前田衣里奈が「ゴルフをもっと楽しめるサロン」を開設!特別レッスンも受けてきました

著者名サトートモロー
前田衣里奈が「ゴルフをもっと楽しめるサロン」を開設!特別レッスンも受けてきました

ゴルフはどうしても、はじめるハードルが高いスポーツというイメージが強い気がします。「道具をそろえるのが大変」「ゴルフ場に行って何をすればいいのか分からない」など、初心者には分からないことがとても多いです。

そんなゴルフのイメージを変えてくれるのが、プロゴルファー・前田衣里奈(まえだえりな)さんが今年6月にオープンした「Team ERINA 18」です!

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のティーチングA級ライセンスを持ち、プロゴルファーとして活躍している前田衣里奈(まえだえりな)さん。現在は、JLPGAのツアープロライセンス合格、JLPGAツアー参戦、QT(クオリファイトーナメント)に向け日々奮闘しています。

今回は前田さんに、ゴルフの面白さやオンラインサロンの魅力をたっぷり伺いました。また、取材では「アコーディア・ガーデン東京ベイ」にて、ゴルフが趣味のDMMスタッフ・佐山が、前田さんの特別レッスンを受けました!

数十分で、みるみるスイングが上達していく様子を、ぜひ動画にてお楽しみください!

目標は「ティーチングプロ」と「ツアープロ」の二刀流!

――前田さんは何歳からゴルフを始めたのですか?

前田さん

12歳です。プロを目指している若い世代は、小学校に入るか入らないかというタイミングでゴルフを始めている子が多いので、遅い方だと思います。私は坂田塾神戸校という何人ものプロゴルファーを輩出したゴルフ塾と出会い、そこからゴルフを習い始めました。

ゴルフというのは月謝や道具も必要なので、始めるのにハードルが高いスポーツでもあります。私は一般的な家庭に育ちましたが、坂田塾は月謝や練習料を取らず、道具もすべて貸し出してくれました。坂田塾神戸校は、残念ながら今年5月に閉塾してしまいました。思い出の地がなくなってしまったのが寂しいですね。

――子ども時代の前田さんにとって、素晴らしい環境が坂田塾にはそろっていたのですね。

前田さん

そうですね。現在は、プロゴルファーとしてJLPGAが主催する、日本最高峰の女子プロゴルフの国内ツアーに出場するのを目標に活動しています。

また長年ゴルフを続けている中で、お客様へのレッスンをする機会が増えてきたので、3年かけて昨年末にティーチングプロフェッショナルのライセンスを取得しました(JLPGAのティーチングプロライセンスは、取得までに3年かかる)。

――ゴルフの指導をしてくれる「レッスンプロ」という職業の方は知っているのですが、ティーチングプロとはどう違うのですか?

前田さん

ゴルフの指導をするという意味では、レッスンプロとティーチングプロに違いはありません。ティーチングプロはJLPGAの名称で、私は「JLPGA所属のティーチングプロ」というわけです。

――なるほど。先ほど「JLPGAの国内ツアー出場」が目標とおっしゃっていましたが、ツアー出場にはどんな条件が必要なのでしょうか?

前田さん

まずは、11月に開催されるQT(クオリファイトーナメント)に参加するための予算会に出場します。QTというのは、ツアー本選のシード権(トーナメントに出場する権利)を持っていない選手が、来季のシード権を得るための大会です。

この大会に出場するには、JLPGAの会員であるというルールがあります。それもあって、私もJLPGAのティーチングライセンスを取りました。そうすれば、JLPGAの会員になれるし、実はティーチングプロの枠でQTにも参加できるんです。

今後はティーチングプロとしてトーナメントに参加しつつ、JLPGA認定のプロテストに合格も目指していきます。ゆくゆくは、ティーチングプロとツアープロ(プロツアーに参加するプロゴルファー)の二刀流で活躍したいですね。

――ツアーに参加するというだけで、いくつものハードルを超えないといけないのですね…。

ティーチングプロ・前田さんに理想のフォーム・チェックポイントを伝授していただきました!

――今日はティーチングプロ・前田さんに、ゴルフのレッスンを受けたいと思います。レッスンを受けるのは、DMMスタッフの佐山さんです。

DMM・佐山

よろしくお願いします!

前田さん

よろしくお願いします。佐山さんは普段、ゴルフはどのくらいの頻度でやっているんですか?

DMM・佐山

練習はラウンドに行く直前に何度か行くくらいで、ラウンド自体は春〜秋は月1回は行きたいなと思っているんですが…。2ヶ月に1回という時も多いです。

前田さん

そうなんですね。ちなみにスコアは?

