ダイエットやボディメイクなどの目的で筋トレを始めてみたものの、なかなかモチベーションが続かず、結局三日坊主になってしまったという経験はありませんか?
では、筋トレのモチベーションを保ち続けるためには、どのようなことに取り組めばいいのでしょうか?この記事では、筋トレのやる気を高めるコツ10選を紹介します!
フィットネスジムに入会する
時間やコストをかけずにすぐ始めることができる自宅トレーニングですが、取り組めるトレーニングの種類が限られるため、次第に飽きを感じてモチベーションが低下してしまう場合があります。
一方、フィットネスジムにはダンベル、バーベル、筋トレマシンなど多くのトレーニング器具があるため、目的や気分に合わせて様々なトレーニング種目を選ぶことが可能。
さらに、フィットネスジムによっては、専門のインストラクターやトレーナーが在籍している施設もあるため、マシンの使い方や特定の部位の鍛え方などを直接専門家に教わりながら、楽しくトレーニングを続けられることもメリットのひとつです。
(参考:RETIO BODY DESIGN│筋トレのモチベーションを上げる9の方法!)
習慣化させる
筋トレを長く継続し、習慣化することもモチベーションの維持につながります。
筋トレは効果を実感するまでに長い時間がかかるため、時間をかけて徐々に筋肉を鍛えていくことが重要です。ジムへ通う時間を確保したり、自宅でのルーティンにしたりと、無理のない範囲で自分のライフスタイルのなかに筋トレを行う時間を組み込んで、習慣化させてみましょう。
短めの期間で目標を立てる
習慣化と合わせて取り組みたいのが、筋トレの目標を定めることです。特に筋トレに慣れていない人の場合は、「短期間でできる小さな目標」を立てましょう。
年内にベンチプレスを100kg上げる、夏までに体重を20kg落とす、といった長期的な目標やハードルが極端に高い目標を掲げると、かえってストレスが溜まり挫折しやすくなってしまいます。
そこでまずは、10分間1種目だけトレーニングをする、毎日腕立て伏せを10回やるなど、短期間で達成しやすい目標を作り、それを達成できるようになったら、徐々にハードルを上げていきましょう。小さな成功体験を積み重ねていくことで、モチベーションを維持できるようになるはずです。
筋トレ動画や画像でなりたい自分をイメージする
憧れのスポーツ選手や理想の芸能人をイメージすることも、モチベーションを上げる方法のひとつ。
最近では、YouTubeなどでトレーニング系の動画を公開している「筋トレYouTuber」や、ダイエットの情報をアップする「ダイエットYouTuber」が増えています。さらに、InstagramなどのSNSで、同じようにトレーニングに取り組んでいる人が画像や情報を発信しているため、理想的なスタイルを持つユーザーをフォローするなどしてトレーニングの励みにしましょう。
トレーニング中のプレイリストを作る
音楽のリズムに乗りながら行うトレーニングや、BGMとして音楽が流れているジムがあるように、筋トレのモチベーションを高める上で「音楽」は非常に効果的です。自分の好きな楽曲を集めて「筋トレ用プレイリスト」を作成し、音楽を聴きながらトレーニングに取り組んでみてください。
トレーニングウェア・アイテムを一式揃える
自分好みのトレーニングウェアや筋トレアイテムを一式揃えるという方法も、モチベーションを上げるのに効果的です。
トレーニングウェアを選ぶ際は通気性やストレッチ性などの機能面のほか、ブランドや見た目、カラーにも目を向けてみましょう。加えて、次に紹介するような筋トレをサポートするアイテムがあると、トレーニングの質を上げることができます。
リストストラップ
ダンベルやバーベルなど使う筋トレでは、鍛えたい部位の筋肉よりも「握力」の方が先に限界に達してしまうことは少なくありません。そこで、握力を補助する役割のあるリストストラップを使用することで、トレーニング器具を安定してコントロールできるようになります。
トレーニンググローブ
トレーニンググローブは手のひらを保護すると同時に、筋トレマシンを握る際にグリップ力を向上させる効果も期待できます。ダンベルやバーベル、あるいはトレーニング器具のグリップを握り続けていると、手のひらにマメができ、その痛みでトレーニングの効率が落ちてしまうこともあるため、トレーニンググローブを着用してマメの発生を防ぎましょう。
トレーニングベルト
スクワットやデッドリフトなど、負荷の高いトレーニングを行う場合にはお腹周りの安定性が不可欠。トレーニングベルトには、お腹周りを安定させて体勢が崩れることを防ぐ役割があるため、ケガを予防しつつより負荷の高いトレーニングに取り組めるようになります。
ワイヤレスイヤホン(ヘッドホン)
ジムでコード付きのイヤホンを使用すると、コードがトレーニング器具などに引っかかって大変危険です。そのため、ジムでの筋トレ中に音楽を聴いて集中力を高めたい人は、ワイヤレスイヤホンを使用すると良いでしょう。
プロテイン・サプリメントを買ってみる
栄養補助食品であるプロテインやサプリメントをうまく活用すれば、筋肉を成長させる上で特に欠かせない「たんぱく質(アミノ酸)」を手軽かつローコストで摂取することができ
ます。これにより、トレーニングの効果をより実感しやすくなるため、毎日の体の変化を楽しみながら、筋トレのモチベーションを維持することができるでしょう。
とは言え、体づくりに最も重要なのは日々のトレーニングと十分な睡眠、そしてバランスの取れた食事です。プロテインやサプリメントは、あくまでも筋トレの効果を高めるための補助として取り入れるようにしてください。
(参考:MORINAGA│かんたん、わかる!プロテインの教科書)
誰かと筋トレをする
一緒にトレーニングに励んだり、成果報告などを共有しあったりできる仲間がいると、筋トレのモチベーションを高めることができます。また、一人ではなかなか長続きしないという場合でも、仲間と前もってトレーニングの日時を定めておくことで、習慣化させることができるかもしれません。
筋トレで得られる効果を書き出す
自分の身体の変化は、意外と自分では気づきにくいものです。そのため、実際には筋トレの成果が出ているにもかかわらず、モチベーションが低下して筋トレを辞めてしまうケースもあります。
そこでおすすめなのが、自分の成長を実感できるように日記やアプリなどを使用して筋トレで得られた効果を書き出すことです。
「最近、二の腕が細くなってきた」、「体組成計に乗ったら、筋肉量は増えたけど体脂肪が落ちていた」、「ウエスト周りが痩せてきた」、「筋トレでしっかり運動した分、ちゃんと栄養のあるものを食べる習慣が身についている」など、成果を文字に残して視覚化することで、トレーニングの成果を感じつつモチベーションを向上させることができます。
休むときはちゃんと休む
筋トレの習慣化を達成しても、とにかく毎日必ず続けなければと躍起になって、気付けば筋トレを行うこと自体が大きな負担になっていたと言うことも少なくありません。無理して筋トレを行うと、疲労感が抜けず体調を崩したり、コンディションが悪くトレーニングへのモチベーションが上がりにくくなったりといった悪影響があるため、身体に違和感がある際はしっかり休むようにしましょう。
(参考:be LEGEND│【ご安心ください】筋トレを休むのが怖いあなたへ)
筋トレは健康の維持にも身体づくりにも効果的です。しかし、慣れないうちは筋トレを続けることを億劫に思ってしまうこともあるでしょう。そんなときは、今回紹介した10個のコツを参考に、モチベーションを維持しつつ、楽しみながら筋トレに取り組んでいきましょう。