2022年は、俳優・前田公輝にとって飛躍の1年となった。
連続テレビ小説『ちむどんどん』の砂川智役で一気に名前を全国区とし、バラエティ番組にも多数出演。セカンド写真集『ちゅらたび』も重版が決定するなど人気を確かなものにしている。
そんな前田公輝にとってホームと言えるのが、オンラインサロンの「fan-nily」だ。毎日繰り広げられるオンラインサロンでのファンとの交流が、多忙な彼の活力となっている。
次なるフェーズへと突入した前田公輝。晴れやかな新年の今、この1年の変化とオンラインサロンへの変わらぬ想いをたっぷりと語ってもらった。
2022年は、いちばん景色が変わった1年でした
――まずは昨年の振り返りから伺えればと思います。2022年はどんな1年でしたか。
充実の1年でした。もう知らない景色ばっかり見させてもらって。いちばん景色が変わりましたね。特に大きかったのが、やっぱり『ちむどんどん』。僕を知ってくださる方の年齢層もグッと広がって。この間も九州でロケだったんですけど、みなさん『ちむどんどん』を観てくださっていて。僕の演じた智が姉妹に大恋愛する役だったので、「大変な役だったね」って親戚みたいな感じで言ってもらいました(笑)。
――バラエティで前田さんを見かける機会も増えた印象です。
僕、バラエティが好きなんで、めちゃくちゃうれしかったです。『ヒルナンデス』では南原(清隆)さんに「『ちむどんどん』観てました」と言っていただいて。別の番組で内村(光良)さんとご一緒したときに、内村さんからも「『ちむどんどん』観てました」と言っていただいたんですよ。まさかウッチャンナンチャンのお2人からそんなふうに言ってもらえるとはって、不思議な感覚になりましたね。
それこそ『THE突破ファイル』のときは電波ジャックもやらせてもらって。やってみたいなと憧れていたけど難しいだろうなって思っていたものに挑戦させてもらえたことはすごくありがたかったです。あ、あと実は今度『Mステ(ミュージックステーション)』にも出させてもらうことになったんです!(取材は12月中旬に行われました)
――おお、すごい!
『アラジン』の『ホール・ニュー・ワールド』を歌わせてもらうんですけど、僕、ディズニーがありえないくらいに大好きなんで、ディズニーのお仕事をいただけるだけでうれしかったですし、それをまさかあの『Mステ』で歌えるなんて想像もしていなかったので、今もちょっとドキドキしています(笑)。
――何がきっかけで前田さんにお声がかかったんですか。
ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』に出ていたのを観てくださっていた方がいて、それでオファーをくださったんです。役者と『Mステ』なんて普通に考えたらまったく結びつかないものじゃないですか。でも、そうやって自分のやってきたことがどこかでちゃんと次の道につながっていくんだなと思うと、一つひとつのお仕事に一生懸命向き合っていきたいなって改めて思いましたね。
――ドラマ『君の花になる』の池谷先生も素敵でしたよ。あの雨に濡れた高橋文哉くんに傘を差し出すところとか、まさかあそこでCMが入るかと(笑)。
あそこは僕だってわかっちゃいけないから、手も画面に入っちゃいけなくて苦労したんですよ。劇中では池谷先生は傘を差してるんですけど、現場ではカメラに入るから差せなくて。だから、もうビショビショ(笑)。文哉くんも笑いそうになってました、「なんで池谷先生、僕に傘を差し出しておいて、自分は差せてないんですか(笑)」って。
世界の方に見ていただける経験は大事にしたい
――前田さん自身は今後こんな役をやってみたいというのはありますか。
甥っ子が生まれたっていうのもあるんですけど、最近父性が止まらなくて。もう可愛くて仕方ないんですよ(照)。だから、新米パパ役とか興味あります。
あと、『天才てれびくんhello』もそうですし、1月に同じ事務所の若手俳優を中心とした『Horipro Actors Live~episode 2~』というイベントがあって、そこで僕がMCをやらせてもらうんですけど。WATWINGの子たちが僕を知ってくれていて、「公輝さ〜ん」ってよくなついてくれるんですね。そういうのを見ると、可愛いなってなるし。同じてれび戦士だった(金子)隼也とラジオで話をさせてもらったり。
別にあえて自分から何かを教えるわけじゃないですけど、世代的にもそういう立場になってきてるのかなと感じるところがあって。池谷もそうですけど、先生役のような、誰かを支えたり救ったりする役は、もっと何か可能性があるのかなと思っています。
――作品のテイストだったりジャンルについてはどうですか。
