泰智さん、Jさん、いっとんさんによるダンスチーム・KoRocK(コロック)。チームが結成されて以来、国内外のさまざまな大会で優勝するなど実績を積み重ねてきました。そして現在にいたるまで、アーティスト、ダンスの振付や指導、Dリーグへの出場、アパレルの展開など、さまざまなシーンで活躍しています。
KoRocKは2022年2月に事務所を独立し(Jは2022年6月)、その後7月にオンラインサロンを「KoRocKオンラインスタジオ」を開設。サロンではチームの活動の裏側を配信したり、月3回のオンラインレッスンを開いています。
今では学校の義務教育になったダンスですが、実際にダンスを経験したことがある人は少ないと思います。「ダンスレッスンってどんなことを教えてもらえるのか?」というのが、気になる方も多いでしょう。
そこで今回は、DMMスタッフ2名(いずれもダンス経験あり)が、KoRocK・Jさんのダンスレッスンをオフラインで受けてきました。レッスンの様子や臨場感を、ぜひ動画でご覧ください!
小学校で結成されたKoRocKが、オンラインサロンを開くまで
――KoRocKはメンバー皆さんが小学6年生の時に結成されたとうかがっていますが、どんな経緯でチームを組むことになったのですか?
Jさん
僕は元々、泰智・いっとんと別のダンススタジオでレッスンを受けていました。僕には5歳上の兄がいて、兄が友達とダンスを始めたんです。兄のダンスの発表会を見た時、すごく楽しそうだったのと、「兄にできるなら僕にもできる」という謎の発想があって、ダンスを習い始めました(笑)。
それが小学1年生の頃です。僕は1991年生まれなんですが、当時はまだダンスは義務教育化されていないし、男性がダンスをしているとハッキリ言いにくい時代だったんですよね。僕が参加していた小学生までのクラスも、兄が中学校に進学すると男子小学生は僕1人になってしまいました。
正直いづらかったんですが、ある程度踊れていたし踊るのが楽しかったのでずっと続けていたんですよね。先生からの「やめないで!」という無言の空気も感じましたし(笑)。
ある時、KoRocKのメンバーの1人からチームに誘われました。その時は、ダンスを本気でやっていこうと思っていなかったので、勧誘を断ったんですよね。それでも、泰智やいっとんが参加するイベントを見に行って、裏方的に彼らと行動を共にしていました。
すると、泰智のお父さんが僕の母に「よかったら来ない?」と改めて誘ってくれたんです。さらに今度は、泰智のお母さんから「明日〇時にレッスンがあるからね!」と言われました。――あれ、もうチームに加入することが決まっているような会話になっていませんか?
Jさん
明らかに加入が決まっているような会話の流れで、僕はもうパニックでした(笑)。でも、僕たちは僕たちで居心地がいいし、そこまで言ってくださるならやってみようと思えたんですよね。周りの後押しと環境のおかげで、KoRocKに加入しました。
その後、僕が初めて参加した地元のコンテストで、優勝できたんです。これはすごく嬉しかったですね、「優勝しちゃった!」って。
さらには、翌日に大人のクラスの大会に参加して3位に入賞しました。この時は逆に、ものすごく悔しかったですね。立てつづけに2つの想いを味わったのが、20年以上ダンスを続けている原体験だと思います。
――すてきなご縁ですね。昨年からはフリーのダンスチームになったわけですが、3人はどのような活動をしているのですか?
Jさん
活動自体は結構バラバラです。小学校6年生に結成したチームも、今年で21年目に突入しました。いっとんと泰智は結婚しているし、泰智には子どももいます。そうするうちに、自分たちがやりたい夢だけを追いかけるだけじゃダメだよねという気持ちが、メンバーの間に芽生えたんです。
エンターテインメントは幸せを届ける仕事なのだから、自分や家族が幸せじゃないと意味がありません。だからこそ、それぞれやっている仕事はしっかりやって、それぞれでやりたいことをやっていこうと決めました。
いっとんはDリーグの選手で活動して、泰智は舞台の振付を頑張っていて、僕もアパレルやワークショップの講師をしています。そうやってメンバーが別々に活動する一方で、応援してくださるファンの方々のために、年1回はライブをしようと決めました。また、KoRocKとして踊ってほしいという仕事も、できる限り受けようということも決めました。
――メンバーそれぞれが自分の活動を追求しつつ、チームとしての活動も大切にしているのですね。
Jさん
おかげで、メンバーの動向はほとんど知らないんです。SNSを見て、「いっとんこれからブラジルに行くんだ」と知ることもあります(笑)。
ホームページを開いた翌日にDMMから連絡が!?