DMM・佐山

調子のいい時は100台で、110前後を行き来しています。

前田さん

スコアがあまりよくなかった時、パター(ボールを転がしてカップという穴に入れること)が入らなかったり、思っている方向に打てなかったりと色々あると思います。ご自身で何が一番課題ですか?

DMM・佐山

その日の調子で変わりやすいのが、アプローチ(グリーン周辺からカップまで、短い距離でボールを運ぶショットのこと)です。アプローチのよし悪しで、スコアが大きく変わるなと。

前田さん

1回でグリーンに乗せられるか、何回もかかっちゃうかという感じですよね。グリーン周りは、1本のクラブで打ち分けないといけないので、ホント難しいですよね。30ヤードの時もあれば10ヤードの時もあるので。例えばどんなミスが多いですか?

DMM・佐山

トップ(ボールの上部分を打ち、地面スレスレを飛んだりボールが転がってしまうミスショット)を繰り返してずっとグリーンに乗らなかったり、バンカー(砂場)を行き来したりしてしまうんです。私はよく、この状態を「シャトルラン」と呼んでいます(笑)。

前田さん

つい力が入っちゃうんですよね。じゃあ今日はせっかくなので、アプローチをメインに練習していきましょう!

気になるレッスンの様子は、動画にてご覧ください!ティーチングプロならではの練習方法や、理想のフォームを作るルーティンは必見です!

気兼ねなくゴルフを楽しめる場所を作りたい

――さて、6月にオープンしたオンラインサロン「Team ERINA 18」ですが、サロン名の「18」にはどんな意味を込めたのですか?

前田さん

私が1996年10月18日生まれというのと、ゴルフは1ラウンドで18ホール回るのにちなんでいます。私ととても関連が深い数字だと思い、オンラインサロン名につけました。

――2つの意味を持つ数字なのですね。オンラインサロンを開設しようと思った理由も、ぜひ教えてください。

前田さん

今年から本格的にティーチング業を始めるようになり、InstagramなどのSNSで発信するようになったのですが、ある悩みがありました。それが、ファンの方々との距離感です。

SNSというオープンな世界で、どんなコミュニケーションを取ればいいかをずっと考えていました。もう少しクローズドで、ゴルフに対して同じ温度感を抱ける方々が集まれるコミュニティを作れば、こうした悩みを解決できると思ったのです。

――そんな想いを抱いていたのですね。オンラインサロンのページも拝見しましたが、かなり頻繁にコラムを報告していますね。普段どんなことを意識して、コンテンツを投稿していますか?

前田さん

実は私、学生時代は割と「やらされている感」があって、ゴルフがあまり好きじゃありませんでした。大人になって車を持つようになってから、自分の行きたいとき・行きたい場所でゴルフができるようになってから、楽しいと思えるようになったんです。

ゴルフというのは、同じ瞬間が二度と起きないスポーツだと言われています。実際、同じゴルフ場に行っても、時間帯やグリーンのコンディションはいつも変わるし、まったく同じ精度のショットを2回連続で打つことはできません。

私と似たような経験をしたことがある人は多いと思いますが、私と同じ経験をした人はいません。私自身、過去に経験したことを全く同じ状況で体験することはできません。だからこそ、私はその瞬間で感じたことを、なるべくオンラインサロンの皆さんにも共有していきたいと思っているんです。

ゴルフにまつわることは、どんなことを共有してもいいと思っています。それこそ、先日は「今日(ゴルフ場で)鹿と会ったの!」「え、何県に行ってたの!?」なんて会話もありました(笑)。こういうことが気軽に言い合える場所があったらいいなと思って、オンラインサロンを開設したんです。

――その瞬間、前田さんしか味わえなかったことを、サロンメンバーさんにもお伝えしているのですね。

前田さん

あと、オンラインサロン内では皆さんの質問に答えるQ&Aのコーナーもあるのですが、できる限り「正解はない」というスタンスを心がけています。ティーチングプロである私の言うことが答えなのではなく、サロン内で自由に意見し合える場にしたいんです。

井戸端会議というか、ゴルフの研究ができる場所というか。そうやって「ああでもないこうでもない」と試行錯誤しながら練習できるのが、ゴルフの楽しさだと思います。

ゴルフの練習って、基本的に1人じゃないですか。そういった練習中でも、スマホを開けばゴルフの楽しさを共有できる仲間がいて、仲間たちとコミュニケーションできるのがオンラインサロンのよさだと思うんですよね。

――オンラインサロンでは、具体的にどんなコンテンツを配信しているのですか?

