえば、お会計をどうするのか、気乗りしないデートに誘われたときにどう断ったらいいのかとか。そういうことをみんなで解決していけるコンテンツを発信しています。

 

――「ハイスぺ婚」はりこさんのサロンのテーマでもあると思うのですが、りこさんが思う「ハイスぺ」の定義はなんですか?

年収の金額でいうと1,000万円以上の男性。年齢などにもよりますし、都内では生活が厳しいという意見もあるかもしれませんが、やっぱり1,000万円は簡単に稼げる金額ではないですよね。ですので、1,000万円以上というのが私の中の定義です。

 

――なるほど。実際に、りこさんはいわゆる「ハイスペ」の旦那様と出会ってご結婚されましたね。結婚してよかったことはなんですか?

一番よかったのは、はっきり言ってしまうと「養ってもらえること」です。私はバリバリ仕事をしていく気持ちがなくて、誰かのお世話になって生活していきたかったので。あとは、自分の味方がいつもいるっていうことかな。何をしても肯定してくれるし、そのままでいいと言ってくれる相手がいるというのは、自分の自信にもつながります。

それと、意外なところでは、世間的な目がけっこう変わりました。結婚しているというだけで、まともな人間に見られることが多いんです。これは予想外でしたが、お得だと思いました。(笑)

恋人がプロポーズしてくれない!どうすべき?

――なるほど。実際に婚活をされていたりこさんの「結婚してよかった話」を聞くと、婚活中の女性はとても糧になるはずです。ここからは、実際に集めてきた相談をさせていただきます。

 

「記念日や誕生日、クリスマスなど、さまざまなイベントで彼とおしゃれなホテルのディナーに行きます。私は毎回プロポーズを期待しているのですが、一向に言ってもらえません。結婚は考えてくれているとは思いますが、この際逆プロポーズとかもアリでしょうか?」

逆プロポーズの前に、結婚したいことが相手に伝わっているかが大事だと思います。女性の中には、結婚したいのに重い女って思われたくないから、そんなに焦ってないという姿勢をとってしまう人もいるんですよ。そうすると、男の人は真に受けて「今は必要ないんだな」と思ってしまう。ちゃんと「結婚したい気持ちがある」ということを素直に伝えて、そのうえで、彼とタイミングが合わない場合は、区切りを決めたほうがいいと思います。

女性の場合、結婚のタイミングによって年齢的な問題があったり、キャリアに影響したりってやっぱりあるんですよね。だから、付き合っていく中で区切りを決めて「そこで踏ん切りがつかなかったらお互いどうするか考えようね」くらいの感じにしておく。期限を決めているのにプロポーズしない男性は、自分に縁のない人です。男性にも結婚したいタイミングはあるので、そこを見極めることが大切。タイミングが合わなかったら、結婚したいタイミングの男性を狙う作戦に切り替えましょう。

 

「交際していて、追われていたつもりがいつの間にか追っていることが多いです。どうしたらいいのでしょうか?」

安心しちゃうんですよね。「この子にはなにをしても大丈夫」「放っておいても大丈夫」だって。だから、あなたが熱量をかけてくれないならわたしもかけませんよというスタンスでいることが大事です。私は夫とお付き合いしているとき、基本的に連絡は向こうの頻度に合わせていました。

あとは、聞かれてないことを自分から話して自己開示しすぎないこともポイントですね。

 

「自分は面倒見が良い方で、彼氏や好きな人ができて一緒に過ごしているうちに毎回『お母さんっぽい』と言われるようになってしまいます。どうしたらいいのでしょうか?」

なんでもしてあげたくなっちゃうということですよね。男性って皮肉なもので、お世話されて尽くされると冷めていってしまう方が多いんです。でも、やってくれないと愛情を感じないという男性もいます。

大事なのは毎日じゃなくてランダムですること。わたしもたまに、フルーツを剥いて夫に朝ごはんを出すことがあるんですけど、毎日ではなくて。たまにすることでそのありがたみが増すと思うんです。尽くしてあげることは悪いことじゃないけど、毎日じゃなくていいんです。

婚活のモチベーション維持法

――参考になります。では、次は実際に婚活中の方からの相談です。

 

「いろいろな男性に会って、その中から選んで選ばれて関係を構築していかなければならない大変さに、もう婚活をしたくないと思ってしまいます。でも、どうしても結婚を諦められません。どうしたらいいのでしょうか?」

いろいろな選択肢があると、やる気がなくなってしまいますよね。忙しいながらもお仕事が順調だったり、家族仲がとても良かったり、状況だけ見ればすぐに婚活を意識しなくてもよさそうな方も、この傾向にあると思います。

そういうときは「本当の地獄」の想像をするのがおすすめです!病気になったときに誰もそばにいない孤独とか、老後のこととか、最悪の想像を考えてみてください。よく、仲のいい独身同士で「老後は一緒の老人ホームに入ろう!」と協定を結んでいる人がいますが、それって一人が結婚して裏切ったら崩壊してしまうんです。だから安心はできません。孤独死したくないって想像すると、ちょっとやる気が出てきますよ。

