風水とインテリアの心地よい関係「開運予報士」織路由麻の幸せのヒント

著者名秋村 容子
風水とインテリアの心地よい関係「開運予報士」織路由麻の幸せのヒント

初詣で引いたおみくじに一喜一憂したり、宝くじを買うなら大安吉日、テレビの占いコーナーはなんとなく毎朝チェックしてしまう…など、占いや縁起担ぎって当たり前のように私たちの生活に溶けこんでいますよね。

引っ越しや模様替えをして、「この鏡の位置は風水的にいいのかな?」なんて気になったことのある人も多いはず。

『開運予報士』の織路由麻さんは「風水をインテリアに取り入れる時にいちばん大事なのは、心地よいと感じられること」だと言います。

風水だけでなく数多くの占いに精通している織路さんに、風水との上手なつき合い方や、占いの奥深さ、いろいろ教えていただきました!

「これさえ置けばいい」は間違い!それぞれの人生に合った風水を

織路さんが運営する、開運力を高める風水を施した開運カフェ「はこにわプレート」。太陽光がたくさん入るカフェ店内は居心地がよく、とってもおしゃれ。(現在はカフェ営業は終了。予約鑑定やイベントなどが行われています。スケジュールはホームページでご確認ください)

 

―本日は織路さんが運営するカフェ「はこにわプレート」でお話を伺います。すごく素敵なお店ですね。一見するとどこに風水が取り入れられているのかわからないんですが…。

実はそこが狙いでもあります。風水っていうと、不思議な置き物があったり、四方八方にいろんな色が配置されていたり、ちょっとあやしい雰囲気の部屋を想像する方が多いと思うんですけど、そういうイメージを払拭したくてこのカフェをつくったんです。

施工の段階から準備して、壁の中にコインを埋めたり、色を仕込んだり、888カ所に風水の仕掛けがしてあるんです。

 

―ええ!? じゃあまさにここに座っているだけで開運できるんですか??

残念ながら、これだけすれば、これさえあればっていう気持ちではなかなか運は開けてきません(笑)。

もちろん基本はあるんですけど、私が鑑定する時は、その人の生年月日や人相など、何種類もの占いを組み合わせて、その人の悩みに合った風水の見方をします。

もともと風水師は、四柱推命や易ができて当たり前で、さらに陰陽五行をしっかり学んだ人がだけがなれるものなので、簡単に、「西に×××を置くといいよ!」なんて言うだけが仕事ではないんですね。

以前、お仕事で悩まれてここに通っていた方で、本人の運勢とこの場所を上手に活用して、収入が何十倍にもなったっていう人もいます。迷った時に使ってもらって、幸せをつかむきっかけになれる、それが風水の魅力だと思います。

参考にしたい風水の基本

―なるほど。ちなみに見えるところでは、店内にどんな風水が仕掛けられているんですか?

運気って変わっていくものなので、ずっとこれっていうものはないんですけど、現在このお店には、五行(金、木、火、土、水)の、火と木の気を有効的に使っています。おもに仕事運に影響する気ですね。

たとえば木の気には、色は緑や青、数字は3、形でいうと長細いものっていうのが当てはまります。見ていただけるとわかるんですけど、壁に長細い模様を組み込んだり、インテリアとしてパスタを入れた瓶を3つ並べたりしています。

 

―あっ、照明も3つですね!

そうなんです。別に言わなければ気がつかないし、知らなくてもいい。ただ心地いいなと感じられる空間をつくりたかったんです。なぜなら、まず入り口として「占いはあやしくない、怖くない」っていうことを広めたかったからです。

 

―店内に入った瞬間に、おしゃれで清潔感があって気持ちいいなって思いました。

ありがとうございます。そう言ってもらえると嬉しいです。ほかには、火の気の色は赤なので、反対側の壁には赤い花の絵を3つ飾ったりしています。青い色も使いたかったので、窓際の天井には青空の壁紙を張って、雨が降っても空が見えるようにっていう思いも込めています。

―解放感があって気持ちいいですね。お家で真似できる基本の風水って何かありますか?