前田さん

メインのコンテンツは、「前田衣里奈ツアープロへの道」というテーマで、私がプロテストに向かってどんな活動を普段しているのかを投稿しています。こうした情報は、SNSだとすごく恥ずかしいので投稿していないんです。結構すごい顔になりながら、日々トレーニングをしているので(笑)。

こうしたトレーニングや、スイングの練習の様子などもオンラインサロンでは皆さんに見ていただけるようにしています。

――プロの練習を見られるのは、すごくワクワクします。

前田さん

先ほどのQ&Aで、パターの練習方法を募集したことがあります。私も自分の練習方法を答えましたが、私が以前レッスンしたサロンのメンバーさんが「私もその練習方法を続けています」と書き込んでくださいました。

こうした声を聞けると、やっぱり嬉しいですよね。この先、「練習のおかげで飛距離が伸びました!」「100切り(1ラウンド18ホールの合計ショット数が100を切ること。初心者にとっての壁)を達成しました!」という声が、どんどん上がる空間になればなと思います。

――逆に、意外に反応がよかったコンテンツはありましたか?

前田さん

ゴルフ場にはレストランが併設されているんですが、そこで食べたご飯をサロンに投稿するという「ゴルフ飯」という企画を、思いつきで始めたんです。それが想像以上に反応がよくて、驚いています(笑)。

私の投稿を見て、「いつもそのゴルフ場の隣のゴルフ場に行っていました。今度行ってみます」というコメントもありました。

ゴルフをもっと知れる場所、ゴルフ仲間が見つかる場所

――開設したばかりの「Team ERINA 18」ですが、今後どんな活動をしていきたいですか?

前田さん

ゴルフに興味はあるけれど、始め方が分からないという人たちに、ゴルフの楽しさを伝えていきたいです。そのためにも、今後は「ゴルフの練習場にこれを持っていくといいよ」「14時以降ならゴルフ場を安く利用できるよ」といった、初心者向けのコンテンツも増やしていこうと思っています。ちなみに、ゴルフではギア(道具)が不可欠ですが、ギアの情報はサロンメンバーさんの方が私より詳しい方がたくさんいます(笑)。

オンラインサロンを「ゴルフ仲間が見つかる場所」にもしていきたいと思っています。ゴルフを始めるには、道具やお金だけでなく「一緒に楽しむ仲間」も必要です。サロンメンバーさん同士も仲良くなれば、「〇月〇日にラウンドを回りましょう」と声をかけあえると思います。

そうした関係を作るためにも、今後サロン内のオフ会をどんどん開催していきたいですね。

――「Team ERINA 18」を通じて、ゴルフのことを学べたりゴルフ好きな友達が増えたりしたら、もっとゴルフを楽しめますね。

前田さん

オフ会だけでなく、ゴルフを練習したい人・ゴルフ練習を再開したい人向けに、サロンメンバーさん限定のライブ配信もしていこうと思っています。例えば、配信中は私がひたすらパター練習をしているとか。

その間、サロンメンバーさんもおうちにパターマットを敷いて、一緒にパター練習をするんです。練習場でのライブ配信だと、練習場に迷惑がかかったり皆さんと一緒に練習できなかったりします。その点、パター練習ならママさんでも、お子さんと遊びながら楽しめると思うんですよね。

――ゴルフが日常になるようなコンテンツですね。

前田さん

ゴルフが皆さんにとって、今よりももっと身近な存在になるのが理想です。実は、パッティングだけの大会というのもゴルフにはあるんですよ。私と一緒に、ライブ中パターを練習してみて、パッティングの試合に出てみた…なんて会話が生まれれば、すごく嬉しいですね。

★インタビュー後日、実際にパター練習会を開催

「Team ERINA 18」では、前田さんの学べて楽しいゴルフコンテンツがたくさん見られるだけでなく、ゴルフが大好きな仲間を見つけることができます。今よりもっとゴルフを楽しみたい人も、これからゴルフを始めようかなという人も。このサロンでもっともっと、ゴルフを好きになりませんか?

前田衣里奈 - Team ERINA 18 - DMMオンラインサロン
前田衣里奈 - Team ERINA 18 - DMMオンラインサロンプロゴルファー前田衣里奈によるファンクラブ。その名もTeam ERINA。年間240ラウンド以上ラウンドレッスン、プレーをするからこそ気付くゴルフの知識をお伝えします。Team ERINAオフ会やコンペも企画中。
lounge.dmm.com

 

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