――そんなKoRocKが、昨年オンラインサロンを開設した経緯を教えてください。
Jさん
僕たちは昨年まで、事務所に所属してたんですが、僕は2013年から別のダンスボーカルユニットにも所属して、かけもちで活動していました。当時、複数のユニットをかけもちするアーティストはほぼいなかったんですよね。
この活動の中で、ファンクラブというコミュニティがあることを知りました。そして、事務所を独立した時に「KoRocKのファンの方々が、僕たちを応援したりKoRocKの活動を見て安心できるような場所を作りたい」と思い、ホームページを作ったんです。
そのホームページに送られてきた、はじめての問い合わせがDMMさんでした。ホームページ開設翌日くらいにメールが来たので、「あれ!?」と、3人で驚いたのを覚えています(笑)。そのメールには、オンラインサロンの開設に関する提案が書かれていました。僕たち自身、単なるファンクラブでは面白くない、ダンスに触れてもらいたいという気持ちがあったので、オンラインサロンをやろうと決めたんです。
――絶妙なタイミングで問い合わせがあったのですね。オンラインサロンを開設してから1年経ちますが、メンバーさんはどんな方が多いですか。
Jさん
圧倒的に女性が多いです。30、40代の方が多いですが、若い方も50代以上の方もいるので、年齢層はかなり幅広いと思います。あと比較的、ダンス歴が浅い人やダンスを見るのが好きという方が多い印象です。
僕たちはちょうど、アンダーグラウンドなストリートダンスシーンと、メディアなどに出演するようなメジャーシーンの中間に位置してるのかなと思います。そのためか、ダンスをあまり知らない方が僕たちのライブにいらっしゃることも多いです。
こういう年齢・性別構成なので、男性の方が入会してくださったらすごく嬉しいし、「男だー!!」ってなると思います(笑)。
KoRocKやダンスと自由に関わってほしい
――「KoRocKオンラインスタジオ」のメインコンテンツは、月3回のオンラインレッスンだと聞いています。
Jさん
はい。DMMさんのアプリで生配信しています。アーカイブも残しているので、リアルタイムで配信を視聴していない方も多いですが、毎回ライブに参加してくださる方もいるので、すごく嬉しいです。
とはいえ、僕たちはダンスを強制する気はありません。KoRocKのイベントやライブに参加するために、オンラインサロンに入っている方もいらっしゃいますから。サロンメンバーさんの楽しみ方は自由です。僕たちは、どうすればサロンメンバーさんが楽しんでもらえるかを考えて、発信しています。
――ダンスを楽しんでもいいし、KoRocKの皆さんとの交流を楽しんでもいいと。この1年、オンラインサロンを続けて嬉しかったことはなんですか?
Jさん
一番嬉しいのは、やっぱり継続してずっとオンラインサロンを楽しんでくださっている人がいるということですね。オンラインサロンは1年経過しましたが、「私も入会して1年です」というサロンメンバーさんの声を聞くと、すごくありがたいと思います。
また、昨年12月にはサロン限定のオフラインイベントを開催したんですが、そのチケットも即完売だったのもすごく嬉しかったです。
――イベントはどのような内容だったのですか?
Jさん
昨年10月に、初めてKoRocKだけのライブツアーを行いました。その時の様子を映像で見ながらトークするというイベントでした。ちなみに8月、第2回のオフラインイベントを開催予定です。今回は、サロンメンバーさんとボーリングをします(笑)。
――ずいぶん方向性が変わりましたね!
Jさん
3人で次のイベントを話し合っていた時、「せっかくなら普段あまりやらないことをして、サロンメンバーさんと触れ合いたいね」と意見で一致したんですよね。そこでふと、「最近ボーリングやってない」となって、じゃあボーリングをしちゃおうかと(笑)。
オンラインサロンがあるおかげで、こういうダンス以外の楽しいイベントを考えるきっかけが増えた気がします。今後も、サロンメンバーさんと交流できるイベントは、定期的に開催していきたいですね。
Jさんのダンスレッスンを体験!基本の動き「ウェーブ」で多彩なムーブにチャレンジ
――ここからは、DMMスタッフさんにJさんのダンスレッスンを体験していただこうと思います。2人とも、ダンス経験があるのですよね。
DMM高橋(男性)
僕は高校大学で、ブレイクダンスをやっていました。今回はまったくダンスのジャンルが違うので、ドキドキしています…!
DMM浜川(女性)
私は小学3年生から高校2年生まで、ヒップホップダンスをしていた以来なので、だいぶブランクがあります(笑)。
Jさん
どちらも経験者なのですね!今日は、僕らのオンラインサロンでやっているレッスンをしていきたいと思っています。基本的に僕たちのサロンは、踊れない方のほうが多いので、基礎中の基礎をお教えしたりしています。
このレッスン中に100%できなきゃダメということではなく、今回のレッスンで「ダンスって楽しそうだな」と思ったら続けてもらえればなと。そういう1つのきっかけになるようなことを教えられればなと思います。
今日は「ウェーブ(身体で波打つ動き)」を使ったダンスをやっていきたいと思っています。ウェーブを、ダンスとして見せるにはどうすればいいのかをお伝えして、その後で「ルーティン(決まった一連の動作)」をお教えします。
30分後、ルーティンができていたらいいなと思います。それではよろしくお願いします
気になるレッスン内容は、ぜひ動画をご覧ください!2人のダンスがどう上達するかにも、ぜひご注目ください。
――2人とも、やってみていかがでしたか?