Netflixで『幽☆遊☆白書』が実写化されるのが話題になりましたけど、日本のコンテンツがどんどん国際的に注目されるようになっているじゃないですか。ああいうのを見ると希望が広がるというか。配信系の作品はやっぱり海外の方に見てもらえるチャンスがあるので、ぜひやってみたいです。
(『HiGH&LOW』シリーズで演じた)轟の影響もあってオンラインサロンも海外の方々が増えていて。インドとか韓国の方も応援してくださっているんですね。その方たちが一生懸命覚えた日本語でコメントを書いてくれるのとか、めちゃめちゃ可愛いし。そうやってどんどん広がっていければいいなと思うんで、世界の方に見ていただける経験は大事にしたいですね。
新しい部屋のインテリアは白一色です
――忙しい1年だったと思いますが、プライベートで癒しになったものはありますか。
まずはディズニーと甥っ子の成長!(笑) あとは、最近引っ越して家具を新調したんですよ。と言っても、まだ全然揃ってないんですけど。だから、新しい家具を探してる時間は結構癒しになってますね。
――新しいお部屋のインテリアはどんな感じなんですか。
今までダークブラウン系の木製の家具がメインだったのを全部白にしました。だから、今は家の中はほとんど白です。白と、シルバーと、あとは観葉植物。
――結構スタイリッシュな感じですね。それは何か心境の変化が反映されているんでしょうか。
家にいる時間を大事にしたいからこそ、暗いものを置きたくないんですよ。視覚的に暗いものを見ると、ちょっと引っ張られちゃいそうな気がして。特に仕事中はいろいろ頭を働かせているから、家の中では整頓しておきたいというか、全部無に戻したいみたいな感覚はあるのかもしれない。
――お仕事柄、オンのときは膨大な情報量が入ってくるから、オフではリセットしたいのかもしれないですね。
まさにそんな感じです。服も年々シンプルになっています。昔は古着とか着てましたけど、今はもう清潔感第一。若い頃は自分がフレッシュだからゴチャゴチャしたものを着てもバランスがとれるじゃないですか。でも、年齢を重ねた分、服装を削ぎ落とさないとバランスが合わない感じがするんですよね。
こういうお仕事のときはもちろん色のあるものも着させてもらいますけど、私服はほとんど白と黒とジーンズ。そういうところで自分の中にある天秤を常に均衡に保ってるみたいなところはあるかもしれないです。
あ、あと筋トレをめっちゃやってます!
――おお、筋トレ!
おかげで今めっちゃ楽しいんですよね、本当に。
――あの筋トレをするとポジティブになる現象ですね。
まさにそれです。僕、金髪になったらテンション上がったりとか、超影響されやすいんですよ。筋トレも、作品のために始めて。もう2〜3ヶ月くらいやってるのかな。基本は家でずっと自重トレーニング。自重で足りないときはソファに足かけて斜めの状態で負荷を上げるみたいなのをやってて。おかげで体つきはだいぶ変わりました。
――じゃあ、『ちゅらたび』の頃とはまた違う感じですか。
違いますね。胸筋だけで言うと、寄せたらちょっと谷間ができるぐらいになりました(笑)。
――人との出会いという意味では、この1年はいかがですか。
それこそ『君花』でご一緒した監督とは今仲良くさせてもらっています。オンエア中に「めっちゃ芝居ナチュラル」とかLINEをくれて。池谷先生みたいな役は初めてだったから、そういう役を見て「めっちゃ好きになりました」みたいなことを言ってくれると自信がつくし。もっとどんどん新しい役に挑戦して、役の幅を広げたいって気持ちになりましたね。
僕のことを『天才てれびくん』の頃から見てくださっていたらしく「公輝くんには次こういう役やってほしいんだよね」とかいろいろ話をしてくれて。監督とは世代も近いんですよ。最近は同世代の人がスタッフさんにも増えてきて。31歳になったからこその出会いみたいなものは増えてきた気がします。
――同じ空気感や温度感を持った人と作品づくりができるのはうれしいですよね。
そうですね。あと、プライベートでは『ハイロー』からずっと仲良くさせてもらっている佐藤流司とうえきやサトシにすごく支えてもらいました。うえきやサトシにはファンイベントにも来てもらったりして。『ちゅらたび』の発売イベントのときも、あいつ、わざわざSPの格好をして来てくれて。あの衣装も、全部自前で見繕ってくれたんですよ(笑)。ピアスから透明のゴムチェーンみたいなものを垂らして、「これあるとそれっぽく見えるでしょ」っていろいろ面白がって考えてくれたのがうれしかったですね。
あとは変わらず家族。今年も1年、家族には支えてもらいました。
支えてくれる人と密になれる場所が今の自分には必要なんです
――そんな変化の1年で、オンラインサロンはどんな存在でしたか。
