またやってしまった…感情的になる原因と上手に付き合っていくコツ!

著者名ハシ ビロコ
またやってしまった…感情的になる原因と上手に付き合っていくコツ!

仕事をしているときや友人たちと会話しているとき、つい感情的になってしまうことはありませんか。カッとして怒鳴ってしまうなど、感情的になると冷静な判断力が失われがちです。そのせいで人間関係が悪化したり、落ち込んだりしたことがある人もいるかもしれません。

感情的にならないためには、いったいどうしたらいいのでしょうか。この記事では、とくに怒りを感じた場面に注目し、感情的になる原因や対処方法などを紹介します。

感情的になる主な原因

対処方法を知る前に、まずは感情的になる原因を把握しておきましょう。

ストレスがたまっている

ストレスがたまっているときは、感情的になる頻度が高くなると考えられています。仕事が忙しすぎて休息の時間がとれなかったり、生活に対する不安を抱えていたりとストレスの原因はさまざま。それぞれのストレスを解消できずにいると、普段は聞き流せる小さなことに対してもイライラしてしまうかもしれません。

ネガティブになりがち

「どうせ失敗する」、「自分はなにをやってもだめだ」のようにネガティブな思考を持つことも、感情的になる原因のひとつだと考えられています。ほかの人からなにかを言われるたびに「否定された」と思いがち。さらに過去の失敗を思い出してまた落ち込み、感情がマイナスになることもあります。こうした気持ちが積み重なると、自分や周囲にネガティブな感情をぶつけてしまうかもしれません。

感情コントロールが下手

自分の気持ちをうまくコントロールできないことも、感情的になる原因だと考えられています。たとえば怒りを抑えず表に出してばかりいると、「あの人はいつもイライラしていて苦手」と周囲から思われやすいです。すると自分自身も「周りにはイライラしている人しかいない」と感じ、さらに嫌な気持ちになって感情的になる可能性があります。

短気な性格

すぐにカッとなって怒る場面が多い人は、短気な性格が原因で感情的になっている可能性があります。気に入らないことがあっても我慢することが苦手なため、即座に伝えて自分の望んだ結果を得ようとしてしまうのです。

プライドが高い

プライドの高さも感情的になる原因のひとつです。たとえば「自分のほうが上手な進め方を知っているはずだ」、「部下に口出しされたくない」などの考えを抱いている上司は、部下からよりよい方法を提案されたとしても感情的になり突っぱねてしまう可能性があります。

精神的に余裕がない

感情的になるときは、精神的な余裕が失われている可能性があります。精神的に余裕がない人は、不機嫌になりがち。そのため自分の機嫌を直そうとして、攻撃的な態度をとってしまうのです。中には店員に怒鳴り散らして謝らせることで「自分のほうがえらい」と優位性を実感しようとする人もいます。

思うようにいかない

思い通りに物事が進まないときも、感情的になりやすいと考えられています。たとえば育児をしているとき、子どもが言うことを聞かないためイライラがつのり、大声で叱ってしまうこともあるでしょう。会社でも複数人で進めているプロジェクトが行き詰まると、部下や同僚のせいにして怒ってしまう人もいます。

 (参考:マイナビウーマン│感情的にならないための10の方法! 原因やおすすめの本も紹介

感情的になって失敗する危険性

感情的になると、仕事や私生活などさまざまな場面で失敗してしまうかもしれません。

感情のままに人と接していると、どうしても起伏が激しくなりがち。すると周囲から「話しかけにくい」、「喜怒哀楽が激しすぎて疲れる」と思われる可能性があります。

感情的になると冷静な判断も難しくなるため、仕事の失敗を部下に押しつけたり、家族に怒鳴ってしまったりする人も。こうした行動ばかりしていると、部下の不満がつのり退職者が増える、家族関係が悪化するといった事態が発生する危険性があります。

(参考:リクナビNEXTジャーナル│「すぐカッとなり感情コントロールができない…」職場で役立つ感情コントロール法とは?

中島由利子 メンタルコーチリコ - メンタルコーチRICOの人生あげテクサロン - DMMオンラインサロン
中島由利子 メンタルコーチリコ - メンタルコーチRICOの人生あげテクサロン - DMMオンラインサロン幸せな人生を歩みたいすべての女性達に  メンタルコーチの膨大な経験と個人的な恋愛経験も織り交ぜて 軽快にお伝えし、皆様と極楽な人生を歩むサロンです。 最強メンタルで最高な人生を♪
lounge.dmm.com

感情的になったと感じたらすべきこと

感情的になることを防ぐための手段は多数あります。怒りたくなってしまったときもすぐに感情を外に出さず、以下の方法を試してみると心が落ち着いてくるはずです。

深呼吸する

怒りなどマイナスの気持ちを感じたときは、その場で深呼吸してみましょう。ゆっくり呼吸して数秒待っているうちに、感情が少し落ち着くはずです。

6秒時間を置く

感情的に行動する前に、6秒数えてみましょう。すると気持ちが次第に収まり、「怒るほどでもないか」と思えるようになるはずです。

怒りの感情をコントロールするアンガーマネジメントでは、「怒りのピークは6秒」と考えられています。この6秒間で「怒る必要はない」と自分に言い聞かせることで、感情的になる事態を防ぐのです。