 

――やる気の出し方は、将来の悪い想像が一番ってことですね。身が引き締まります……。では、次の相談です。

 

「昔は、好きな人と幸せになりたいからとか、子どもを生みたいからとか理由があったはずなのに、今は結婚したい理由が『婚活をしたくないから』になっています。こんなモチベーションでもいいのでしょうか?」

その考え方でまったく問題ないと思います!仰る通り、結婚の最大のメリットって、「もう婚活しなくていいこと」なんです。独身者ってレッテルを貼られたくないから結婚するというモチベーションでもいいんじゃないかな。そんなに深く考えずに、一回結婚して社会的信用をあげておこうというのもアリだと思うんです!

 

――気持ちが少し軽くなりますね。ありがとうございます。次の相談を見てみましょう。

「どうしても自然な出会いや運命的な出会いに憧れてしまって、『マッチングアプリや結婚相談所での結婚ってどうなの?』と思う自分がいます。コロナの影響もあって、みんな外での出会いが減ったとは思うのですが、自然な出会いはもう無理なんでしょうか?」

自然な出会いに憧れる気持ち、すごくわかります。ただ、社会人ってそんなに出会いが多いわけじゃないから、例えば会社で良い出会いがあるかもと期待して入社しても、社内におじさんや既婚者しかいなかったら無理じゃないですか。社会人サークルも今は既婚者の参加も多いですし。

割り切れば、アプリだってけっこう運命的だと思うんですよ。打算的であっても、何百人、何千人のデータからマッチングして入籍まで持っていくのってすごいことです。だから、それも運命の出会いですよ。

どういう男性を選ぶべき?

――次は結婚を考えたとき、どういう男性を選ぶかべきについてお伺いします。

 

「高望みはしないから、せめてモラハラやDVをしない男性に出会いたいと思うのですが、どういう男性なのかは結婚をしてふたを開けてみないとわからない気がします。どう嗅ぎ分けたらいいのでしょうか?」

モラハラをしてくる人はサイコパス的な要素を持っていることが多いので、付き合っているときはうまく隠されてしまいます。完璧に見極めるのは難しいですが、そのなかでできることは、困難な状況のデートをしてみること。いざというときにこそ、人間の本性ってわかるんです。たとえば、花火大会やドライブ、鎌倉など混む場所でのデート。人気のお店に行ったときに混んでいることにイライラする人なのか、人気だから楽しみだねと待てる人なのか。そういうのは見ておくといいですね。

ただ、そういう状況ではこちらも本性が出ますので気を付けましょう。(笑)男性側も、こちらを見極めるために、わざとお安いお店を用意するなんてこともあるみたいですしね。

 

――お互い様ということですね……。では、次の相談に行きましょう。

 

「年収はもちろん、身長や顔のレベル、兄弟関係、転勤なしなど、すべてにおいて望みすぎてしまいます。でも、どこかで妥協しないといけないとは考えています。妥協するべき順番はあるでしょうか?」

私は外見をあまり重視していませんでした。顔は半年後には見慣れるし、身長は低いほうが邪魔じゃないし。(笑)背が高い男性って手足の長さによって乗れない車もあるし、お洋服や靴も限られたデザインになってしまい、それが気に入らなければ特注しないといけないんですから!(笑)

妥協しない順番としては、やはり自分が捨てられないところを残すことが大切です。やっぱりお金がないと生活できないので、まずは生活にどのくらいコミットするかですね。

 

「ハイスペックで見た目も嫌じゃない。でも、話がおもしろくないとすぐに冷めてしまいます。30代になり婚活需要が落ちる中で、条件にどう優先順位をつけるべきでしょうか?」

ある程度スペックが高い男性は、それなりに勉強してきて会社でもがんばっている人が多いので、それに加えてユーモアまで求めるのはナンセンスかも。そういう場合は、自分が会話を盛り上げるつもりでいきましょう。おもしろい会話ができなかったら、自分がおもしろい話を引き出せなかったと反省するくらいのがいいかもしれません。

でも、そんなに心配しなくても大丈夫ですよ。結婚後にそんなにおもしろい夫っていませんし、おもしろい会話が必要になる場面もそんなに多くないです。(笑)

そういったストレスよりも、必要なものが買えないストレスや生活の基盤に関わるストレスがないことの方が重要だと思います。

どういう女性が選ばれる?