素の僕をさらけ出せる場所ですね。もちろん他のSNSもやってますけど、なかなか素の僕を見せきることはできていなくて。その分、オンラインサロンでは完全に素です。轟で僕を認知してくれた人とかは、クールなイメージで入ってくるだろうから、絶対的なギャップを楽しんでもらえると思いますよ。
僕自身、fan-ilyのみんなのコメントを読むのが本当に楽しくて。ちょっと時間ができたら、いつも読んでいます。エゴサの前に、まずはこっち(笑)。毎日読んで毎日活力をもらっています。
――前田さん自身はどれくらいの頻度で更新してるんですか。
基本的には毎日更新したいなと。
――それ、すごくないですか。
最初はいろんなファンクラブやオンラインサロンがある中でどう差別化を図るみたいなことを考えたときに、単純に数を打つことは自分がやればできることだなと思って。今はもう単純にみんなとコミュニケーションができるのが楽しくて、普通に毎日更新しています。
何か思いついたときも、真っ先にfan-ilyに「これってどう思う?」って聞きたいんですよ。僕がそうやってコメントをすることで、みんなも自分の意見を述べやすくなると思うし。だから毎日更新するし、それも全部自分でやりたい。そうやって僕を支えてくれる人と密になれる場所が今の自分には必要なんです。
――オンラインサロンの中で印象的な出来事は何かありましたか。
既読のしるしをつけたんですよ。僕が更新をするたびにみんながコメントをくれて。それに対してリアクションをしたいけど、毎回すべてのものにはできないからどうしようと思って。でも、見ているのは間違いないから、せめて見ていることだけでも伝えたいなということで、いいねボタンを既読のしるしに使わせてもらうことにしました。
だから、すごいっすよ。タイミングによってはfan-ilyがコメントした3秒後に僕のいいねがついたりします(笑)。
――速い(笑)。
自分が逆の立場だったらうれしいと思うんですよね。実際、既読制度を導入してからコメントしてくれる人も増えて、質問も多くなったので、僕もますます楽しくなりました。
僕とも、ファン同士でも、すぐにつながり合える場所
――じゃあぜひ前田さんのことは気になっているけど、オンラインサロンに入るかどうか迷っているという方の背中を押すメッセージをお願いします!
既読のしるしがまさにそうですけど、これだけサロンのオーナーからリアクションがあるオンラインサロンってなかなかないと思います。入った瞬間にすぐつながりを感じられるのが、fan-ilyの特色。
聞くところによると、どうやらうちのオンラインサロンはすごい治安がいいらしいんですよ。僕が見ているのもみなさん知ってるから、一つひとつのコメントに対しても一生懸命考えながら書いてくれていて。もちろん自由にコメントしていただいて大丈夫ですけど、やっぱり目に優しいコメントの方が僕も楽しいし。fan-ily同士で、この人面白そうだなと思ったら、その人にコメントを返すことも結構やっていて。僕ともつながれるし、ファン同士でつながれる場所でもあるのかなと思っています。
初めての方は不安もあると思うけど、怖がらなくて大丈夫。入会してすぐにコメントを書いてくれる方も全然いるので、きっとコミュニティの広がりみたいなものを感じてもらえる場所になっているんじゃないかなと思います。
――オンラインサロンがどんな空気感かは大事ですよね。
大事ですね。
あと何より僕がこういう明るい人間なんで。喋るのも好きだし得意なんで、月1のサロンライブでは、面白い時間をつくれている自信は少しはあります(笑)。それこそお悩み相談とかもらえれば全力で答えますし、最近ちょっと元気がないなとか、ちょっと面白いことがないなと思ってる方はぜひご入会ください。楽しんでる人を見ると、楽しい気持ちになれると思うんですよ。毎日の暮らしの中のもう一つの輝きをfan-ilyで感じてもらえると思います!
――では最後に、今後、オンラインサロンでやってみたいことを教えてください。
オンラインサロンも仕事も、2023年は未来のための準備期間。まずはこの1年でいろいろアイデアを練って、種をまいて、それが2024年に一気に芽を出して花が咲くような、そのための1年にできればと思っています。どうぞ2023年も応援よろしくお願いします!
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2023年2月6日(月)~2月13日(月)
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当選された方には2023年2月20日(月)以降に、DMMオンラインサロン公式Twitterアカウント(@DMM_onlinesalon)からのダイレクトメッセージにて、当選通知を送信いたします。落選された方へのダイレクトメッセージの送信は行っておりませんので、ご了承ください。