DMM高橋
久しぶりにこんなに集中しました(笑)。難しかったけれどすごく楽しかったです。
DMM浜川
ブランクがありすぎて、すごく難しかったです!でも、テレビで小さい頃から見ていたKoRocKのJさんと踊れて、とても嬉しかったです。
Jさん
こんな感じで、オンラインレッスンでは1つテーマを決めて踊ったりします。サロンメンバーさんの中には、ダンスを見るのが好きで入会したという方もいます。そんな方でも、レッスンに参加すると踊りへの見方が変わるんです。
実際に自分でウェーブをやってみてうまくできないと知ると、できている人のことを「すごいな」と改めて思えるようになります。そうやって、テレビに映るダンサーをすごいと思ってもらいたいというのも、レッスンをする理由の1つです。
もちろん、ダンスや運動を始めるきっかけになれば嬉しいです。本日はありがとうございました!
好きなものを語り合えるポジティブな場所に
――これから「KoRocKオンラインスタジオ」は2年目に入りますが、今後サロン内でどのようなことにチャレンジしたいですか?
Jさん
サロンメンバーさんが喜んでくれるように、KoRocKの活動を発信していきたいんですが、これがなかなか難しい。KoRocKとしての活動は、そこまで多くないので(笑)。それでも、KoRocKがイベントに呼んでいただいた時に、その経緯を発信していきたいなと考えています。最近はそうした「裏側」や「メイキング」を発信する人も増えていますから。
ただ、個人的には裏側・メイキングをメインにしたコンテンツ発信は重視したくないんですよね。
――なぜですか?
Jさん
裏側をすべて見せたうえでイベントを開催すると、「ここまでよく頑張った!」という拍手をいただけます。ですが、それだと純粋にダンスを見て感動するという体験が、薄れてしまうと思うんです。僕は裏側という影を見せないことで、光が際立つエンターテインメントもあると思っています。――裏側を見せるエンターテインメントと、見せないエンターテインメントのバランスを大切にしたいのですね。
Jさん
はい。ちなみに僕は、今の世の中は自分の意見を言いやすいからこそ、自分がいいと思ったことを発信しているようにしています。今の時代、どうしても誰かのミスに批判が集中しやすいじゃないですか。僕は毎日ブログを更新しているんですが、そこでもネガティブなことは書かないようにしているんです。
オンラインサロンで、エンターテイメントの裏側を発信する時も、「イベントの裏にはこういう人がいて、彼らのおかげでライブが成立している」とは伝えていきたいんですよね。そうした発信で、裏側にいる人への感謝が芽生えたり、自分の好きなことについて語る人が増えることで、サロンメンバーさんが幸せになってくれればと思っています。
――素敵な考えですね。
Jさん
あとは、もっとオンラインサロンを1つのコミュニティとして発展していければと思っています。僕たちの発信にサロンメンバーさんが反応するだけじゃなく、サロンメンバーさん同士がつながって、僕たちがいないところで仲良く交流できるような場所にしたいですね。
KoRocKを共通点に、「はじめまして」「いつからファンなのですか」といった会話から、仲良くなるチャンスはたくさんあると思うので。
――8月のボーリングイベントでも、そういう交流が生まれるといいですね。
「KoRocKオンラインスタジオ」では、オンラインでもオフラインでもKoRocKの皆さんを通じて、ダンスに触れる機会がたくさんあります。KoRocKを好きな方はもちろん、ダンスに興味があるけれどこれまでチャレンジできなかった方は、Jさんたちの手を借りて初めてのダンス体験を楽しんでみてください!
開設1周年記念!抽選で3名にサイン入りチェキをプレゼント!
「KoRocKオンラインスタジオ」の開設1周年を記念して、今回インタビューさせていただいたJさんのサイン入りチェキをプレゼントいたします。
この機会でしか手に入らないレアグッズ!奮ってご応募ください。
応募期間
2023年8月9日(水)~8月16日(水)
応募方法
① DMMオンラインサロン公式Twitterアカウント(@DMM_onlinesalon)とJ公式アカウント( @J_KoRocK )をフォローします。
② 該当ツイートをRTしてください。
※キャンペーン期間中にフォローを外してしまうと、キャンペーンの抽選対象外となりますのでご注意ください。
以上のフローで応募は完了です。
応募いただいた方の中から抽選で3名にJさんのサイン入りチェキをプレゼントいたします。
当選発表
当選された方には2023年9月4日(月)以降に、DMMオンラインサロン公式Twitterアカウント(@DMM_onlinesalon)からのダイレクトメッセージにて、当選通知を送信いたします。落選された方へのダイレクトメッセージの送信は行っておりませんので、ご了承ください。