――ここからは、選ばれる女性についてお伺いします。

「ハイスペ男性が結婚相手として求めている女性像は実際どのような人ですか?ただ好かれるとか彼女になるとかじゃなくて、お嫁さんに何を求めているかが知りたいです。」

以前は若くて綺麗な女性が選ばれていましたが、最近はハイスペ女性が選ばれる傾向がありますよね。コロナ禍で世の中の経済が不安定というのもありますし、将来自分が何かしたいとき、たとえば起業や開業したいときに妻にも経済力があるほうが安心してチャレンジしやすいからです。とは言え、いい大学を出ているハイスペ女性というだけでは決定打としては弱くて。仕事で疲れて帰ってきて、家でまで戦いたくはないから、癒しや優しさを感じられる女性が求められています。

それに、ある程度の一定以上の容姿も必要です。でも、それはみんなが目指せる範囲のレベル。容姿を土台として磨いていることが大切ですね。

服装については、例えば、わたしが今日着ているようなワンピースとか。正統派で清楚な印象を与えることができますよね。反対に、身体のラインが出るスッキリとしたシルエットの洋服を好む男性もいるので、人によって使い分けましょう。

 

――ちなみに「癒し」を演出するポイントとかはありますか?

 

想像する癒し系って人それぞれだとは思うんですけど、大抵はいわゆるおっとりしていて優しい感じだと思うんです。それを演出するためには、ちょっとゆっくり話したり、声のトーンを上げたりするのがポイント。プライドを傷つけないように言葉を選んで、何事も肯定してあげることが大切だと思います。例えば、わたしは夫が靴下を脱ぎっぱなしにしていたら「ちゃんと片づけて!」と注意や指図するのではなく「この靴下は履いたやつかな?洗ったやつかな?」と言うんです。(笑)そうすれば「それは履いたやつ」と言って片付けてくれますから。

 

――なるほど。私はせっかちで早口でハキハキ話してしまいます……。

 

そうなんですね。でも、せっかちな人もハイスペ男性にはウケがいいんですよ。家の中でセカセカするのは癒されないと思いますが、家を出るときの準備が早いとか、買い物の選択が早いとか、そういうのは好まれます。ハキハキして行動的な面と癒しの面、両方をバランスよく持っているといいですね。

 

「いろいろな女性と会い、結婚しなくてもきっと困らないであろうモテる男性に結婚相手に選ばれる女性はどのような人なのでしょうか?」

最後に選ばれるのは、自分をちゃんと持っている女性だと思います。意見を求められたときに「なんでもいいよ」ではなくて、自分がどういうふうに思っているかを伝えられる人。自分を持っている女性は掴みどころがなくて、放っておいたたらどこかに行ってしまう感じがするので、男性が追いかけたくなるんです。例えば結婚相談所では、仮交際期間が3カ月と決まっている場合が多いから3ヵ月で決められない人なら次にいくという決断力を持っていて、それをちゃんと彼にも伝えられる女性のほうが選ばれやすいですね。

 

「良いなと思っている男性が二人いる場合、何を基準に決めたらいいのでしょうか?」

ハイスぺ男性狙いで婚活中の女性は、自分が選ぶ側だと思っている方が多いのですが、それは勘違いで、多くの場合、私たちは選ばれる側です。だから、迷っているのなら目を向けるべきなのはより好いてくれている人。結婚生活は長いので、好いてくれている人を夫にする方が満足度は高いのかなって思うんです。

 

「誰とデートをしても3回目につながりません。何に原因があるのでしょうか?」

1~2回目をクリアしているということは、容姿の問題ではないかなと思うんです。問題があるのは会話や知能レベルかもしれません。相手に同調しすぎていたり自分の意見が全然なかったりするのはNG

ハイスぺ男性が好む不動産や株の話題にアンテナを張ってリサーチしてみると共通の話題が増えるかもしれません。

婚活中の方へ

――最後に、今後どのような方に「地獄の婚活サロン」をおすすめしたいかを教えてください。

 

婚活中であることを周りに言えなかったり、婚活している人が周りにいなかったりと、一人で孤独と戦いながら婚活している方です。そういう方は婚活仲間が増えると心強いと思います。それに、サロン内には既婚者さんも多いんですよ。夫との関係が上手くいってないとか、逆によりよくしたいとか。だから、夫婦ならではの悩みがあって、よりよいパートナーシップを築きたい人などにも、ぜひ入会していただきたいです。

 

――なるほど。結婚はゴールではないということですね。

 

本当にそうです。結婚すると油断してしまう人もいるんですよね。でも、一番長く一緒にいるのは家族だから一番気を使う相手でもあると思うんです。たまに「いつ夫に本性を見せたらいいですか?」って聞かれるんですが、一生見せないでください。(笑)

 

――本日はとても勉強になりました。婚活と真剣に向き合ってきたりこさんだからできる、貴重なお話をありがとうございました。

 

ただ身を任せるだけではなく、賢く婚活取り組んできたりこさん。

だからこそ、幸せを手に入れられたことがよくわかりました。婚活に興味がある方、婚活中の方はぜひ「地獄の婚活サロン」をチェックしてみてください!

りこ - 地獄の婚活サロン - DMMオンラインサロン
りこ - 地獄の婚活サロン - DMMオンラインサロン丸々2年間婚活をした結果、医師と結婚できました。婚活中は「婚活は地獄だ!とことん地獄だ!!」と思ってきたので、今婚活をされている方を応援したいという思いでオンラインサロンを始めました。
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