俯瞰する

主観的に物事を見るのではなく、全体を俯瞰するように広い視野で眺めてみましょう。すると相手がどう思うか、感情的になった場合なにが起こるか、自分の態度は悪くないかなどを客観的に考えやすくなり、気持ちが収まってくるといわれています。

感情を紙に書き出す

不満などは頭の中だけで考えず、実際に紙に書くと感情が落ち着くといわれています。書き出してみると、思っていたよりも怒りの原因は少ないかもしれません。この対処方法は、自分が置かれた状況を客観視するときにも役立ちます。

(参考:CanCam.jp│大切なのは6秒間?怒りをコントロールするアンガーマネジメント

ゆっくり話す

怒りに任せて早口でまくし立てず、ゆっくり話すことも感情的にならない方法のひとつです。穏やかに話しているうちに、高ぶっていた感情が次第に落ち着いていくといわれています。

価値観の違いと割り切る

感情的になりそうなときは、自分と相手は価値観が違っていて当たり前、と割り切ってみましょう。自分を完璧に理解してもらえると考えていると、「どうしてあの人は私の気持ちをわかってくれないのだろう」、「なぜ否定されるのだろう」と不満を感じやすくなってしまいます。自分の考えが100%正しいわけではなく別の価値観を持つ人もいる、と意識しておけば、感情的になる場面が減るかもしれません。

(参考:まいにちduda│いっときの感情に流されない! 即席・感情コントロール術で人間関係を円滑にする

感情的にならないためにできること・気をつけたいこと

感情的になるクセを治したい、と思っている人は、日常生活を少し見直してみるといいでしょう。新たな視点を取り入れる、心身ともにゆとりのある状態にするなど、4つの手法を紹介します。

アンガーマネジメントを学ぶ

とくに怒りの感情を抑えたいと思っている人は、アンガーマネジメントを学んでみるといいでしょう。

アンガーマネジメントはアメリカで開発された心理トレーニングで、怒りを制御する手段としてビジネスの場面でも注目されています。数々の手法があり、上述した深呼吸や6秒時間を置くルールも代表的なアンガーマネジメントです。ほかにも怒りの原因から距離を置くこと、怒りそのものを考えないようにして目に見えるものや聞こえるものだけに意識を集中させる、などの手法があります。

アンガーマネジメントは短期間で身につく習慣ではないため、トレーニングが必要です。日常生活の中で意識して、くり返し実践してみましょう。

時間のゆとり=心のゆとりを持つ

ゆとりある生活も、感情的になることを防ぐ手法のひとつです。時間的なゆとりが生まれれば、心のゆとりも生まれると考えられています。スケジュールが詰まりすぎていないか、自分の時間がきちんと確保できているかなどを改めて確認し、ゆとりある生活の実現をめざしてみましょう。

ストレスを抱えたままにしない

ストレスがたまったらこまめに解消することも、感情的にならないためには大切だと考えられています。ご褒美にスイーツを食べる、旅行をして気分転換をする、など自分なりのストレス発散方法を用意しておくといいでしょう。

日頃からストレスがたまりすぎないような行動を心がけておくことも対策のひとつ。たとえば仕事が多すぎて悩んでいるときには、好きな作業から手をつけたほうがストレスをためにくいと考えられています。

休息をきちんと取る

感情的になることが多いと感じたら、思い切ってしばらく休んでみましょう。疲れた状態で仕事などをしていても、ミスをしやすくなりイライラが増してしまうかもしれません。睡眠時間をきちんと確保する、ゆっくり読書をするなど、好きな方法で休息を取ると気持ちが落ち着くはずです。

(参考:ユーキャン│感情コントロールするための7つのポイント|感情のコントロールが難しい原因とは?

まとめ

気に入らないことがあるとすぐに怒鳴ってしまうなど、感情的になる人は周囲から敬遠されがち。ときには仕事や人間関係に悪影響を及ぼす危険性もあります。感情的になることを防ぐためには、ストレスの原因や自分の性格などを知り、適切な対策をしておくといいでしょう。どうしても怒りの感情があふれそうなときは深呼吸するなど、簡単にできる対処方法もあります。日頃から休息をきちんと取ったりアンガーマネジメントを学んでみたりと、自分に合った対策をして感情をうまくコントロールしてみてはいかがでしょうか。

メンタルトレーナー古山有則 - メンタルトレーニングジム「KOYAMA」 - DMMオンラインサロン
メンタルトレーナー古山有則 - メンタルトレーニングジム「KOYAMA」 - DMMオンラインサロン【体験型】のメンタルトレーニングジムです。自己肯定感を高めることを目的としたオンラインサロンになります。 週に1回zoomを利用したトレーニングと日々の自己肯定感を高めるメソッドを提供します。
lounge.dmm.com
  • CANARY オンラインサロンから、アイデアとヒントを。
  • DMMオンラインサロン

RANKINGランキングランキング一覧

KEYWORDキーワードキーワード一覧