気軽に取り入れられる風水グッズとしては、万年竹がおすすめです。置く場所は毎年変わるんですが、今年は東に3本置いておくと、金運が下がるのを防ぎ、盗難などの災いを減らします。手入れも1,2週間にいちど水を足すだけなので簡単ですよ。あとは北東に赤いものを置いたり、北と西に金属のものを置くのもいいです。金属は鈴とか、きれいな音のベルとか、自分がいいなあと思って気に入ったものを選んでください。

人が幸せになるところが見たい。開運予報士としての覚悟

色とりどりのサンキャッチャーもお手頃価格で販売。良質な商品を適正な価格で買ってもらうのも、風水をさりげなく取り入れてもらうのに大事なこと、と織路さん。

 

龍が彫られた水晶とか、勾玉の飾りとか、いかにもな風水グッズって世の中にあふれていますよね。そういうものがもともとお好きなら全然かまわないんですけど、風水で大事なのは「住んでいて心地いいかどうか」というところなんです。好みじゃないものを我慢して置いておくよりも、自分がわくわくするものを置いておいたほうが精神衛生上も絶対にいいじゃないですか。

私は、風水師はお医者さんと同じだと思っているんです。この人がこうなりたいっていう希望を聞いて、ではこうしてみたらどうですか?という提案する。お医者さんは一人の体の病気を治しますが、風水師は一人だけでなく一家全員の心までトータルで解決しようとするんです。

風水には6千年の歴史があるんですね。古くはオオカミに襲われないようにとか、日照りに合わない場所はどこだろうとか、元々は人間が生き延びるための工夫でした。そこからだんだん安全が確保される時代になってきて、今度は人間関係や未来に対する不安にどう対処したらいいかっていう方法が検証されて、データと事実が蓄積されてきました。

その膨大なデータって全部人が幸せになるためのものなんですよ。だから私は、先人が残してきた財産を正しく伝えていきたいって思って、風水師になったんです。

 

―織路さんは風水のほかにもいろいろな占いをされていますね。どうしてですか?

単純に占いオタクだったっていうこともありますけど(笑)。風水のほかに12種類くらい占いを使い分けていて、四柱推命も西洋占星術もタロットもやります。そうやっていろんなことを勉強していくと、選択肢が増えていくんですよね。複雑な運勢が重なったほんのちょっとの部分にその人が幸せになれるヒントがあったりするんです。でも基本はすべて同じ。その人が幸せになっていく姿が見たいだけなんです。

ただ当てるだけや脅したりする占いは私は信用していません。占い師のたった一言が人生を左右してしまう場合だってあるんですよ。いつもその責任は感じていますし、覚悟を持って鑑定しています。

 

―最後に、読者の方のために今年のラッキーカラーを教えてください!

今年は戊(つちのえ)の戌年なので、土と土が重なっている時なんです。土がたくさんある時は、土から栄養を摂ることができる木の気をたっぷり持つ、グリーンで開運することをおすすめします。さらに天王星も今年は7年ぶりの動きがあるので、天王星の色のようなミントグリーンがいいと思います。

オンラインサロン「開運予報士 織路由麻の風水サロン」では、毎日のちょっとした開運のヒントを配信しています。

「土用のこの時期は地震に気をつけた方が良いので、旅行に行くなら初日はこの日に当たらないほうがいいとか、私がオンラインサロンの中で伝えている内容をちょっと気にかけて、毎日の開運貯金を貯めてもらえたらいいなと思っています」と織路さん。

風水や占いを勉強中の方や、日常生活の時の流れを学びたい方にオススメです!

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織路由麻(おりじゆま) - 風水師 織路由麻の風水サロン - DMM オンラインサロン風水や占いなどで気になっている事などをリアルタイムに質問する事ができ、悩んでいる事や不安に感じることを、鑑定とは違ったやり方で明確にしていけます。霊媒師スナフキン緒川先生のご協力の下、霊関係の話題も随時更新しています。
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